大雪そして米余り

今日も札幌付近は、朝から時々激しい雪の降る天気となり交通機関は高速道路・鉄道などが通行止めや遅れ、間引き運転等で混乱していました。そうした中午後から農業振興議員連盟主催で今年度から改訂される水田利活用対策について、農政部から改めて説明を受け、その後各地で議員が農家から受けた質問や意見として活発に交換されました。3白と言って、米と砂糖と牛乳の北海道にとっても主要農産物となるものが余っていることが問題となり、特に米については長く減反など生産調整を行っており、それに関する補助金のあり方について会計検査院からの指摘もあり、10年ぶりに見直すことになったものです。

コロナ休暇

コロナの拡大が止まらない。オミクロン株の感染力の強さは半端ではないことは、家庭内に入ったりするとほぼ家族全員に感染が拡がってしまうことでも解ります。今日も根室管内で新たに陽性が発見されたのは各町の医療機関の発熱外来に検査にきた人たちで、その数は17人に及ぶということでした。2月初旬にはピークアウトすると予想されては居ますが、それまでどれくらいの陽性患者が出るのか心配なところです。8月のデルタ株がおよそ3ヶ一杯くらいはかかるかも知れないということになります。一杯くらいはかかるかも知れないということになります。どうか一日も早く終息するようと祈ります。

日ロ交流

午後日ロ地域姉妹都市交流年開会式が開かれ関係議員として出席しました。2019年から2021年の3年間を日ロ交流年とし、その一環としてこの姉妹都市交流年が設定されていましたが、新型コロナの影響でweb以外での交流が出来なくなっていて、22年まで期間を延ばして実施することになったものです。地方都市同士の姉妹都市提携は全国に多くありますが、こうした国同士にこだわらず地方都市レベルや人と人のつながりは、直接の利害を超えて必ず相互理解に結びつき、何か事あるときに必ず衝突を防ぐ..割を果たせると信じています。これは関係の悪化している日韓関係にも言えることだと思います。(中国はすこし・・)  

予算協議大詰め

今月中にほぼ決まる北海道の令和四年度予算案について、夫々の担当と直接折衝していたものを何とか実現するための財政局長や部長などとの折衝が行われています。私は教育振興議員連盟の役員として、公私の負担の格差が大きい中学、高校と幼稚園への管理運営費助成の引き上げについて、角谷会長代行、笠井幹事長とともに北海道の教育についての姿勢を訴え、その引き上げを求めました。角谷会長代行は自らも幼稚園を運営している立場もありながらも、こうして毎年わずかな数字を引き上げるのではなく、そろそろ北海道の将来を担う子供達の教育をどうするかをしっかり打ち出し、その中で今の北海道の財政状況ではこれまでしか出来ないとして理解を求めるべきで、国からの交付金だけでなく北海道からの支出も行うべきだとの意見が、どのくらい部長の心に響いたか、結果が待ち遠しくなります。

またも訃報

2便で出札し議会に着くと、川尻先生が亡くなったと聞かされました。一昨年くらいから時々議会を休むことがあり、肺気腫という肺がんの一種だと聞いていましたが、抗がん剤の効果もあり昨年夏頃にはもう大丈夫と思うくらいに回復していたので安心していました。そのころ、在札幌韓国領事が前の年末の交代したので挨拶に行こうと、議会の超党派で結成している日韓親善北海道議会議員連盟会長の川尻先生、先生から指名を受けてなっていた幹事長の私、そして清水拓也事務局長と3人で韓国領事館に表敬訪問に行ってきました。本来なら各会派の議連役員と行くところですが、コロナ禍と言うこともあり、自民党だけでの訪問でした。そこでは先生は嘗て行ってきた「キムチ祭り」のことを懐かしそうに語り、コロナが終息したらできるだけ早くその祭りに行って、韓国の人たちと一緒にキムチ作りをして親善を深めたいと言われていたのに、果たせぬままに逝かれてしまいました。昨年7月に突然逝去された竹内先生に続く訃報で、残念な限りです。

全て中止

コロナの急拡大で、このところ予定されていた殆どの行事が中止になっています。まんえん防止措置も発動されることになっており、再びサービス業が苦境に陥ることになりそうで、折角経済が回復基調になっていたところに水を打つことになりそうです。酒を出さずに時短に応じる店には一日3万円から7万円の保証金が、第3者認証を受けている店がお酒を提供して9時まで営業する場合は2万5千円からと、減額になるが、この時間帯やはり酒を提供した方が売り上げが上がるという事業者は選択できることになるなど、多少選択が出来る事にはなっているが、仕入れ先などにも影響が出ることを考えると、早く終息に向かっていかなければと痛切に思います。

連続記録

オミクロンは今日も陽性者の数が高値安定とも言うべきか、1500人台を続けている。特に釧路市での陽性者が連日100人越えとなっており、札幌市での増加と併せて気になるところです。今回のオミクロン株はやはり感染力が強く、家族の中で一人感染するとほぼ家族全員に拡がってしまうと言う事例が多く、拡大に歯止めがかけにくいことも案じられます。国会ではワクチン接種の遅れや、医療体制の確保など厳しく追及されていますが、これほど急拡大すると誰が予想できたかを考えると難しい問題です。救いは重傷者が少ないこと。北海道では未だにゼロとなっています。中等症も少なく、殆どが軽傷と無症状なのは、感染力が強い割に症状が弱いため、ほぼインフルエンザ並と言っても良いかと思います。

私学助成

北海道予算を決める時期となり、教育振興議連として私学助成についての方針や、要求金額などを決める幹部会のため議会に出ました。政策審議会や、政調会長などはこの時期議会に詰めており、様々な予算の折衝などに当たっていますが、自主財源の少ない北海道はなかなか要求に応えられない事が多く、双方とも苦慮しています。決算特別委員会で私が質問したように、何故公費負担が、私学と公立ではこんなに違うのかという疑問に明確に答えられるものがありません。運営費補助や学費補助があり生徒負担の格差は縮まっては居るというものの、依然として大きすぎることの是正をすべきなのは言うまでもありません。27日に今度は担当者との折衝をすることにしました。同じ教育に関することなのに国は文科省だけ、北海道など都道府県は教育委員会と総務部学事課に分かれていること自体おかしいとも思います。

このまま・・・

また新型コロナのはなしですが、全道での感染者が、何とか1500人台で踏みとどまっていると言うことで、どうかこのままピークアウトしてほしいと願っています。とは言いながら、釧路市では99人とやはり急拡大していて、つい先日根釧では35人を超えたと報道されたのが懐かしいほどで、今日は両管内で100人を超えてしまいました。しかし、全道では何とか1500人台で持ちこたえておりこのまま減少に向かっていってほしいという願いが届きますように、と祈ります。道は蔓延防止重点措置地域に指定するよう国に要請する方針を示しましたが、飲食業界には再び厳しい自粛を求められますが、支援も受けながら何とか乗り切ってもらいたいものです。

選択的夫婦別姓

性の多様性議論では、LGBTQと言われる性認識や、性向の多様化を求める議論があり、これについても賛否両論があって、最近ではこれを認めるという意見が多くなっています。私は両手を上げて賛成とは言えないまでもある程度は認めるしかないかと思います。もう一つ、選択的夫婦別姓の制度を確立すべきと言う意見が有り、これは少子化の中で家の存続を願う人たちや、女性が仕事を続ける上で、結婚によって姓が変わると継続性が失われるなど、様々な不都合が生じるためというのが理由で、法律上結婚後は男女どちらかの姓を名乗らなければならないというのは憲法で定めた人権の平等性に反するという事で訴えもあります。私も多様な姓を持って仲良く暮らしていた家族を知っているので選択的であればあっても良いのではと思っていましたが、親と姓が違うことでいじめの対象になったり、いちいち説明をさせられて登校拒否から閉じこもりになったような例を聞かされると、そう簡単ではないと思うようになりました。(簡単には結論は出ませんね)