オリンピック選手を巡るツイッターなどのコメントで誹謗中傷の投稿が問題化しています。オリンピック関連だけでは無く、この様な誹謗中傷投稿は問題です。人種差別的なことや、競技の結果など、ひどい言葉で誹謗中傷している投稿はサーバーで直ちに削除すると良いのですが、表現の自由やいちいちチェックすることもできないと言うことで簡単では無いようです。しかし、ツイッターのようにハンドルネームで登録できて、姿を見せないで誹謗中傷するのはとても卑怯なことですし、立派な犯罪です。大坂なおみが3回戦で突然崩れたのもこの影響が合ったのではと思われます。他人の心を傷つける投稿には、厳しい法的措置が必要です。
月: 2021年7月
期待と結果
水泳男子やバドミントンなど、メダル獲得を大いに期待された選手たちが、意外とも言える敗退をしています。昨年予定通り開かれていればこんな結果では無かったかもしれないと思われる水泳選手は多分コンデション調整が合っていなかったのではと思えます。金メダルを期待されたバドミントンは、男女ペアダブルスで銅一つの結果でしたが、自国開催、そして金メダルが当然というような期待の重圧などが微妙に動きに影響したのでしょう。世界トップの選手が集まる大会ですから、そうした微妙なことでも勝負に係わるのでしょう。期待通りの結果を出すことがいかに難しいかを象徴するような結果です。一方で新競技のスケートボードのように若者が期待の重圧も無くあっさりと金メダルを取ったように、無欲の勝利も見られて、国の代表としてのオリンピックは難しいものだとつくづく思います。
オリンピックを見て
賛否の分かれたオリンピック開催ですが、いざ始まって日本選手の活躍に触れると、コロナで落ち込んでいる気持ちが変わってくるように思います。一年延期になり、目指していたものが消えたときの喪失感を味わった選手が気を取り直し、調整をし直して国の代表として必死で戦う姿は、単なるスポーツの大会を超えたものがあるように思えます。やはりオリンピックは4年に一度、国を代表して武器では無くスポーツで戦う、その間は戦争状態にあるところでもそれを中断して、と言うところに平和の大切さを見直すと言うオリンピックの理想を改めて考えると良いと思います。
移動祝日
我が家の暦ではまだ19日が海の日、で祝日のままですが、オリンピックに合わせた祝日法の改訂で、昨日が海の日、今日はスポーツの日となっていることに気がつきました。昨日はそれを忘れて、いつもは開いているはずのところへ行くと、真っ暗で自動ドアも開かず。はて?と考えてから気がついた次第。遅まきながら自宅へ帰ってから国旗を掲揚しました。オリンピックの開会式などで混雑するのを防ぐためや、ゆっくり開会式を見ることができるようにという配慮だったはずでしたが、残念ながら無観客になりました。それでも世界トップの選手たちのせめぎ合いは様々な感動を呼ぶはずです。そして、コロナと闘う勇気ももらえるはずです。グチグチ言ってないで観戦を楽しみましょう!
コロナ・オリンピック
懸念や反対の声もある中、オリンピックが実質的にスタートした。昨日は女子のソフトボールとサッカーの予選があり、ソフトボールはコールド勝ち、女子サッカーは1対1の引き分け。そして今日は男子サッカーもスタートし、明日の開会式でいよいよ本格的に東京2020オリンピック入りとなります。一方でコロナもじりじりと陽性判明が増えてきて、今日の北海道は前日比22人増の140人、東京では1900人と急増してきました。増加する新型コロナ感染者では、70歳以上の感染者が大きく減り、20代、次いで30代など若い人中心に広がっているとされています。ワクチンの接種効果が現れている証拠と思われ、早く若い人たちにも接種が行き渡るよう全力を挙げるべきと思います。
コロナ自粛はオリンピックのため?
オリンピックがいよいよ間近になってきましたが、未だにオリンピックをこの様な状況下で開催することに反対の意見が多く聞かれます。コロナ自粛で大変な思いをしている事業者からは、オリンピックやる暇があるならコロナを抑えることにその精力を使えという声もあります。政府がオリンピックで政権の支持を確保しようと無理矢理開催しようとしている?しかし、と私は思うのです。コロナを抑えようと自粛を求めているのは一人でも感染者となる人を減らしたいという思いからでは無いでしょうか?言ってみればみなさんの命を守ろうとしているとは思えないのでしょうか。長引く自粛でストレスや不満がたまっているのは分かりますが、八つ当たり的批判では解決できないと思うのです。緊急事態宣言がオオカミ少年になっていることを懸念しています。
選対本部
札幌で道連役員・選挙区支部長・道議会議員の合同会議があり、出席しました。選対本部は道連はるみ参議院議員を本部長として、道連役員がそれぞれの役職を分担する組織構成としました。先ずは衆議院議員選挙に勝つことが最大の使命ですが、その後来年夏に行われる参議院議員選挙についても3議席中2議席をとると言うことを確認し、現職の長谷川岳氏を一時公認した経過説明もありました。通常、現職や、前回の高橋元知事のように知名度の高い候補が居る中で、もう一人の候補を立てて2議席を獲得しようというのは非常に無理があることが分かっていながら、先行して現職の一時公認をすることにどれほどの意味があるのか疑問に思います。
戻ってきた乗客
明日の自民党道連と道議会議員の合同会議のために最終便で出札しましたが、一便減便しているせいでもあるでしょうが、飛行機が満席近い状態となってきました。空港では観光客と思われる人たちも多く、ビジネス関係の人たちも解除を待っていたかのように動き出したものと思われます。人の移動が経済の活性化にもつながることは確かです。一日も早く感染のことを考えずに人が動き回れる日の回復のためにはやはりワクチンの接種率が高まることが一番のようです。既に接種を終えた高齢者や医療関係者の中に感染が広がらないことが何よりの証拠です。
観光の苦境
新型コロナが治まらない。いつもの年なら、観光客が列をなしている花観光のメッカとも言える富良野、美瑛方面も閑散としています。緊急事態宣言の下ではしっかり減少してきて、もう一歩ではあるけれどもう解除しても大丈夫として、まんえん防止特別措置も解除になったけれど、人の動きが活発になるとまた増加ということの繰り返しとなっています。元々人が少なく感染機会の少ない田舎はまだしも、東京や札幌のような人口が多く、それだけ感染者数も多い都市では人の動きも活発で感染機会も多いのが当然で、自粛を求められる事業者の不満は分かりながら、その解除は再び感染の拡大・強硬措置の繰り返しとなることも確かです。地方の観光などの苦境もそこに源泉を発していることも思うべきでしょう。
大臣の首を?
西村大臣が感染の再拡大のために自粛要請に応じない飲食事業者や、そこにお酒を下ろしている酒店に、金融機関や行政から指導するよう依頼したと言うことが明らかとなり、事業者などから反発があったことで、国会の議運委員会で野党の追及が有りました。国の対策本部の役人がなんとか感染の拡大を抑えたい一心で提案したことのようですが、大臣はその最高責任者として行き過ぎを陳謝し、その呼びかけを取り消すことを表明しました。委員会では立憲民主の議員が「責任をとっておやめになってはいかがですか」と発言していましたが、大臣の首を取ってコロナの感染が治まるのなら大臣は喜んで辞任するでしょう。苦しくても結果を出すのが責任あるものの立場だと国民のみなさんには理解して欲しいものです。