今日も最高

感染者の拡大が止まりません。今日の陽性者発表は727人でこれまでの最高となっています。その中でも、石狩管内で127人を含め、札幌以外では300人を超えたことが、札幌から地方への拡大の実態を反映していると思えます。ゴールデンウィークの人の移動からこれほどの拡大となるのは変異株の感染力の強さなのだと言われます。変異株は重症化する確率も高く酸素吸入を必要とする感染者も増えており、更に療養期間も長くなる傾向が強いとされ、医療現場での逼迫度が増しています。人が動かなければ経済が動かないのですが、また感染も拡大するというジレンマもあります。

業者の苦悩

秋鮭が毎年最少記録を更新しています。不埒な言い方ですが、コロナが毎日最高記録を更新し続けているのとは正反対のことです。原因はよくわかっていませんが、海洋環境が変わってきていることが大きいのかもしれません。今頃は稚魚の放流を終える時期ですが、この稚魚の回帰率を上げるための方策を漁業者側も考えて一時的に養殖できる施設を試験的に設置しようとしています。そのほかの魚もそれなりに漁があるのですが、値段も安くやっぱり鮭が復活してほしいという期待も大きいものがあります。

緊急事態宣言の効果は

月曜日、火曜日は比較的少ない陽性者数でしたが、今日は600人を超えて発表されました。なかなか思うようには効果が出てこないことに落ち込んではいられませんが、ゴールデンウィークに地方へ持ち込まれた変異株の感染力に自粛の効果が追いつかないのが現実です。老人施設等へのワクチン接種がかなり進んできましたし、65歳以上の高齢者への接種も始まりました。まだまだ人口の大半を占める、動かずにはいられない労働年齢のみなさんへのワクチン接種がある程度行き渡るまでには時間を要しそうで、オリンピックまでに相当の数字を落とすことは難しいという見方もあります。ナントカオリンピックをやろうよと言う雰囲気にはならないものでしょうか?

久しぶりゼロ

振興局長から新規検査陽性者の連絡電話が入る(途中からメールに切り替えました)毎日が続いていましたが、今日のメール連絡は久しぶりに根室管内の新規陽性者が無かったとのことでした。ただ、道の発表は確認してからとなるので公式発表は14日に陽性が判明された一人となっています。4月下旬から続いていた感染のつながりがこれで絶たれることになれば中標津町が独自に発した緊急事態宣言が生きることになります。道議会での自民党コロナ対策本部会合で私が主張した、すでに蔓延防止重点措置という地域限定の措置ですむ事態ではないということが、14日に政府の突然の緊急事態宣言切り替え表明で受け入れられた形になりました。事態は刻々と動いています。

ワクチン接種

14日帰宅すると中標津町からワクチン接種券が届いていました。事務所に行くとこのことが話題になって、電話よりインターネット予約の方がスムーズにできるとのこと。帰宅して早速インターネットで妻の分と一緒に申し込み画面を開いて打ち込みました。確かに指示通り記入していくと最後に接種可能日カレンダーが出てきて、平日は殆ど満杯で、土日に空きがあるので29日土曜日11時で申し込み。完了ボタンをクリックすると第二回目が6月19日土曜日と表示され申し込み完了。なるほど簡単でした。ただなぜか妻の名前が「ナカツカサナカツカサ」と二重になってしまっていて、修正ができません。まあ大丈夫でしょう。

緊急事態宣言

政府は今朝、これまでの方針を一転して北海道にも緊急事態宣言を発することになりました。昨日の北海道議会で知事は「緊急事態宣言を要請するべき」という質問にあくまでも「蔓延防止重点措置」にこだわり、石狩管内、小樽市、旭川市に重点措置を拡大する方針を示したばかりでした。しかし、そのりんじぎかいが終わり近い頃、札幌市だけでなく全道的にこれまでの最大の700名を超える感染者が明らかになったことが判明し、知事も政府も考えを変えたと思います。「蔓延防止重点措置」は札幌市に限っていえば緊急事態と同様なのですが、やはり「緊急事態宣言」に比べるとインパクトがよわく、「注意」程度にしか受け取られなかったことがゴールデンウィーク中に全道にウィルスを運んでいった原因のように思います。

臨時議会

新年度第1回の臨時議会となりました。議案は蔓延防止措置の発動に関しての札幌市が時短措置や営業休止で事業者に支払う支援金の道負担分の補正予算についてです。9日に決定された北海道を対象とする蔓延防止措置は、その原因となっている札幌市での感染拡大を防がなければ、北海道全域での感染拡大を抑えられないということですが、この発動をした段階では既にゴールデンウィークに地方へ感染が広がってしまっているため、私たちは片手落ちとの感を否めません。そうした思いが強いため、各会派の追及も厳しく、道とのやりとりが難航し、今日は午後7時までかかるとの見通しです。

感染拡大

札幌を起点として北海道全域での感染が拡大しています。これまで殆ど無かったと言って良い根室管内でも、4月下旬から中標津町での感染判明が続き、更に標津町でも特別養護老人ホームでのクラスター発生など、既に受け入れ病院となっている中標津町立病院では、軽症者や無症状者は保健所の指導で自宅療養をするなどの措置をし、医療、人口あたり感染者数など全ての項目で、レベル4を超えており、中標津町が独自で緊急事態宣言を発令し、休業要請に応える事業者に20万円の支援金を支払うことにしましたが、この様な支援を必要とするのは全道に広がっていると思われます。