ふるさと納税をめぐる国との裁判で、泉佐野市が勝訴したと報じられています。返礼品が過大、もしくは地場産品に限るという国の方針を無視して全国一のふるさと納税を集めたと注目される中、ルール違反という事で国が昨年度からの対象自治体から外し、寄付者がふるさと納税控除を受けられなくなったため市が国を相手取って訴訟を起こしたものです。勝訴したとはいえ、ふるさと納税の趣旨をゆがめたことには変わらないと私は思います。たとえ返礼品が30%を超えたとしてもそれが地元産品なら地域振興とつながっていることで容認できるかもしれませんが、他県産品やアマゾンの商品券までとなると矢張りふるさと納税の趣旨に反すると思います。ふるさと納税は通販ではないのです。今後の動きに注目です。
月: 2020年6月
久しぶりに
太陽の出ない日が続いていましたが、今日は朝から雨や霧がなく、昼近くには青空とともに太陽も顔を出しました。作物は正直なもので、黄色味を帯びてきていた飼料用トウモロコシは夕方には緑色に近い色に変わってきました。声を潜めていた蝉も短い命をつなぐために一斉に鳴きだし耳の中で響き渡るほどです。この時期、この地方はいつもこのような天気でしたが、近年は晴れまたは曇りの日が多くなってきており、今年のようなじめじめした日が続くのは久しぶりかもしれません。天気には勝てません。
マスクいつまで
コロナウィルス感染症拡大防止で「新しい生活スタイル」が提唱され、他人へ感染させない配慮という事でマスクをするという事もほとんどの人たちが実行しています。北海道では今日は19人の感染が確認されました。ただ、そのほとんどは飲食店カラオケ関連の人たちでした。市中感染を防ぐというためのマスクでしょうが、そうした市中感染が本当に問題となるくらいあって、それを防ぐ効果が本当にあるのか疑問に思います。空気感染など問題にならないことはわかって居ながら、外を歩く時でもみんながマスクをしている姿は、非科学的な同調としか思えません。こんな異様な光景は社会を疑り深いものにしかしないと懸念します。
降り出したら
止まない雨はないというけれど、このところエゾ梅雨と言っても良いほど雨が続いています。ほぼカラカラ天気と言えるくらい雨の少ない日々が続いていましたが、丁度牧草収穫が始まったころから時々降り出し、昨日・今日は雨が降り続く展開。一雨欲しいと言っていて、久しぶりに降った時「いい雨だ」とほめたのが悪かったのか、癖になったようです。今年も良いエサが確保できるように、早くご機嫌を直して太陽を出してほしいものです。
昼カラ
札幌市での感染者がようやくゼロになったと一安心と思ったら、今度は小樽市でカラオケサークルのクラスターが発生し、昨日は9人、今日は6人の感染者が出ました。詳しい経過は発表になりませんが、札幌市での昼カラオケ喫茶関連の感染者の濃厚接触者として検査をしたことで、このように一度に多くの方が感染者として明らかになったのでしょう。小樽市によると、こうして15人が感染者となるとその周辺の濃厚接触者が増えることになり、専門家も含めた特別対策チームの結成が必要になります。今日もここ以外からは感染者が出ていないことはこれまでの収束に向けた各方面の努力が実を結んでいる証拠。あと一歩です。
食と観光産業支援
北海道の主要産業である食関連と、観光関連事業が、コロナウィルスの影響で苦境に陥っていることを踏まえて、国の補正予算(北海道分)を活用した支援・活性化策が打ち出されたので、自民党会派でその勉強会を開きました。道産食品の道内販路確保事業では、百貨店等商業施設での販売機会の確保や、道産子プラザや物産展でのプレミアム商品券利用販売、各市町村内でのプレミアム商品券販売助成、観光誘客キャンペーン(道民割)教育旅行支援事業、交通事業者利用促進事業などについての説明を受けました。これを機に人が動き物が動いて経済の回復が図れればと思います。
過疎法改正
国の議員立法である過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)が来年三月で期限が切れるため、今国会議員によって改正の検討が行われているという事で、教祖の経過とそれに伴う北海道からの要請についての説明会がありました。北海道は178市町村のうち149市町村が過疎指定となっていて、全国一多くなっています。改正では基準年をとして1975年または1980年としてそこから2015年までの減少率で地域指定を見直すこともありうるという事で、減少を止めるために必死で頑張ったところが指定から外れることなどないようにと要望しました。そのようなことがあると地域の交通や学校、医療も成り立たなくなる恐れがあります。
コロナの検証
今日の一般質問は午後だったので4人でした。質問はコロナウィルス関係が必ず入るような展開となっています。中でも、学校の北海道一斉休校の措置が適当だったかという質問に同感して聞きました。答弁は、国の緊急事態宣言が出され、全国で一斉休校の要請があったという事を挙げて、必要な措置としていましたが、広い北海道全域を、地元感染者のあるなしを考慮せずに一律に扱う事が本当に公平な在り方かと疑問に思うのは質問者だけではないと思います。正しい科学的根拠なしに言うのもおかしいかもしれませんが、一方で正しい科学的根拠もなしに一律に扱う事も正しかったとは言えません。検証が必要です。
夏至と日蝕
今日は夏至ということですが、それに日蝕も重なるという珍しい巡り合わせになりました。地元にいて、よい天気でしたが15時過ぎのその時間帯にはすっかり忘れていて、見えたのか雲があって見えなかったのか解らないうっかりものでした。北海道の夏はこれからが本番なのですが、毎日日の出が遅くなり、それを追いかけるように日の入りも早くなります。時の経つのはとても速く、なすべきことができてい無いことに焦りも感じます。
父の日に
明日の父の日を前にして、孫達が私の似顔絵を描いて持ってきてくれました。上の子は絵も上手になりましたが、字が丁寧で綺麗になったことに驚くほどでした。下の子は昨年暮れに、クリスマスのプレゼントをねだったときは読むのに苦労した文字が読めるようになったことに感心。子どもの成長のあとが見えてとても嬉しいプレゼントでした。