帰れず

今日で文教委員会の道外調査が終わり帰路につきましたが、昨日からの雪のため昨日のうちに今日の中標津便の欠航が知らされており止む無く札幌のマンションに戻りました。今回の道外調査では、九州国立博物館と福岡市立博物館を見学しましたが、展示の仕方や見せ方にそれぞれの工夫があり、ウポポイの開館を前に参考となることが多くありました。個人的にはもっとゆっくり見たかったのですが、委員会調査という事で全体を見て感じることが目的でしたのでやむを得ないと思います。次には個人で行ってゆっくり見たいものがありました。

小規模一貫校

文教委員会3日目は、大分県別府市立東山幼・小・中学校の取り組みの視察でした。この学校は旧校舎が老朽化し、また地域が過疎化して統廃合の議論が出た時、地域が全ての地域活動はこの学校を中心に取り組まれているので何とか残してほしいという訴えがあり、かなりの困難の中で小学校と中学校を統合し、そこに幼稚園も開園し3歳児から中学卒業の15歳まで一貫して地域もかかわって一貫して教育を繰り広げています。また、別府市内からも子供を受け入れ開放型の学校として学年を超えた共同の中で子供を育てていることに小規模校の特色が出ています。

板野支援学校

徳島県板野町にある板野支援学校を訪問しました。ここは昭和37年に県立養護学校として創立され、昭和59年に現在地にある国立西板療養所に入院している重症心身障がい児(者)の教育を合わせて担うために移転新築され徳島県立板野養護学校として入院している児童の教育支援も合わせて担うことになりました。この学校の特色は東徳島医療センターとの連携の下で虚弱体質の子供の教育も担えること、徳島県東部地域の子供が通えるように車いすで乗り降りできるスクールバス3台が運行されており全校生徒の3分の1の子供がこのバスで通学し、車による送迎とほぼ同数となっていることや、県の技能検定制度によって技能証明された子供が就職できていることなど手厚い支援がされていることなどです。

大塚美術館

文教委員会の道外研修で徳島県にある大塚美術館を見学しました。中世から現代までの世界各国の著名な美術作品を陶板にコピーして、建物内部の壁画など、そのままに再現してあるものです。世界各国の美術館に所蔵されているものだとその一部しか見られないものが、すべて忠実に再現されてることや、陶板にされているため50年たっても色あせないという事で、見事の一言に尽きる美術館です。こうした事業には膨大な費用が掛かっていることと思いますが、本業で得た利益をこうした形で残すことにした大塚製薬の創業者や、このように再現した陶磁器事業者の技術力に敬意です。

面会と予算

明日から文教委員会で道外視察研修に出るため、札幌に行きました。空港から真直ぐ議会に行き三人の方と面会。地元の方から紹介を受けたある会合への誘いは、定期的に会合を開いて様々な業種の方と研修や語り合う会合で、ありがたく参加させていただくことにしました。そのほかの面会は来年度予算編成を前に私学助成の増額を求めていくことに関しての打ち合わせでした。会派の役員や自民党道連役員の道議なども予算査定を前に知事への要望や財政当局などとの交渉を行っています。将来への投資という観点で鈴木知事初めての本格予算を組んでもらいたいものです。

休憩

フィンランドから帰った夜は釧路まで仲間の新春交礼会に駆け付け、昨日もまた釧路まである団体の交礼会、夜は中標津に帰って町長の交礼会と続き、さすがに時差ボケがないとは言いながら疲れたようです。時差ボケと言えば、今回の帰りは出発が現地時間で17時、日本時間では24時、千歳到着が午前9時ですのでいつも夜更かし型の私には何の変化もないという感覚です。それでも今日は特に予定もなかったことから朝牛舎に行ってきてから家でダラダラと一日過ごしました。幸いというか、パソコンを札幌に置いたままで動いていたのでそれも無し。良い休憩になりました。

異常気象

フインランド訪問を終えて千歳経由で帰ってきました。フィンランドは北国で、非常に寒いと覚悟してヒートテックを着て普段はしないマフラーもしてと、万全を期して行きましたが、ヘルシンキに到着すると雪もなく、気温も高く拍子抜けでした。ヘルシンキはもともとバルト海沿岸にありメキシコ湾流の一部も流れ込んでいるのでそれほど寒さも厳しくないようですが、それでもいつもは凍っている海には氷はなく、内陸のヨエンス―という町でも例年より10度も気温が高くやはり雪はほとんどなく寒さも北海道の函館程度という異常気象といわれる状態でした。

寿司

現地最終日、相変わらず暗い朝のうちに出発(時間は9時ですが)して、ヘルシンキ沖にある世界遺産「スオメリンナ島の要塞」を見学。長い外国の支配時代の要塞ですが、攻防の歴史を感じさせる石垣に圧倒されました。その後郊外にあるヤルヴエンバーという町にあるケーシティマーケットを訪問。ここの寿司の販売が非常に大きく1日1100キロのななつぼしを使った寿司を店頭販売したこともあると言うことで、私達も短時間でしたが宣伝に参加しましたが抵抗なく食べてくれる事に私たちとの近さと可能性を感じました。

マリメッコとロウリュ

代表団が日本大使館を訪問している間に私達はフィンランドを代表するアパレル企業の「マリメッコ」本店を訪問。人口が北海道とほぼ同じという国でありながら世界40ヵ国に133の直営店を展開しているメーカーは凄いと思います。こうしたことを見るにつけ北海道の力との違いを痛感します。夕方には海岸部に作られたアーバンサウナ「ロウリュ」に行き、本格的なフィンランドサウナを体験。蒸気で熱くなった体をバルト海に入って冷やす体験もしましたが、さすがに冷たくまたサウナに駆け込むという貴重な体験もしました。今後フィンランドからのお客さんが増えるとすればこうしたものも取り入れて多様なもてなしが出来るようにすると良いなと、話したことです。

森林研究所

まだ暗い8時30分にホテルを出てリベリア専門学校に行き、林業部門を中心に学校の説明を受けた後、土屋副知事がカルビネン校長と連携の覚書の調印をしました。フィンランドでは、普通大学より職業専門大学 (学校)を出て仕事に就くのが普通なので、現場主義の教育がされています。また、この学校は北カレリア地方の市町村連合が運営している事や、その後立ち寄った欧州森林研究所が、全て木材を使った建物と、ヨエンスーのような人口5万7千人程度の町に欧州19ヵ国の研究所本部がある事に驚きました。この街にはCLTを使った14階建ての学生向け高層住宅も建てられています。