多くの人と出会い、大事な人と別れた令和元年も今日で終わり。単に平成から令和という元号に変わっただけでなく、これまでの元号がそれぞれの時代を特徴づけて言うことができるように、新しい時代に入ったことを感じる令和元年でした。気候変動はかつてないほどの激しさを持ち、少子高齢化が一段と進み、都市と地方の様々な格差が拡大し、これからの行政運営が一段と難しくなっていくことを予感される大晦日となりました。今年も本当にたくさんの人にお世話になりました。来年はまた新しい希望に向かっていける年になるようみんなで努力していきましょう。ありがとうございました。良い年をお迎えください。
月: 2019年12月
加工品
年の暮れに、全道各地から様々なものが送られてきます。もちろん私も地域の特産物であるアイスクリームや魚を送りますので物々交換のようなものですが、全道にこれほどたくさんの地域特産物あるかと思うほどですそうした中で、自ら製造したスモークサーモンがありました。とても美味しいのは勿論ですが、こうして原材料を単に原料として売らずに手間ひまかけて付加価値を高めていこうというのは、酪農家のチーズもそうですが北海道の優れた原料からより高い収入を得ようとする努力が、今後の在り方を示唆していると思います。
宗教はなぜ?
私の住んでいる地区の若い人が21歳で亡くなりました。人は病気で亡くなるのではなく寿命で亡くなると聞くことがありますが、自分でその寿命を縮めることは悲しいことです。しかし人が死ぬという事はどういうことかと考えると、いつなのか何故なのかは本人は全く知らず、その命の儚さにただ戸惑うばかり。そのことを突き詰めて考えたのがお釈迦様や、キリストなどそれぞれの宗教の元祖と呼ばれる人たちでしょう。人はなぜ生まれ何故死ぬのかそれを突き詰めると宗教哲学になり、それをよすがに人知を超えたことを納得するのでしょう。
からだの仕組み
昨日、急に雪が激しく降り始めあっという間に5センチほど積もりました。雪そのものは大したことではありませんが、夕方いつものように犬を連れて牛舎へ行こうと家の角を曲がったところで、雪の下の氷に気付かず、ぐいぐいと引っ張る犬を抑えようと足に力を入れた瞬間滑って頭から(多分)仰向けに転びました。気を失うことはなかったのですが、立ち上がろうとしても思うように立てず、立ち上がって歩き出すのに少し時間がかかりました。その時はそれで済んだのですが、今日は首が痛いのです。瞬間頭を守るために首の筋肉が総動員で頭を守った結果だと思います。体は瞬時に一番大事なところを守るようにできていると感心しています。クワバラクワバラ
仕事納め
年末を迎え一年の仕事納めを事務所で行いました。今年は公私ともに大きな出来事があった一年でした。無風かと思っていた選挙には挑戦してきた候補がおり、緊張の中で絶対に大差をつけて勝たなければならないと運動を進めていた矢先、告示を五日後に控えて母が亡くなり、後援会をはじめとして多くの方に支えていただき葬儀の翌日が告示という慌ただしい中での選挙は忘れることのない出来事となりました。秋には大事な人を亡くし笑顔で迎える年末とはなりませんでしたが、後援会のメンバーやスタッフに支えられての一年でした。
喫煙室
年末のあいさつ回りをしていますが、ほとんどの方がやはりあいさつ回りに出ていて出先で出会ったりし、そこで挨拶を交わすこともあります。出会っての話題は殆ど「道議会のたばこはどうなるの」です。新聞報道で私は反対と分かっていますが、ほとんどの方は「あれはないよ」です。道庁が全面禁煙にするのに議会が許される理由がわからないというものです。法律の説明をしますが、納得してもらえません。それが世論です。
クリスマスイブ
今夜はサンタさんがプレゼントを背負ってきてくれる「クリスマスイブ」です。日本は不思議な国で、日本人の大部分が仏教徒のはずですが、お釈迦様の生誕を祝う人はほとんどいないのにキリストの誕生日を日本中が子供を巻き込んで祝うという国です。バレンタインや、ハロウィンも然りです。こうした宗教にいい加減でおおらかなところが日本の良いところかもしれませんが、こうしたことを商売にしてしまうのは?
人手不足
これまでも何度もこの言葉が出てきましたが、今、年末のあいさつ回りの中でも建築・建設関連業者から人手不足・技術者不足が語られます。若い人がいなく、現場での労働者は年々高齢化していくだけ。これでは数年後に廃業しなくてはならないかもしれないとまで言われます。今後少子化と若者の流出が続くとこの傾向は増々悪循環して地域が成り立たなくなります。一日も早い対応策が必要です。さて・・・・・。
冬至
暖冬傾向の冬ですが、今日は冬至。明日からはまた日一日と日が長くなるのですが、冬の厳しさはこれからが本番。再び暖かくなるのは2か月後ですが、これは自然の巡りの中で約束されていること。じっと厳しさに耐えていれば必ず暖かくなるという事が約束されています。しかし、近年の秋サケの不漁のように全く見通しが立たないということには、不安だけがつのります。再び季節の巡りのようにならないものでしょうか?
北海道開発予算
今日の閣議で来年度の予算が決まり、その説明会に東京ヘ集合しました。令和2年度予算は5748億円、それに臨時・特別の措置として、防災減災3か年計画の最終年分として644億円と、令和元年度補正予算1316億円を加えた15か月予算として7703億円で、昨年に比べて141億円増となりました。道選出国会議員の皆さんが一致して取り組んでいただいた結果です。特に農業農村整備事業は来年度予算で887億円、今年度補正で501億円を確保していただき、TPP等の対策にはこの中なら439億円が充てられました。この予算を有効に使って生産力のある強い農業を作るよう意識していかなければならないとおもいます。