検診

中標津町の一斉健康診断があり、女房が申し込んでおいてくれたので朝から二人で保健センターへ出かけました。中標津町では医療費を下げるために住民の検診率を上げようと健康ポイント制度を取り入れ、健診の受診や健康相談、体育館などスポーツ施設利用などで10ポイントたまると様々な景品の当たる抽選に応募出来る制度を取り入れていますが、どのくらい受診率が上がっているか聞いてはいません。自分だけは大丈夫、面倒だから、病気が見つかったらいやだからなどの理由で受診しないことはやめましょう。これは自分のためなのですから。

格差

東京一極集中が止まらない。昨年も6~7万人の流入超過で、増えているのは名古屋、横浜、仙台など数都市に限られているとのこと。北海道はもちろん減少。医療、教育、職場、娯楽施設など、経済中心の時代に求められるものが全て揃っているところに人が集まっていくのは、まるでブラックホールのようです。都市と地方の格差はますます拡大していきます。これをどうやって解消して全国に人が住んでいける環境を作っていくか、政治の力が求められているように思います。

慰霊祭と安全祈願祭

夏の参議院選挙のため例年より二か月遅く、北海道主催の戦没者慰霊祭が開かれました。先の大戦で国や家族のために戦い散っていった方や、異国の地で帰ることのできなかった方々の御霊を慰霊するというものですが、戦火の犠牲になった方への言及がないことだけは気になりました。いずれにしてもこの方々の犠牲の上に今の繁栄や平和があることを感謝することは忘れてはならないことです。その後宮の森に移動し、新幹線札樽トンネル札幌工区立坑の気候・安全祈願祭が行われ出席して玉串を奉奠させていただきました。

空港の工夫

道外調査最終日は、のと里山空港と、伏木富山港を調査しました。のと里山空港は、平成15年開港の新しい地方空港で、羽田便2往復体制でスタートしたのですが、採算に不安のある航空会社と「搭乗率保証契約」を結び、搭乗率が70%未満の場合2億円を限度に石川県が保証するというもので当初は保証金を払っていましたが、機材の変更で2007年からは目標を62%にし、58%を下回ると県が、66%を上回るとANAが協力金を支払うとしました。2017契約年度には搭乗率69.1%を記録し、ANAから2100万円の協力金が支払われ県の外郭団体を通して誘客促進に充てられたという。空港ターミナルには県の地方事務所も併設され、空港では初めて道の駅として登録、地域の活動拠点化もするなど積極的な空港活用をしており、大いに参考になる研修でした。

交通状況調査

石川県議会で石川県の交通担当課長さん達から小松空港、のと里山空港、新幹線開通後の二次交通などについて説明をいただきました。小松空港では26年度に21万人の乗降客があったものが、新幹線開通後は15万人に減少したことから、東京からのビジネス客を誘致するために県がサポートキャンペーンを行い、30年度から東京便で回復の傾向となっていること。JR七尾線では全列車を金沢まで乗り入れるとともに、観光列車「花嫁のれん」を運行し人気を博していること、JRが廃止とした「のと線」は「のと鉄道」として第三セクターで運行し、普通列車34本とともに観光列車「のと里山里海号」を運行し誘客に努めていることなどの説明がありました。この観光列車にも乗りましたが、七尾湾などの海岸線の景観とともに各駅で停車して売店や歴史的建造物などの解説などもあり、楽しめる工夫がされています。新幹線開通後の列車の利用は3倍に増加、県外からの観光客入込数は340万人増と、顕著な成果が出ています。北海道に大いに参考になる調査でした。

道外調査

新幹線・総合交通体系検討特別委員会の道外調査で石川県に来ました。金沢市は4年前新幹線が開通し多くの観光客のみならず地元の人の行き来が増え、活性化に貢献していますが、小松空港は旅客数が減少するなどの変化も起きているようです。加えて二次交通のこともあり今後の北海道にとって参考になるところが多いと判断しての調査です。三日目には「のと里山空港」の活用でどのように地域おこしができているかなどについて調査することになっています。乞うご期待!

消防団

中標津消防団総合訓練が、第二分団の地元武佐で開催されました。整列して通常点検ののち一斉放水は、旧小学校裏手の小川で、水が少なくて心配しましたが、一昨日からの雨で増水しその心配もなく放水ができました。根室北部消防事務組合管轄の町では一番人口が多いのですが、消防分団は3つと他の4町と比べると一番少ないので、一分団当たりの所管面積は広くなっています。また、それぞれ地域状況が異なることから、得意分野も苦手分野もそれぞれで、こうして年に一度持ち回りで総合訓練を行います。今年は第二分団の地で自然水利利用の放水というのがテーマでした。

24時間テレビ協賛

24時間テレビに協賛して、中標津市街中央町内会が主催で、24時間テレビ協賛イベントを開いて居ました。昨日の18時30分から今日の20時までということで、まさに24時間を超える時間、交代で運営しています。チャリティですから利益はすべて寄付されます。午後に訪問しましたが、ちょうどジャズダンスサークルの子供たちが踊りに来ていて、その家族も集まりにぎやかでした。カラーボールすくいもやっていて私も挑戦しましたが4個しか掬えませんでした。本当にご苦労様です。

SNS炎上と個人攻撃

テレビニュースであおり運転と暴力行為で逮捕された車に同乗していた女性と間違えられてSNS上で非難が炎上した件が報道されていました。女性はこのことで精神的ショックを受けて体調を壊したとのことです。SNSの炎上はよく聞くことですが、スマホで写真を撮っていた女性と似ていたということで、この女性が間違えられ個人情報と共に拡散されたというものです。フェイスブックなどで、その場にいないにもかかわらずタグ付けされて迷惑した方も多いと思います。私もその一人です。顔認証的手法もいいのですが、間違ったタグ付けは迷惑なだけです。何らかの決まりが必要です。

北方領土・国民大会

北方領土返還要求北海道・東北国民大会が開かれました。私は北方領土隣接地域の出身ですから出席は当然ですが、そのほかの道議会議員は特別委員会メンバーのみというのは寂しいことです。返還要求は非常に困難な日本の外交課題ですが、国民の支持なしには交渉も進められません。世論の盛り上がりがあって外務省の交渉力も高まり、相手国にも少なからずプレッシャーをかけられるものです。今のままではとても返還に向かうとは思えません。頑張らねば!