全国がん教育勉強会

公益財団札幌がんセミナー主催の全国がん教育勉強会開催の案内があり、出席して勉強してきました。”シンポジウムⅠ”では「なぜがん教育か」「これまでとこれから」「がん教育への期待」「スリランカでの実践」などの発表があり、”シンポジウムⅡ」では「子供が大人をカエルがん教育」として考え方や小学校での実践、教材研究の視点からなどの発表があり、わずかな昼食休憩ののち2つの分科会に分かれてワークショップで札幌市内の学校での研究実践授業の発表とそのまとめ。最後に東大から駆けつけてくれた中川恵一教授の特別講演まで、8時間半の勉強会でした。増え続けているがん患者を減らすための方策は子供への教育から取り組まなければならないという医療現場からの発案から今回初めて札幌で全国勉強会となったものです。

中央要請2日目

国への要請2日目、朝は国交省航空ネットワーク部長を訪問、千歳空港の国際拠点空港化や、北海道における空港運営戦略の推進、航空ネットワークの維持・拡充などを要請。船橋代議士への要請では代議士から、要望書に鉄道による物流の確保が入っていないこと、渡邊代議士からは地方交通について、過疎化と高齢化の中で自動運転やデマンドバスなどの検討を進める必要があること、自動車局長からは自家用車での地域的な助け合いや、そのための自動車の購入助成などを検討する必要があるとの前向きな話がありました。単なる要請だけでなく提案をしあうという有意義な要請になりました。

中央要請1日目

北海道庁と議会の中央要請が一斉に行われ、新幹線・総合交通対策特別委員長として参加しています。今日は昼の時間に昼食をとりながら自民党北海道両院議員会に対して道からの開発予算等の要請に同席。その後横浜に鉄道運輸機構を訪問し、北海道新幹線の開通部分の安全対策とスピードアップ、掘削土置き場候補地への丁寧な説明と札幌への早期開通などを要望しました。湯山機構新幹線担当理事からは、掘削土処理は原則的にはトンネル立地自治体で行うものだが、その土地が確保できなければ広域調整も必要なので道の協力もお願いしたいとの話がありました。明日は国交省です。

お盆に向けて

今日は日曜日なので、政務は無しでお寺の境内の清掃に行きました。檀家の皆さんに呼び掛けての作業ですが、従来みんなでやっていた草刈り作業は昨年から障がい者支援団体に委託していますので落ち葉や草むしりが主な作業となりました。昨日からの暑さが続いているので、皆さんが熱中症にだけはならないように休憩と給水を欠かさないようにしました。建物内部は女性部が担当し、きれいになってお盆を迎える準備は整いました。

とにかく暑い

ようやく待ち望んでいた晴れがやってきました、が、とにかく暑い。残り少ない夏がようやく来たのですから歓迎すべきなのですが、急に来たものですからこたえます。これからお盆ころまでこの天気が続くと、遅れ気味だったデントコーンの生育も一気に回復してくれるのではと期待します。牛舎の扇風機は回しっぱなし仕事をしている私は汗をかきっぱなし。これで念願の体重も落ちるのでは?

キャトルセンター落成

道東あさひ農協の保育育成センターである「キャトルセンター」が完成し落成式が行われました。根室酪農は時代の推移もあり、大規模化や乳量増産の波の中で分業化が進み、搾乳に特化して限られた労働力を集中していく傾向にあり、家族酪農・大規模企業的酪農を問わず育成牛の預託が進んでいます。管内各農協もそれぞれその受け皿となる保育育成センターを設置し組合員が搾乳に専念できる体制を整えています。

サハリン議員交流

北海道議会とサハリン州議会が交流を始めてから20年を迎え、今年はサハリン州議会議員が北海道を訪れました。主として昨年サハリン州を訪れた議員が出席しての交流でしたが、私も参加しました。私たちに同席したのはベテラン議員のボロトニコフ社会対策常任副委員長、コルシュノワ国づくり、規程・地方自治委員長、ザハルチュク予算税金常任委員長の3人でしたが、とても和やかに議会の話や地域の話をして1時間半はあっという間に過ぎてしまいました。来年はサハリンへ訪問する番ですが、こうした交流の中から領土問題も解決できると良いのですがね。

混乱

毎日テレビ等を賑わせているのは、吉本興業内のドタバタです。多くのタレントを抱え、闇営業だとか反社会的グループとの付き合いだとかに端を発して、首にする・しない、いや処分は撤回する、会社の在り方がどうだとか、お笑いには関係なさそうなことで大騒ぎをしているうちに、肝心の闇営業とか反社会的グループとの問題から外れてきたように思います。この際そのあたりを整理して心から笑わせてくれるお笑いを追及してほしいものです。このままでは冷笑しかかいません。

吉野家再建と生産性

内外情勢調査会で「牛丼の吉野家」の再建にあたった現会長の講演を聞きました。会社更生法の適用で、これまでの成長性から安全性に切り替えたこと、生産性を高くし他より時給を高くすることによって教育原資を確保して能力の高い従業員を確保・育てることができる。牛肉も一定の味と食感を保つにはUSビーフの一定期間穀物を給与した牛の9インチプレートに限定していたが、急激な店舗数拡大でそれがおろそかになり倒産に至ったこと。BSEの発生でアメリカ産の牛肉が確保できなくなって吉野家のイメージでない牛丼を提供するくらいならと牛丼を外したメニューの開発で店の信用を保った。定性的な効果が、定量的な効果に代わってくるから、最初の一歩を続けることが大事。最後に、人間が成功するには3つの要素があると奥さんがお寺の住職から聞いてきた真理を披露。それは、①誰よりも努力すること。②周りの協力が得られること(協力させることとは違う)③神(仏)のご加護があることだそうです。全体に含蓄のある講演でした。

投票率

今回の投票率は、北海道は53.76%、全国では48.8%となっています。私の町でもこの傾向は大して変わっていません。つまり、有権者の半分ほどしか投票に行っていないことになります。これほど関心が薄いのは政治が生活から遠くなっていると感じているからなのでしょうか?それとも何をしても変わらない政治に期待することが無くなって居るからなのでしょうか?任せておけばよいと思っているからなのでしょうか?知りたいところです。