午後から、昨年9月の胆振東部地震の総括をして今後の災害について考えるという目的でのシンポジウムがあり出席してきました。最初の研究者の立場からの地震災害についての報告は、残念ながら新味のあることではありませんでしたが、その後の実体験や、救助や支援に当たった自衛隊、道警、消防などの報告、その後の今回の災害からの教訓などのまとめに、受け止めていくべきものがありました。災害は、「まさか出なくやっぱり」だったの言葉が印象的でした。
月: 2019年5月
人の命
最近私と同年代の人の葬儀に出席することが多くなりました。もう70歳台になっているのでそういうことが多くなって当然なのですが、そろそろ私の順番が来るかもしれないと思うこの頃です。そもそも人の命はいつ果てるか誰もわからなく、不安になる気持ちを受け止めるのが宗教ではと思い、お寺の手伝いをするようになりました。
何でこんなことが
今朝川崎でバスを待っていた人が、突然刃物を持った男に切り付けられ、小学校6年生の女子と男性が死亡した事件が報道されています。なぜこんなことが頻繁に起こるのかと、悲しい気持ちでいっぱいです。先だっての交通事故での2歳児の死といい、私たちが子供を守ろうとしていても防ぎようがないのが現実で、どうすべきかについて学識経験者などの専門家と一緒に考えなければならないと思います。
気候変動
一昨日から北海道が異常な暑さに見舞われていますが、北海道だけがすっぽりと暖気団に覆われていることによるものと報道されています。普段は暑い本州を飛ばしてこのようになるのも、これまでにはなかったことです。このように大きな気温の振れが出てくることは、温暖化の一つの現象といわれており、今後寒気が来ると昨年のようになる心配もあります。順調にいけばと願うばかりです。
異常な暑さ
近年、5月であっても30度を超す日が現れるようになったとはいえ、今日の暑さは異常としか言いようがないほどです。羅臼町消防団の総合訓練大会があって出席しましたが、開会式で挨拶を受けている最中二人が離脱し、最後には一人が意識を失って倒れる事態にもなりドクターヘリで釧路へ運ばれました、幸い事なきを得たと報告を受けているのですが、海からの風が心地よい羅臼町でしたから。他の地域はいかばかりかと思います。
予算要望
鈴木新知事にとって初めての予算編成となる第二回定例会での補正予算に向けて、自民党道民会議からの要望をしました。内容は、災害からの復興、災害を防ぐためのハード対策やソフト対策、地方の中小建設業が計画的に若者を雇用できるよう当初からしっかり予算付けを、農林漁業も含めた経済活性化、観光振興、新産業分野への支援など9項目にわたってのものです。普段は補正予算にはこうした要望はしないのですが、知事の初めての政策予算となるための要望でした。156項目にわたる知事公約の実現をしなければならないので、しっかり受け止めて検討するとの答えでした。
補正予算
知事の改選で新しい知事となるため骨格予算としていた今年度予算に身を着けるための2定補正の説明と協議が始まりました。投資的経費が、国の国土強靭化緊急対策費の分配で、公共事業費(補助事業・国直轄事業)が20%強の伸びであることから、投資的経費全体で17.5%の伸びとなります。道単独事業の分は財政ひっ迫ということで前年並みということですが、それでは地方の中小事業者の維持ができないと主張しました。
臨時議会終了
令和元年第一回臨時議会が閉会しました。今回は、改選後初めての議会なので、まず議長・副議長選挙を行い、その後各議員の委員会所属決定やその委員会での委員長・副委員長選任などを行った上今日の本会議となりました。知事より提案された3副知事候補や議員から選出の監査委員の承認と、道税条例の一部改訂を議決。その後丸山代議士のビザなしでの戦争発言に抗議する「日露両国における友好交流の一層の推進と相互の信頼関係に基づく外交交渉の推進に関する決議」を議決し終了となりました。明日からは補正予算等の協議に入ります。
委員会構成
昨日議長・副議長も決まり、今日は昨日遅くまでかかって各派の調整をした結果の常任・特別各委員会の委員と、その互選による(実際は議員数に応じて各会派で予定選任された者)委員長と副委員長を選びました。私は常任委員会は引き続き「文教委員会」特別委員会は5期のメンバーで特別委員長を務めていなかった東議員と私が、それぞれ「産炭地エネルギー」と「新幹線・総合交通」特別委員会の委員長を務めることになり、私も長年所属してきた「北方領土特別委員会」を外れることになりました。
議長選任
臨時議会は今日が3日目。会派内での候補は決まっていたものの、そのほかの調整に時間を要し、金曜日の午後になって諸調整がほぼまとまりましたが、残り時間の都合上、今日議会での議長選挙が行われました。投票の結果私たちの仲間の村田憲俊氏が97票を獲得して議長に、高橋亨氏が93票で副議長に選任されました。新知事とともに新しい時代を切り開く役割を果たしてもらいたいと期待します。