北海道開発予算

今国会に予算計上された北海道開発予算についての説明会が自民党本部であり、道庁関係者とともに説明を受けました。年度当初予算5,655億、臨時特別の措置704億(地方負担を加えた総計で7,633億)に30年度補正予算1,206億を加え、更に30年度1次補正でつけられた震災復旧とこれに加えての災害対策2142億などを加えると、1兆円を超える予算となり、北海道にとっては大きな力となっています。このチャンスを有効に生かしていかなければなりません。

JRの再生策

釧路での会合で一緒になったJR北海道釧路支社長が議会に来てくれ、花咲線や釧網線の取り組みと乗客の乗車状況などについて説明を受けました。観光客に乗車してもらうための取り組みや、経営の負荷になっていることなどの説明でしたが、タンチョウやエゾシカが観光客を喜ばす半面、線路上にいて急ブレーキをかける基になり、そのせいで車輪が方減りして、その修理で経費増になること、乗車率は以前に比べて上昇しているものの経営収支改善までは至っていないことなどを聞くことができました。早くからそれらに対する取り組みをしていたらと思いました。

課題検討会

毎年開いている根室振興局の課題検討会を開きました。松浦道議とともに振興局の幹部職員と当面する重点課題について説明を受け、今後の進め方などを話し合うものです。昨年7月のいったん予定しましたが、私の都合で10月に延期底でもまた二人の都合が合わず今日まで延期になったものです。産業振興や、子育て支援、教育、医療、災害対応など広範囲にわたっての課題について話し合いました。来年度の施策に生かしていきたいと思います。

知事候補・役員会

知事候補選びがしっかりした議論もなしに進められていることから、関係者の意向を聞く場を設けるということで、急遽午前中には経済団体などから、午後からは道連役員から意見を聞くということで役員会が開かれました。荒れる会議になるという予想をしていましたが、みんな大人の対応で言葉を選びながらの発言でしたが、どちらかというと和泉氏を候補にという意見が多く、会長と代行の意向を尊重せよという意見はありませんでした。しかし発言しない役員は鈴木氏に一本化したい方たちということは分かっており、今日の結論はありきではないゼロベースで代議士会や道議会議員会で検討することになりました。

補正予算

きょうは会派3役を対象の31年度当初予算説明会がありました。今年は知事選挙の年ということで骨格予算ではありますが、国の補助事業などについては全額当初計上となっていますが、その他の政策予算については半分、もしくは7月名での分についての計上となっています。その前に、国の補正予算に対応した補正予算も1200億円と大型になります。それらの予算を有効に生かして経済の安定成長につなげていかれればと期待しています。

東京では

所要があって急遽上京しました。一つ目は先日新聞で報道された国の研究機関が行っている鮭の放流事業を縮小する検討をしているということに関して、党の水産部会長であり、サケ・マス議連事務局長でもある伊東代議士に要望しました。代議士も報道を見ていて、すぐ水産庁の増養殖担当課長に電話を入れて状況を聞きましたが、水産総合研究機構の予算が毎年削減されており、研究費の確保が大変になってきているため、施設の改修が難しいとのことでした。サケマス議連でこのことを協議してもらうことになりました。もう一つは棚野町村会長とともに自民党本部に和泉氏を知事候補に擁立することに力を貸してほしいとの要請でしたが、そのことは自民党支部で決めてきてほしいとのこと。当然のことですね。

平和条約には

安倍総理がロシアとの領土問題を解決して平和条約を締結するための交渉に出発しました。テレビではその期待と、ロシアでの領土返還反対のデモの様子が移されています。実際には戦っていない戦争の結果得た領土はその犠牲になった同志に申し訳ないから、返還には絶対に反対だというものです。日本と外国の領土に対する意識の違いがこれほど大きいことがよくわかります。私たちが東京でデモ行進するときにさえ表現を抑えたものにし、それを見る都民はほとんど関心を示しません。札幌で行進してもそれほど変わりはありません。日本人は直接国境を接することがないため余程のことが無いと国境を意識しません。こうした世論の中で国境の問題を解決して平和条約を結べるのでしょうか?

天皇陛下

 天皇皇后両陛下が天皇として最後になる両国国技館での大相撲をご覧になりました。私は車の運転中にこの様子を聞いていましたが、国技館の貴賓席にご到着になられるという館内放送で全員が立ち上がり、拍手で迎えていましたが、その拍手が鳴りやまず、両陛下がどれ程国民に慕われているか、愛されているかがしのばれ胸が熱くなる思いがしました。やはり日本は天皇のもとで一つになれる国だと改めて思いました。

鮭孵化放流

国が行っているサケの孵化放流について、縮小の検討をしているとの報道がありました。北海道区水産研究所が所管して1億2千万粒程を孵化放流してきたが、孵化施設の老朽化が進みその補修に費用が掛かり研究事業予算が確保できなくなってきたため、との理由ですが、何を考えているのだろうという印象です。これほど鮭が獲れなくなり沿岸漁業は疲弊してきているというのに、強化こそすれ縮小はすべきではないのは当たり前のことです。財政の苦しい北海道でさえ、毎年1億円の予算をつけながら老朽化している施設の更新をしているのです。道東の西別川は特定の系群保存のため国が厳しく他からの卵の持ち込みを規制しながら孵化放流をしており、これが縮小されたらこの系群は絶滅の危機さえあります。絶対反対です。

今日は

鈴木代議士親子の新春交礼会が開かれ、来賓として出席し、お祝いを述べました。鈴木たか子氏は忙しい地元での日程のため、遅れて会場に入り、先に退席しました。防衛大臣政務官として、地域の自衛隊駐屯地の定員を守ることを述べていました。宗男氏は北方領土問題の歴史的経過を詳しく説明されました。一時間にも及ぶ解説で内容はよくわかりました。今後の推移が注目です。その後家に帰ってから藤沢氏から電話があり、知事候補に挙げられている鈴木氏からの意向聴取では、やはり要請があれば出る意思があるとのことだったと報告がありました。こうしたやり取りができることが大事なのです。