今日で平成30年、平成最後の年が終わる。平成の時代はバブルの真っ最中からそれがはじけ、バブル経済の崩壊でリーマンショックが起こり失われた10年とも20年ともいわれる長期の不況に突入し、その上にアメリカ発の信用崩壊でリーマンショックが起こり非正規雇用や雇止め、などとともに就職難に陥るなど決して明るくない社会状況が続きました。50年体制となってからv初めての政権交代も起こり、民主党政権が誕生したものの、経験不足からかまともな政権運営ができず、わずか3年で自民党が政権に復帰し膨大な金融緩和を行って長く続いた株価低迷と円高の是正に成功し社会は一応景気上昇機運となりました。これが平成という時代の大まかな動きでしたが、明けて新しい元号に切り替わる年となります。ともかく一年ありがとうございました。
月: 2018年12月
株価暴落
日本の株価が一日で1000円もの大幅値下がりをし、アメリカとともに世界で一気に経済不安を増幅していると報じられています。日本経済を見ると、このように株安になるような不安材料は見当たらないという麻生財務大臣コメントの通りですが、アメリカのトランプ大統領のわがままとも見える無茶苦茶な自国第一主義に世界が振り回されての結果ではと思えます。今のグローバル社会は、協調と公平な分配がなければ成り立たないと思うのですが、そのどちらもが崩れてはいないか改めて見直し、修正する必要があると思える株価暴落です。
知事候補
あちらが良ければこちらが立たず。これが今の北海道知事候補選考の現実ではないでしょうか?最近の知事選挙、特に新人を立てて戦う選挙では知名度選挙、悪く言えば人気投票の様相となっています。それだけ政治への関心が薄れ政策より知名度の争いとなっているといえますが、これは政治を面白おかしく揶揄しているマスコミのなせる業ではと思う時もあります。マスコミの力は、ペンは剣よりも強しといわれる通りで、大衆はマスコミの報じることは正しいと信じていますから、針小棒大の報道でもそれがすべてのように受け止めてしまします。こうした現実の中で、政治経験や信条よりも知名度を重視して選考を進めなければならないジレンマに陥っています。
天皇誕生日
平成天皇陛下最後の天皇誕生日でした。即位されてから30年、平和な時代背景の中で、ひたすら国民の安寧を願い続ける姿勢は本当に頭が下がります。神様に祭り上げられた大戦以前の在り方を思い、決してそのように利用されて国民を危機に陥れてはならないという昭和天皇の遺志を引き継いでのことと思います。平成天皇誕生日を、とかく目の前のことに心を奪われ、自分のために利益を求める今の競争社会について今一度立ち止まって考えるべき記念日にしたいものです。
公共交通フォーラム」
鉄道を中心とした公共交通を確保するために何をするかを考えようというフォーラムが開かれました。北大の岸准教授からは、単純に言えば500万道民が一人当たり4000円今までより多く乗るとJRの赤字は解消できるということで、まず目標を定めること。オール北海道での利用促進をすること、すべての主体が一体となって取り組むことなどが提案されました。続いて最近まで千葉県のいすみ鉄道社長だった鳥塚氏は、観光といっても大げさなことではなく、非日常体験ができることがあればよい。そして線路を守るための地域力が必要、と語りました。またその後のパネルデスカッションでは単独では存続できない路線として国やJR北海道がその維持費などの負担を求めている路線が、その法的根拠としている単なる地方路線なのかという疑問が提示されました。考えることはたくさんあります。
復興支援北海道物産展
自民党本部で胆振東部地震復興支援物産展が開かれ多くの自民党関係者が訪れ1時間半ほどでほぼ売り切れの盛況でした。北海道物産展はどこで開いても大盛況とは聞いていますが、自民党関係者によると昨日開いた他県の3倍ほどもの人が訪れたとのこと。素材がよくおいしいとの評価は「北海道」というブランドとともに行き渡っており、有楽町の道産子プラザでも狭い店内ですれ違うのが大変なほどお客さんが入っています。このブランドをどれほど生かすことができるかが今後の北海道自立のカギです。
活性化
来年度の北海道開発予算が固まり、その説明を受けるために上京しました。全体では昨年比100.2%ということで若干の伸びですが、災害等の特別対策費を合わせると1兆円を超える額となり、近年では最高の額となりました。主なものは地震や大雨による災害の復旧費や、12月から発効するTpp対策としての農業農村整備事業の増額なども含まれています。財政の厳しい中ですが、これを有効活用して北海道の活性化につなげればと思います。
小春日和
12月も後半に入り、雪の降ることや、シバレのきつくなることの多い季節となりました。天気予報でも「気温の変化に注意してください」と言われることも多い日々です。今日は日中は道路の雪(氷)が解けて車も走りやすくなるほどの温かい日となりました。日本では「小春日和」アメリカでは「インデアンサマー」といい、季節の変化の大きいところでは様々な言い方でこの季節の様子を表しています。残念ながら夜にはぐっと冷え込み、溶けて濡れた道路は再び凍ってつるつるになっています。事故に注意しましょう。
言い分
今日からようやく年末のあいさつ回りに入りました。一年間活動を支えていただいたお礼と来年の改選にあたっての支持のお願いをしながら、時間のある所では懸案についての考えもうかがっています。以前要請を受けた件について訪問した組織の考えをうかがうことがありましたが、モノのとらえ方、言い分は全く反対のことがあり、一方の言い分を聞いただけではなかなか分らないことを改めて思い知りました。私の思い入れによる行動にもこうしたことがありますが、信念と他の意見の調整は難しいものです。
友人
今日は40年来付き合いをしている友人の誕生日です。私と同じ年で同じ組織で活動し、今もまた仲間として出活動している方です。遠く離れているので誕生祝などはお互いにしませんが、こうした友人は私がこれまで生きてきたそれぞれのステージで、たくさんいることが私の最大の財産であり支えでもあると思っています。ほとんどが同年代なのでもう高齢者の部類に入っていますが、まだまだ元気な人が多いのは、戦後の厳しい栄養不足の時代を粗食で生き延びてきたからではないかと思っています。これからは老人パワー炸裂かも。