21日の投稿以来あっという間に一週間がたちました。様々な行事日程の中でいったんブログを入れずに楽をするとそのままずるずると日が経ってしまいました。忙しい中で何となく息抜きをしたいという気持ちが、このように無為の日を過ごしてしまうことを肝に銘じて明日からまた再スタートすることにします。
月: 2018年10月
7回忌
父が亡くなって今日で丁度6年がたち、家族が集まってささやかに7回忌の法要を行いました。父は当時数え95歳でしたが、平均年齢よりは長生きでした。昭和3年私の祖父について北海道に渡り、開拓の鍬をふるい、軍隊で満州の地にも行き私たち3人の子供を育て上げた人でした。今の私夫婦もそうですが母が頑張り屋で支えて今の酪農経営の基礎を築き上げました。大正生まれで昭和・平成と三つの時代を生きた先人の苦労を、まだ私たちは知っていますが、豊かになってから育った次の世代はその苦労を知らず先が心配です。
アイヌ民族文化祭
松浦武四郎北海道命名150年記念事業として、第31回アイヌ民族文化祭が標津町で開かれました。今から200年以上前の1789年、和人による商取引や過酷な労働環境に耐えかねたアイヌが蜂起し、和人商人や和人の船を襲い殺害したため、それ以来アイヌ語の使用や文化の伝承を禁止され、この地では一切の祭儀も禁止されて絶えていたところを12年前伊茶仁遺跡群を訪れた加藤アイヌ協会理事長が、この蜂起で処刑された20名のアイヌの慰霊をしないのはかわいそうと、イチャルパを再開して今年がその第10回となったことに合わせて、札幌や旭川といった都市以外では初めて標津での開催となったということです。会には阿寒と白糠のアイヌの人たちの踊りが演じられた他、三橋とらさんによる武四郎の紙芝居もありました。
団体政策懇談会
今日から、自民党と関係の深い道内の各分野の団体代表から来年度の施策や予算に対する要望を聞き、意見交換をする「団体政策懇談会」を開きました。今日は一日目ということもあって希望する団体も6団体でしたが、胆振東部地震と停電による北海道経済への影響などを心配する団体も多く、それぞれが何とか生き残って北海道を作り上げていく一助になりたいと多くの要望をあげています。すべてに答えることはできないにしても、せめて来年までに一団体一つ以上の問題を解決していかなければと思っています。
宮腰大臣
今回の内閣改造で初入閣した宮腰光寛沖縄北方担当大臣が、就任後早々に根室入りしました。大臣はかねてから北方領土問題をライフワークにし、二度にわたる北特法改正に自ら関わり、様々な問題について親身に取り組んでこられた方で、北方領土やその隣接地域問題に詳しい方が大臣になることを待ち望んでいた返還運動関係者のみならず、地域の皆さんが大歓迎で迎えました。安倍総理にはこのような大臣をまた一年で帰ることの無い様に切に望みます。
発電機
地震に伴う停電で酪農家だけでなく乳業工場も停電の影響で牛乳の受け入れができなくなっただけでなく、製造途中の製品や受け入れた有った牛乳も冷却できなくなったものは処分せざるを得ませんでした。せっかっく絞った牛乳を受け入れしてもらえないため捨てざるを得なかった酪農家からは、乳業工場が発電機を持っていなかったことを批判する人がいます。工場側も製造部分にまで使える発電機を持つことはできないが、せめて牛乳を受け入れ、タンクローリーに積んで他の工場へ送ることができる程度の設備は必要と考えているということです。
西別川あきあじ祭り
今年の地域イベントの最後となる別海漁協主催の西別川秋味祭りが開かれました。今年は過去5年の平均程度の漁獲予想が出ていましたが、根室海区全体では昨年を3割程度上回る状況で、決して獲れているとは言えない中で別海漁協はさらに不漁で、苦しいところということです。こうした中ですが、いつもより多くのサケを用意したにもかかわらず、わずか30分で売り切れたということでした。会場ではサケ釣りや、サーモンダービーなどが賑やかに行われており会場いっぱいに集まった人たちを楽しませていました。どうかこれからでもよいのでたくさんのサケが取れますように。
第7選挙区セミナー
例年開かれている第7選挙区セミナーが開かれました。主催者の伊東代議士はもとよりですが、講師には中谷元防衛大臣をお迎えしての開催でした。今回の内閣改造などに伴っての人事で、伊東氏は党の政務調査会水産部会長と、北海道総合開発委員長に就任することになり、地元のために一層力を発揮してもらえる立場になりました。中谷氏からはいま日本を取り巻く軍事情勢の説明があり、その中で自衛隊の存在の法的位置づけを含めた憲法改正の必要性にも触れられました。国民の不安にはしっかりと説明しなければと思います。
乳業対策
今日も昨日同様各団体からの要望書の精査で過ごしましたが、フェイスブックで気になる投稿があり道の酪農畜産課や、ホクレンに現状や意向を聞きに行きました。全道停電による酪農への影響は、酪農家が乳を絞れなかったこと、絞っても出荷できなかったこと、乳業工場によっては製造途中での停電でプラント内に滞留しているものの除去に時間がかかったりして、電気が復帰後もその処理に時間がかかって受け入れ再開に差が出たことなど今後の対策に生かすべきものが見えてきています。
団体政策懇談会(準備)
来週17日から5日間にわたって開く、道内の様々な連合会との来年度の施策や予算に対する要望を伺う「団体政策懇談会」の準備をしています。前もって要望書をあげていただいているので、その内容を読み込み、要望に対する回答ができるもの、道や国に対して実現を求めるもの等精査して過ごしました。毎年同じ要望がありながら一向に実現できていないことについては、道の理事者に対し実現を求めるものもあります。懇談会では一定の回答も出しますが、その後が大事と思って準備しています。