健康診断

中標津町の一斉健康診断が行われ女房に誘われて受けに行きました。一般的な特定検診(血液で診断)は毎年議員検診で受けていますが、胃がんや、肺がん、肝炎、エキノコックス検査などはありませんからよい機会でした。高齢化社会になって健康寿命が言われるようになってきましたが、常に健康状態を把握して体調の変化に素早く対応することが、健康寿命を延ばし医療費の抑制にもなります。解っていてもなかなか受けないのが検診です。検診率をあげて医療費が削減されればその分の予算を他の事業に回せます。皆さんも検診を受けましょう。

特別委員会調査3日目

今日は最終日ですが、午前中、根室市議会北方領土特別委員会との懇談でした。根室市議会からは、北特法改正に伴う道条例改正について、基金の使い方、特定経済活動の定義、隣接地域の整備につながるように現地の声をよく聞いて進める、4島との通信接続を、12月1日のアピール行動には、「北海道議会も議会日程はわかるが、議会を休会してでも参加するような本気度を問いたい」と厳しい意見が出ました。北海道の返還に対する熱意が問われる議会日程です。3日間の根室管内での調査でしたが、多くの課題が改めて明らかになった調査でした。

特別委員会調査二日目

現地調査二日目は会場を根室市に移して管内1市4町の首長や議長、根室市の千島連盟関係代表者、漁業権保証推進小倉委員長、商工会議所や商工会、漁業組合代表などからそれぞれ意見を聞きましたが、昨日同様共同経済活動に関する意見が多く、説明が不足していて目的が見えなくなっていることや、やはりビザなしへの割り込みに対する苦情、北特法改正に関して対象事業の拡大や自由性のある活用などを望む声がありました。その他様々な要望があり、これらの実現を一つ一つ図っていけるよう努めなければならないと思いました。

現地調査

今週は北方領土特別委員会の道内調査です。今回は根室管内での調査で、二便で中標津空港に到着したメンバーを出迎え、そのままバスで標津町の北方領土館に向かい、そこで展示されている資料を見ながら、千島連盟標津支部の福沢支部長の説明を受け当時をしのびました。その後羅臼町に移動し、管内4町の千島連盟支部長等運動関係者と懇談しましたが、一向に動かない返還に向けての状況と、共同経済活動調査団のビザなし交流日程への割り込みへの苦情でした。元島民1世が健在のうちに返還が実現できるといいのですが。

出馬

今日、根室地方議員連絡協議会と、道東防衛議員連盟根室圏支部の総会を開き、前年度の報告と今年度の計画について協議し承認していただきました。もう半年が経過した中での総会ですから計画を立てて実行するというには無理がありますが、役員会の中で変更したものを承認してもらいました。その後記者会見を行い、これまで後援会や各種団体、自民党支部で調整していただいた結果を受けて来年春5期目に向けて進むということを表明しました。力の限り地域や北海道の課題に向かってよい方向に行けるよう頑張って行く決意を新たにしています。今後ともよろしくお願いいたします。

消防団総合訓練

中標津消防団の平成30年度総合訓練が行われました。他の消防団では春の時期に行うのですが、中標津消防団は畑作農家の団員もいる第2分団に配慮し、更に春と秋に行っていた演習を年一回にするということで、農家のあまり忙しくないこの時期に開くようになったものです。各分団では毎月1日に団員が集まり、年間計画で決めている様々な訓練をしていますが、その集大成ともいえる総合訓練で各分団が一体となって消火訓練をしました。消防団OBとしては細かいことが気になることもありますが、また訓練の中で解消していくことでしょう。

FMはな10周年

中標津地域エフエム放送(愛称FMはな)が、今月20日開局10周年を迎え、記念式典と祝賀会が開かれました。私も挨拶の機会をいただいたので、正直に「こんな小さな町でFM放送局を開局して本当にやっていけるのだろうかと思った」と言ってしまいました。しかし開局当初は相当な苦労をしたものの、武田社長やスタッフの頑張りをはじめ、町内の各企業の有志などがクライアントとしてやスポンサーとして協力をして10周年を迎えることができたことは、とりもなおさず中標津という町の力と今後の可能性を示していると思います。やればできるを示してくれた頼もしいFMはなです。

学校農業クラブ発表大会

日本農業クラブ北海道連盟第38回全道意見発表大会が、中標津町標っとホールを会場に開かれました。全道3ブロックの連盟予選を勝ち抜いた代表が、「生産・流通・経営」「開発・保全・創造」「ヒューマンサービス」の3部門それぞれ9人づつの生徒からの発表でした。選び抜かれた生徒だけあって内容や発表態度など素晴らしいものばかりで、審査員がどうやって序列をつけるのかと思うほどでした。こうした経験を通して子供たちは巣立った後も自信をもって社会に出て行けるのが、実業高校の良さで、もっと社会の認識が深まればと願うところです。

文教委員会道内調査3日目

3日目の現地調査は、中標津町計根別地区にある中標津町立計根別学園と、道立夢の森公園でした。計根別学園は平成27年度開校の義務教育学校で、小中9年間を一貫して教育を行うものです。これまでの6・3制を超えて自由に段階を設定でき、ここでは初等4年、中等3年、高等2年に区切ってそれぞれの期間の目標を立てて教育を行っており、今年度の全国学力学習状況調査では顕著な成果を出しています。これまでの6・3制では、設定した当時と比べて子供の成長が2年早まっていることからこのような義務教育学校制度が試験的に導入されてきたものです。今のところ一学級20人程度の小規模校での導入にとどまっており今後この成果を広げていくために大規模校でどうやって行くかについての研究が必要と感じました。道立夢の森公園では多くの子供たちがきており好天も相まって歓声が上がっていました。

文教委員会道内調査2日目

2日目は先ず網走市に移動し、網走小学校と日体大付属特別支援学校の視察をしました。網走小学校は管内の基幹小学校として新任教諭の育成をはじめ学力向上に関する総合実践事業を推進し成果をあげている学校です。日常授業の改善を通して「学ぼうとする力」「学んで得る力」「学ぶ力」を付けさせるため生徒同士で自ら考える授業を実践していました。日体大の付属高等支援学校では、知的障害者へのスポーツ教育を通して運営ノウハウを蓄積しその成果を世の中に発信するという目的で設立されていて、日体大らしい教育が行われています。その後根室管内標津町へ移動し、ポー川史跡公園と、カリカリウス史跡を視察。1万年前の縄文時代から連綿と続いてきた2500もの竪穴住居群が地域の歴史を連想させるところです。