本州のみならず北海道でも暑い日々が続くようになりました。一か月続いた曇雨天は、ちょうど遅れていた牧草サイレージの収穫が終わるとともに終了しここ2週間は雨らしい雨が降らないという皮肉な状況となっています。好調な酪農経営に水を差す目的でもあったのではと思うほどです。 とは言いながらこの天気と暑さがお盆まで続いてくれると、遅れている作物の作柄も回復してくれるのではと期待するところ大です。
月: 2018年7月
お墓
今朝の便で10日ぶりに帰り、もうじき来るお盆を迎えるためのお墓掃除をしました。人間が誕生してから何万年も経つようですが、この間絶えることなく命をつないできたからこそ今の私がいるという、不作為の作為ともいえる不思議な連続です。今人口減少時代に入っており、このようにお墓を守るものがいなくなることが多くなっていますが、今ある「命」がなぜ存在するのか、結果はともかく人間としてどうあるべきか改めて考えることが必要と思ったお墓掃除でした。
青少年育成
少林寺拳法の全道大会が開かれ、千葉会長始め各地で道院やスポーツ少年団の顧問などを務めている道議仲間などと開会式に出席しました。式では昨年世界大会や全国大会などで活躍した拳士の表彰もあり、その後年少者から順に本選を目指した予選を行っていましたが、小さな子たちが懸命に演武をしているのがとても微笑ましく思いました。こうした武道は勝負はもちろんですが、人間としての基本的なものを身に着けることができることから、道場に通わせる親も多いのですが、指導者の苦労も多いことから確保が難しい例も多いと聞きます。こうしたスポーツ少年団への何らかの支援も必要と思います。
逆コース
台風が接近してきて明日にも本土に上陸すると伝えられています。時期的にはあっても不思議ではないのですが、今回の台風はいつもとまったく反対方向に動くことです。小笠原方面から関東に近づき、そのまま西に向かっていくというものでこれまでと全く反対の動きです。これもも最近の気候変動の一環なのでしょうか?豪雨災害に遭った西日本などに重ねての被害が出ないよう祈るばかりです。
さてこれから
今日は自民党道連の役員会が開かれ、来年改選される参議院議員選挙に向けての子補選項の方法について協議されました。全道各選挙区支部長と道連幹部、札幌市支部などで構成される25人が決定されました。このほか各友好団体を対象に意向調査を行いさらにドットJPにも意向を伺うと言われ少し驚きました。何れにしてもみんなが納得できる決め方と、二人を当選させるための努力をしなければなりません。
北海道経済連
東京で北海道経済連から自民党道連(代議士会)への来年度予算に向けての要望会が開かれ政調会長として出席しました。これまでの年では道政全体についての要望でしたが、今年は経済振興に絞っての要望で、大変解り易いと道連吉川会長からのコメントでした。北海道にとって今最大の課題は。JR北海道の再建問題で、明日国交省から発表されるとの事です。国からの支援はあるものの、地方負担も同額必要ということの内容についてはどの範囲かも含めて確認しなければなりません。IR、JR,農産物の輸出促進など課題は山積です。
根室管内政策要望
根室管内総合開発期成会の来年度予算に向けての議会への政策要望がありました。私が受ける立場というのも変ですが、内容を良く解っているものとして、今後道や国へしっかりつないでいかなければならないと思っています。内容は、一次産業、とりわけ厳しい状況におかれている水産振興について、主産業である酪農振興、根室トライアングル構想を主体とした道路網整備、観光対策、医療の確保特に医師確保について、共同経済活動を含む北方領土問題の解決についてなどですが、一気に解決はしないにしても前進できるよう頑張らなければなりません。
農地災害調査
7月初めの大雨による農地災害調査に出向きました。上川南部と空知北部には、長谷川岳参議などが入っているので、いつも行かない留萌管内に入りました。留萌管内も大きくは報道されませんでしたが、1000ヘクタールを超える農地浸水等の被害があり、約半月経過した中での農作物の回復状況も見たいという目的でした。現場では小河川の氾濫と農地への泥や流木の流入などの現況を見せてもらいましたが、西日本の被害に比べて軽いとはいえ、営農している農家にとっては悔しい被害です。被害を繰り返さない対策と、小規模土地改良で営農継続ができる条件整備が必要と感じて帰りました。帰ってからさっそく建設部と留萌川の改修について話し合いました。
がんサミット
北海道がんサミットが開かれました。実行委員長の長瀬医師会会長はかなり厳しい口調で道議会の条例制定ができなく決議で終わらせたことに言及しました。その後の北海道厚生局田中局長の講演では法改正された受動喫煙に関することや、日本の医療費の現状、がんの多様性をあげ、それぞれ全く違う疾患としてとらえる方がよいなどが報告。その後の分散会では「たばこに関する部会」が3、「がん対策」が3、「予後の就労支援など」の3部に分けての分科会でそれぞれ意見を集約して全体協議を行いました。この中で私は条例から決議に至った経過を説明しましたが、会場からは「やる気がないのだろ」と言った声も飛びました。今後も六身一体会議で良い方向を目指すことになります。
今日も移動政調会
今日は堀井代議士も参加して9区の移動政調会最終日となりました。伊達市、室蘭市、登別市と回って、最後が白老町でしたが、それぞれの町には観光や主要産業に特色のあるところで、伊達市は気候が温暖で終の棲家にする人も多く、農業も盛んですが、小規模でリタイアする農家も多く、残った者が引き受けるためにも農地整備事業が欠かせないとの訴えがありました。室蘭市はJXTGエネルギーが操業停止すると、あらゆるところに影響が大きいこと、登別市は国道の2車線化など観光客増への対策、。2年後に象徴空間のできる白老町ではとっきゅう今は止まって居ない特急が止まることや、アイヌ文化の積極的な照会などが話されました。
これで4市14町すべてを回り、多くの要望や課題をいただきました。