休会日

昨日今日と本会議は休会で、政策審議会所属と質問を予定している議員以外はほとんど議会に来ていません。遠くて帰ることのできない議員は残っていますので、それぞれ自分の課題に取り組んでいることと思いますが、いつも議会で職員とやり取りしていたり、調べ物をしている議員が限られていることが気になります。期数が多くなると質問もしなくなって、議会活動についてどのようなことをしているのか疑問に思います。

私は役目柄、処理しきれないほどの課題を抱えています。

団体懇談会

先週まで行っていた団体政策懇談会のうち、日程調整ができなかった北海道社会福祉協議会協議会と医師会との懇談を行いました。社会福祉協議会は、地方では介護保険事業所も担っているところが多く、補助制度や陶器暖房費の制度化などへの配慮や、市町村地域防災計画におけるボランティア活動体制の位置づけなど、医師会は財政的理由から頻繁に変わる医療政策の安定化や、地域の医師確保、地域包括ケアシステム構築の推進看護職員の確保対策など多岐にわたっての要望でした。

懇談の中で長瀬会長から特に発言があり、がん対策も含めて受動喫煙防止の条例を早く制定し、一人でもこのために苦しむ人を減らすよう要望がありました。この場にこのことにブレーキをかけている議員がいないことを残念に思います。

第4回定例会開会

今日から第4回定例会が始まりました。今年最後の定例会には、194億円の補正予算が上程されました。今年発生した台風災害復旧工事費114億4千万円をはじめ、来年度分の建設予算の一部を繰り上げ計上して年度明け早々に工事ができるようにする「ゼロ道債」と呼ぶ予算に60億円、景気対策としての道路・河川などの特別対策事業費に17億5100万円、公共単独事業費に8億8100万円などが計上されています。このほか条例改正案など33の議案が提出されて20日間の議会で審議されます。

この開会に先立って、2か月前亡くなった釣部勲氏への追悼演説が、同期の伊藤条一氏から行われました。道職員などに厳しい先輩でしたが、心が広く存在感のある方で、本当に惜しい方でした。

あっという間の一週間

前回投稿してからもう一週間がたちました。この間3日間の団体政策懇談会で28団体との懇談をし、勤労感謝の日はアクセスサッポロで開催されていた「アグリフードプロジェクト」を見に行き翌日は根室管内に林業大学校の誘致を目指す要望に立ち会い、その後政審の全体会議に出席、途中でしたが帰省のため空港へ、夜は後援会青年部の政治塾を開催。今日の朝は従業員が休みだったので牛舎に搾乳の手伝い、久しぶりに孫と遊び再び札幌へ。本当にあっという間の一週間でした、

冬将軍到来

ついに札幌にも雪が積もりました。昨夜から霙混じりで降っていましたが、今朝起きると一面冬景色。車の上にはおよそ20センチも積もって、午前中降り続いていました。長靴がないので外に出るのがおっくうになりますが、部屋にこもっていても懸案の体重は減らないので車の雪かきでもしますか。

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東京中標津会30周年

東京中標津会が30周年を迎えました。中標津から東京周辺に出ている人たちの心の拠り所として活動を続けてきた歴代役員の皆様方に敬意を表します。今北海道出身の人たちの故郷会は連合会に加盟しているのが89有り、それぞれがお互いの交流もしていますし、物産展や北方領土返還デモにも大勢の方が参加してくれ、北海道・故郷を何とか応援しようと頑張ってくれています。まだまだ若い人も在住しているのですから、年代を越えて参加してくれればと思います。

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団体政策懇談会2日目

今日は7団体、総選挙の影響でこの時期に開くことになったため、委員会や調査チームが道外や海外へ調査に出ていて出席する議員が少ない状態の中で一期生が出席してくれて何とか懇談会が成り立っています。商店街振興組合からは賑わい創出事業の成果を踏まえて再び取り組めるようにしてほしい。子供・保育政治連盟からは子育て支援員研修の地方開催も。栄養士連盟からは行政栄養士の配置(残り21町村)。LPガス協会からは緊急避難施設へのLPガス配置。税理士会は高校での租税教育や、課税標準の住民税と所得税の統一など。トラック協会は船に乗らなければならない北海道に府県の高速道との差額料金助成。母子寡婦福祉連合会は就業機会の拡大。体育協会は道立体育センターの高齢者料金を有料に。たばこ販売は受動喫煙防止は過度な規制にならないように。などが要望されました。。

団体政策懇談会

毎年開いている自民党と議会の自民党議員会合同で道内の各業種団体から道政への要望を聞く会です。今日は観光、交通安全、生活衛生、私学、測量、砂利採取、町村会、看護の8団体からのご意見をいただきました。それぞれ私達の目指す住民福祉の向上につながる要望でしたが、共通しているのは、人材不足でした。少子化がすでに進んできて、新しい労働人口が減っていることと、景気の良い大企業や本州企業に若者が流れていることなどが相俟ってこのような状況になっているのですが、解決のためには地域に残って就職してもらう環境づくりも重要です。

病院改革2

昨日の続きです。病院改革をするにあたって山田氏は住民1000人に呼びかけ、病院の在り方に対する検討会議への参加を求めました。約100人が応じ、この他にファシリテーター9人を入れて分散会をし、日ごろ病院に感じているところや思っていることを自由に話してもらいました。結果不満が噴出し、翌日副院長や看護部長が私たちはこんなに頑張っているのにそれが理解されていないと泣いて訴えてきました。それもそうと、2回目の会合ではその副院長や看護部長から病院の中身を話してもらったところ次の3回目の会合では参加者から様々な提言が出るようになり、病院スタッフからも「病院祭」をやろうという提案が出るなど、利用する住民と病院側の距離が近付いたとのことです。以来「コミュニケーション日本一の病院」と銘打って病院と市民の相互理解が進み、病院スタッフにも病気を治してやるんだというような態度を大いに反省し改めた結果毎年8億の赤字病院が黒字化したという話でした。大いに参考にできる病院が多いのではと思います。

病院改革

内外情勢調査会の11月例会で、常滑市副市長の山田朝雄氏が「流しの公務員、赤字病院を立て直す」と題して講演をしました。氏は自治省のキャリア官僚から、霞が関と自治体との感覚のずれを感じ、何でずれるんだろうという疑問を持ち、霞が関を飛び出して地方自治体に移って様々な問題解決に努めてきました。そうした中で毎年赤字を続けていた常滑市立病院を、改築をきっかけに立て直した経過を語ってくれました。内容は長くなるのでまた別の機会にしますが、民主主義そのものです。