毎日行き来しています

このところ、地元と札幌を激しく行き来しています。何方かに日帰りのこともあります。今は様々な団体の総会や、会合の重なる時期で、地元も全道規模もできるだけ出席しようとするとこうなってしまいます。そこに今作成中の条例に関することも重なり、忙しい今日この頃です。そうした中にも様々な地域や北海道の課題やその解決のヒントがあるものです。

千島連盟総会

今日は、午前中、千島歯舞諸島居住者連盟の総会に出席しました。

総会では型通り、活動報告や決算・予算・活動計画などについて説明があり、質疑もありましたが、会員が高齢化し、亡くなって減っていく中で次第に元島民二世の皆さんの出席が多くなってきたものの、やはり全体が高齢化してきた感はぬぐえません。

そして、期待した昨年末の日ロ首脳会談の結果が期待外れだったことや、今年初めての自由訪問での墓参が叶わなかったことの中で、発言の中にはいら立ちも感じられました。一日も早く実現するためには、やはり国民世論の結集が欠かせません。 (表彰を受けた皆さん)

思うようにはいかないもの

羅臼消防団の春季総合訓練大会が開かれ、6つの分団対抗で、日ごろの訓練の成果を競いました。

小型ポンプ操法ではスタートから標的を落とすまでのタイムを競い、次のホース巻きリレーでは速さと正確さ、バケツ消化リレーでは火点の穴へ時間内にどれだけたくさんの水を入れるか、ジェットシューター消化競争では標的となるペットボトルを落とし、3人協力して標的をいかに早く落とすかを競うものですが、なかなか見てるいようにはいかず、仲間から叱咤激励の飛ぶ中必死で取り組む姿はおかしくもあり、その真剣さに打たれるものありでした。

 

禁煙フォーラム

27日午後からは全道から喫煙や受動喫煙にかかわりの深い皆さんが集まって、禁煙フォーラムが催され、今協議中の「受動喫煙の防止に関する条例」の考え方について基調発言をしました。思いは伝わったと思いますが、たばこの煙に敏感な方も多く条例はもっと厳しくという気持ちの方が多かったと思います
条例は制定することよりも、皆さんに十分知らせることが大事と思いました。。

慰霊祭

今日午前、函館付近で墜落し殉職された自衛隊員4人の合同慰霊祭が丘珠空港にある航空自衛隊駐屯地であり、出席して共に慰霊をしました。
ベテランの操縦士や機関士とはいえまだまだ若い方ばかりで、子供さんも小さく本当に気の毒で涙が出ました。
私たちは、先の安全法制では駆け付け警護を認める法改正をしましたが、国際貢献の中でこのような慰霊祭をせずに済むよう慎重のうえにも慎重を期さなければならないと思いました。

今度は脱脂粉乳不足

今朝のニュースで、健康志向の高まりからヨーグルト需要が大きくなり、その原料となる脱脂粉乳が不足し、13000㌧の緊急輸入をすると報じています。

これまで府県での生産減を、北海道が補うという構図が続いていましたが、北海道でも戸数の減少と昨年の災害による飼料生産の不足などで、前年対比でマイナスが続いており、一方で昨年暮れのテレビで牛乳の健康への効能が改めて報じられたこともあって飲用乳消費も好調で、バターと脱脂粉乳の生産が減少し、不足が顕著となったものです。

大規模企業化して生産を拡大することの必要でしょうが、家族経営の農家を大事にしてこなかった付けがここにきてこうした事態を招いていると私は思っています。

政治塾

本当に久しぶりで、後援会青年部メンバーを対象に「政治塾」を開きました。今回は私が講師で、議員提案条例の仕組みとについて話をし、その後関連する様々なことについて懇談しました。

こうして若い人たちに政治についてより深く関心を持ってもらい、次の代を担うようになってほしいと思っています。

もちろん、私の青年部メンバーはもともと関心や意識は高い人たちが集まっているのですが。

標津町長選挙

標津町長選挙が今日告示され、予想通り現職の金澤候補のみの立候補となり無競争当選が決まりました。これまでの3期12年間の実績、特に危機感を持った人口減少対策が功を奏し昨年はたったの1名減に抑えられたこと。

このために移住促進や、保育所の無償化、高校の2間口を守るために通学費助成をするなど、考えられる施策を果敢に実行したことが、若い人たちを中心に支持されたものと思います。

その若い人たちとも忌憚なく語り合い、その結果を生かす努力もしてきました。これから4年間、次に引き継ぐまで共に頑張っていきたいと思います。

商工会

根室管内商工会連合会の総会があり、出席して挨拶をさせていただきました。根室管内では各町に4つの商工会がありますが、人口減少などによる消費の減退や、販売形態が大型店やコンビニエンスストアーなどに代わってきたこと、さらに接待や若者の減少とスマホやコンピューターの普及で飲みに出なくなったことなどでスナックなどのサービス業が不振に落ちいったままになっています。

それでも積極的に道内や国内、さらには東南アジアにも進出する製造業の方も出てきて、新しい芽が吹いてきています。こうした動きの後押しをしっかりしていきたいものです。

千島連盟後継連

根室管内千島歯舞諸島居住者連盟青年部連絡協議会の総会がありました。青年部とはいっても平均年齢が82歳になった方たちの二世ですから60歳を超えた方もざらといった状態で、もう青年部には相応しくないとして、「後継者連絡協議会」と名称を変更する規約改正をしました。

これまで、ビザなし交流で4島側の青年と率直に意見交換をし、返還後のことを語り合うなどこれから進めようとしている相互の信頼関係を積み上げる努力をしてきたメンバーです。今後、この例に倣いながら再び信頼関係を築かなければなりません。