羅臼町の議員から、先日報道されたクリル諸島にロシア軍一個師団配備などの抗議の意見書を道議会は出さないのか、という問いかけがありました。早速ですが道の北方領土対策本部に問い合わせた結果、外務省等に確認するとすでに講義をしているので、北海道がそうしたものを出すことは一向にかまわないとのことで、さっそく意見書案を作成して送りました。
2月初めには歯舞諸島の名前がついていない無人島に、第2次大戦の日本の降伏文書に署名した将軍や旧日本軍とたたかった将軍の名前などを付けることにメドベージェフ首相が署名したとか、このたびの師団配備などは、信頼関係を構築して平和条約締結を目指すという山口での首脳合意に反することで、当然抗議すべきことです。
月: 2017年2月
羅臼後援会新春の集い
羅臼町後援会の新春の集いが開かれました。
明日の日曜日が魚市場の休み=休漁日、ということでその前日の土曜日に開かれるのが毎年の例です。
今日は通夜と重なり50人ほどの参加でしたが、いつも温かく迎えてくれる皆さんが集まって、和気あいあいの会でした。
羅臼町な昨年相次ぐ大雨で崖崩れが相次ぎ、高波、大雪など毎年何らかの災害に見舞われる大変なところです。
漁業と観光の街ですが、漁業は最近不漁続き、観光は街中に宿泊施設が不足しているためなかなか活性化できずに、人口減少が続いている悩みがあります。
今後も皆さんと共に何とか活性化を図れるよう頑張っていかなければと思った交礼会でした。
今日から定例会
第一回定例会が始まりました。
今回は予算議会で、今年度の政策の方向を示してそれに予算を付け決定する議会です。
今日も知事と教育長の施政方針が示されましたが、「知事の声が暗いなー」と思って聞いていました。
昼休みの時間には第1回と3回の定例会恒例の「議場コンサート」があり、今回は札幌国際情報高校吹奏楽部の64人の皆さんが、本当に楽しく踊りながら演奏する自称「だんえん」(ダンス演奏の略)を議場いっぱいに展開して聞かせて、見せてくれました。
高校生達の元気で明るい演奏は、暗い顔だった知事の顔も明るくしていました。
やはり若者の元気は周りを元気にするものですね。
農推協
自民党の農業者組織である「農政推進協議会」の総会と研修会があり、そこでの講演を依頼され、勝手な話をして終わりました。
自民党員、それも地域の支部長、道議会議員でありながら、自民党政権の農政批判をして、好評だったことは、現場の党員が、安倍政権が進めようとしている新自由主義による規制改革に大きな不満を持っていると言うことです。
地方にあって懸命に自民党を支えているものの言うことを聞かないで行う改革にどんな意味があるというのでしょうか。
自民党員であるからこそ人口減少していく地域での不満を懸命になだめながら選挙を戦っていることを、首脳部の皆さんは解っているのでしょうか。
中央にあるトップの皆さんには私達現場の人間が見えないものが見えているのでしょうが、それなら私達が納得するまで説明をすべき問題です。
このままではまた自民党が崩壊してしまいます。
青年部OB会
毎年定期的に開いている北海道農協青年部協議会の役員OBのうち、昭和58.9年当時以降のメンバーで構成している「昭和会」に平成に入ってからの役員数名を加えての開催でした。
今回は初めて定山渓温泉に、夫婦で集まりました。
今は、道議会議員二人、ホクレン会長、副会長、信連会長(農協中央会会長の飛田氏も直前の同期)など北海道農業界のトップを務めているメンバーで、青年部卒業から30数年経ってもこうして同期のメンバーが活躍しているのは異例とも言えます。
農業情勢のことや、昔話、各家庭のことなどを話しながら和やかに過ごしました。
年齢的にはそろそろ交代の時期かな?
道政報告会
毎年定期的に開かれている中西別地区での道政報告会を、「中西てっちゃん会」主催で開いてもらいました。
夜牛舎作業を終えてから40人ほどの皆さんが集まって、酪農情勢や北海道の財政状況等の報告を熱心に聞いてくれました。
皆さんの関心は、政府が進める農協改革や、TPP,指定団体制度改革等の一連の自由化推進政策への疑いの気持ちが良く解る質問もありました。
このことについては私も同じ気持ちを持って居るので、野党的に外からではなく、政権党内部からの現場の状況を訴え、現場で機能している制度を維持するように仲間と力を合わせている等の説明をしました。
結果が全ての世界です。
指定団体制度
指定生産者団体制度(牛乳取引)に関する法律改正案に向けての、生乳取引についてのスキーム案が示されました。
自由取引を旗頭にした「規制改革推進会議」の答申を一部取り入れたものの、基本的には生乳取引を価格の低い乳製品向けの安定供給を目的に、指定団体以外の取引には年間の取引計画と安定的な乳製品製造を条件にし、いいとこ取りを認めないものとなって居ます。
私達から見ると今までの指定団体制度での取引でも、アウトサイダーの存在を否定して居らず実際北海道のサツラク組合のように、飲用乳向けを主体にアウトサイダーで貫いてきているところもあり、最近拡大してきたMMJといわれるグループの飲用向けの生乳取引にもそれを制限する法律はありませんでした。
何でも自由が全てを解決すると言う考えが正しいかどうかは、アメリカのトランプ大統領実現に象徴される社会のひずみを見ると想像ができるのではないかと思います。
北朝鮮
国際的な話題は、このページには相応しくないと言われることもありますが、金正男氏の殺害事件はやっぱりやったかとの印象は免れません。
この第一報が韓国だったことも含め、海外の調査能力についての差を感じます。
金氏は北朝鮮の3世代にわたる世襲は良くないと発言していたと伝えられていますが、北朝鮮は「人民民主主義共和国」と看板を上げているにもかかわらず実態はまさに金王朝そのもので、今回の暗殺(といわれる)もまさにその王朝の世襲の混乱を防ぐという歴史そのものを現実で見ているようです。
日台親善
根室地域日台親善協会の設立総会と交流の集いを開きました。
根室管内と台湾の交流をより一層進めて地域の活性化の一助にと、一年前から呼びかけてきたものが、ようやく実現できました。
これも振興局を始めとして関係した皆さんのおかげと感謝しています。
北海道内では22番目の設立となりますが、振興局単位での設立は日高に次いで2番目で、その日高管内では既に昨年暮れに観光や物産のプロモーションを開催するなど活発に活動しています。
台湾は(台湾だけでなく東南アジアはといった方が良いのかも知れませんが)とても親日的で、日本語の話せる方も多く交流のしやすいところでもあります。
今後は、お互いの物産や観光などの交流を深めて行きたいし、今年中断したチャーター機の復活も目指したいと思っています。
大学訪問とPM2.5
台湾訪問4日目(一日目は着いただけなので、実質3日目)朝、高雄市にある「輔英(fooyin)」大学を訪問。
台湾で最も古く最大の看護などの医療系大学で、北海道の室蘭市にある専門学校と姉妹提携して、相互訪問をした縁で今回訪問したものです。
台湾の看護師の60%を供給しているほか、介護や環境、保育、化学、から電子まで人間の生命に関連することの一連の学科のほか、付属の幼稚園や病院を持っている大学です。
日本との交流や、日本への医療関係者を供給すること等も目指しているとのことで、北海道内の看護系などの大学と交流を希望していると言うことでした。
ここに来る前、ホテルから見た街中はかすんでいました。
台北訪問以来ずっとこうでしたが、PM2.5だそうで今日はまだ良い方でしたが本当にひどい状況です。
ここまで来てもこの様ですから、中国国内は本当にひどいだろうと思いました。