今日は中司事務所の御用納めをしました。
千葉後援会長と私の挨拶のあと神棚にこの1年間の無事を感謝して拝礼しました。
今年は災害が多く、農業や交通機関が大きな被害を受け、大変な1年だったと思います。
世界情勢も、ヨーロッパの難民流入から、イギリスがEUを離脱し、アメリカでは大方の予想を裏切ってトランプ氏というナショナリズムの旗手が大統領選に勝利したほかフィリピンや、ヨーロッパ諸国でもその勢力が台頭してきた年でもありました。
大きな期待を持たれていた日露首脳会談は、領土問題解決に踏み込むことなく終わり、わずかに将来の平和条約締結に向けた経済協力や四島での共同経済活動という日露の信頼関係醸成に向けた新しいアプローチが示されました。
こうした中、来年は様々なことを決める年になり、新しい変革のスタートとなる年になると予想されます。
今年の活動も今日で終わりましたが、新しい年には希望という2文字が現実となるよう頑張っていきます。
1年間有り難うございました。
月: 2016年12月
パール・ハーバー
安倍総理が、太平洋戦争の開戦の地となったハワイのパール・ハーバーを訪れ、オバマ大統領とともにこの地で亡くなった戦死者の霊を弔うとともに、この戦争で亡くなった全ての人を念頭に「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。この不動の方針をこれからも貫いていく」と述べた。
これに対しオバマ大統領は「復讐ではなく、和解こそ大きな恩恵を受ける」と応じました。
開戦の地であるハワイで、激しく戦った日米の首脳が会談しともに平和の大切さを訴えたことは、憎しみの連鎖や民族対立で戦火の止まない世界に対して大きなメッセージになればと願います。
日露関係や、日中、日韓の関係もこうあれば日本だけでなくそれぞれの相手国にも大きな恩恵をもたらすことは明らかなのに、国内向けのパフォーマンスで日本たたきを繰り返す隣国との付き合い方を考え直すべきではと思います。
今年の景気は
年末の挨拶回りを続けていますが、管内の経済状況(調査ではなく皆さんの話の端々から感じる事ですが)は総じて、内陸ではよい状態、海はホタテ以外は散々な状態と感じます。
酪農と、建築はそれぞれTPp関連の事業等で、土木建設は残念ながら災害関連で好調な状態ですが、人手不足が深刻で今後この方面の対策を考えなければならないと思っています。
一方で、街の中ではサービス業(夜の部)が不振で、これには対策の打ちようがないものの街中の活性化への課題は多いと思います。
冬と観光
雪の影響で大混乱となっていた交通機関も徐々に回復してきましたが、その中で「こんな事が頻繁に起こるのなら冬の北海道には来ない」との声が報じられています。
根室管内が相次いで吹雪に見舞われた一昨年にもそうした声がありましたが、本当に悩ましいことです。
旅行で訪れる方々は、こうしたアクシデントも含めて北海道らしさを満喫できるはずですが、一方で限られた旅行日程の中で動いているので、何日も降り込められていると次の予定に影響すると言うことです。
交通や宿の予約もあり、困るのも当然でこれが今後の冬観光振興に大きな課題として横たわっています。
メリークリスマス
今日はクリスマス。
仏教徒の多い日本ですが、信教にこだわらないおおらかな国民性と、外国のものが好きな国民性の中で、クリスマスがすっかり信仰とは必ずしも関係のない祭りとして定着しています。
2月のバレンタインデー、11月のハロウィンなども同様で、本家ではこんなに騒がないのにと言うものが多くあります。
祭り好きの国民性と、これを商売につないでいるしたたかな商魂の中でこうなっているのでしょう。
隣の芝生は良く見える、こちらの芝生もしっかり良い状態にしていかなければと思います。
取り敢えずメリークリスマス!
大混乱
22日午後から降り始めた雪が根室管内だけでなく、千歳空港でも降り続き空の便は欠航が相次ぎ千歳空港は大混乱と報じられています。
今年は異常気象の年でしたが、この様なことはこれで2回目。
12月にこの様になるのも滅多にないことで、今後が思いやられます。
22日やっと復旧したJR釧路・札幌間ですが、早くも雪のため運休せざるを得ない状態となり、またも道東と札幌圏の交通手段はたたれました。
他の方法がないとは言え、こうした雪害が当たり前の北海道がどう対処するか、検討していかなければならないと思います。
大雪と餅つき
昨夜から降り出した雪は、北海道中に降り積もり、中標津でも約40センチ積もりました。
心配した猛吹雪にはならずに済みましたが、交通網はずたずた。
朝から除雪機はフル稼働で、12月もまだ10日残している中でのこれ程の積雪は記録的と言うこと。
夏、雨が多く不順な天候が多かったので冬は少雪になると思っていましたが、1年の降水量は大体決まっているという自説は見事に外れました。
そんな中でも12月23日の恒例となっているお寺(開光寺)での餅つきが行われました。
青年部主催で子供達がお寺に来る機会を作ろうと始めた行事ですが、元青年の方達が張り切って、若い人が入る余地が無くなりそうです。
今年も一日1日と少なくなっています。
弱くなっていく日本人
敢えて批判を承知で書きます。
近年、いじめ、パワハラ、長時間労働などで自殺していく人のことを、ニュースで頻繁に見かけるようになりました。
もちろん自殺した人には、そこまで至る相当の理由があり、死を決意するだけの苦しさがあったろう事は解ります。
何故こんなに自殺が増えているのか。昔もこんなにあったけれどニュースに載らなかっただけか。
そのことは解りませんが、何故この様なことから逃れる方法が見いだせないのか、家族や友人に相談して逃れることが出来ないのか。
死ぬより生きる方が余程大変なことは誰でもが知っていいるけれど、それでも生きていくのは、死ぬ勇気がないのか。
人のつながりが無くなっていて、あまりにも弱くなってはいないか、自殺した人の苦しみを知らずに言います。
気温差
昨日、東京での道議団と北海道代議士会の懇談を終えて、中標津へ帰りました。
たまたまですが、東京は20度近くの気温で、歩くと汗が出ましたが、中標津へ帰ると一面の銀世界。
それでも今日は暖かい方でしたが、その差の大きさを感じます。
これがそのまま景気の差でもあると感じます。
決して中標津が貧しいのではなく、全てが揃っている街のエネルギーの差、人の数の差から来るエネルギーの差は如何ともしがたいものです。
これを乗り越えてしたたかに、都会では味わえない、そしてそれを逆手に取った生き方を示していくことが、これからの地域振興になると思えます。
早くも咲いたシロ桜
空からの根室平野
総理講演
自民党道議団と北海道代議士会の毎年恒例となっている、来年度予算に関する研修と懇談会の出席のため、昨日東京へ来ましたが、ちょうど今日の昼内外情勢調査会の全国例会にも出席の案内があって、講師の安倍総理の講演を聞くことができました。
ちょうど15〜16日に、歴史的な会談になるかもしれない(ならなかったが)日ロ首脳会談が行われた直後だけに、どんな話し合いがあって、その結果を総理がどう語るかに注目していました。
結果は報道されている通りでしたが、4島での特別な制度での共同経済活動や、民間ベースでの8項目にわたる極東ロシアへの投資などが、平和条約締結への第一歩となること。
90分の二人きりの会談のほとんどが平和条約の話だったことなどが明らかにされました。
これから、どう具体的に実現していくかの交渉が始まり、注目されます。