TPPをめぐる国会の特別委員会論議をテレビで拝見しました。
政府側の答弁は批判されるように、丁寧さに欠けるものとは思いません。
採決を目前にして、その日程を決める話し合いが与野党間でされていますが、もとより野党は廃案を目指しているいことから、採決そのものを「論議が十分でない」と拒否していますが、いくらやっても、盾にしている「国民の理解」にまで行き着くわけがないのは明かで、ただ引き延ばしをしているに過ぎないように見えます。
月: 2016年10月
福祉大会
第48回中標津福祉の集いが開かれ、開会式で昨日日本シリーズに勝って日本一になった「ニッポンハムファイターズ」の話をさせてもらいました。
他のチームから大金で集めた有名選手がいるわけでもなく、若い選手の多いチームだけど、みんながそれぞれの役割を果たしながらお互いを支え合ってきたチームワークが日本一になった元だと。
社会も同じで、それぞれが持ち味を生かしながら支え合う社会、それを福祉というのではないかと。
福祉とは施しではなく、支え合いと改めて思います。
ニッポンハム日本一
プロ野球日本シリーズ、ついにニッポンハムが4連勝して日本一になった。
正直、ビジターで、天然芝の地の利を生かして広島が勝って最終戦との予想をしていましたが、外れて見事に勝ちました。
思えば、ペナントレース中盤、ソフトバンクに11.5ゲーム差を付けられていて、今年はクライマックスシリーズに出られれば上出来と思っていましたが、まさかの15連勝と一服後の5連勝で、7月の成績が22勝3敗という信じられない快進撃で8月末に追いつき、最後追い抜いてパリーグ優勝。
クライマックスシリーズもハムらしい粘りを見せて日本シリーズにたどり着いたものです。
災害の多かった北海道に言いしれぬ元気を与えてくれましたし、最後まであきらめないと言うことも教えてくれました。
ニッポンハムバンザイ!
満席
午前、北海道がん対策6位一体協議会の長瀬会長と、近藤副会長が、知事に要望した後議会を訪れ、議長(今日は遠藤議長不在のため三井副議長が対応)に要望書を手渡すのに、がん対策推進北海道議会議員の会役員として立ち合いました。
6位一体の構成員の皆さんの意向を受けた施策の推進をしていかなければならないと思っています。
昼、農政部に行き先日党本部に行って指定団体制度の問題点や今後の制度づくりについて感じてきたことについての意見交換をしました。
50年続いてきて酪農を安定させてきた制度を発展的に改善することは容易ではないと感じています。
その後最終便で帰りましたが、飛行機は予約の段階であと一席だったので、当然満席。札幌に行く31日も一便と二便は満席、最近はこの状態が続いています。
JR不通効果でしょうが、地域の重要な交通手段であることがわかります。
滋賀県民会議
北海道以外の各県で北方領土返還運動に取り組んでいるのが、県民会議という団体です。
殆どの県では県議会議長が会長を務めています。
その中の滋賀県民会議の一行が根室での研修を終えて議会を訪れました。
昨年も同様に来訪されましたが、今年は県議会だけでなく彦根市議会、長浜市議会、大津市議会、近江八幡市議会の議員さんや、遺族会の役員の方々も参加され30名の団体で訪問されました。
意見交換では、小中学校などでの教育はどの様にしているか、12月の日露首脳会談が不調だった場合どうするかを事前に考えているかなどの質問が出ました。
北海道以上にしっかりと取り組んでいる印象で、私達も改めて道民とともに頑張らなければと思いました。
指定団体制度
酪農の牛乳指定団体制度見直しの動きに関して、道議会自民党農業振興議連役員で自民党本部を訪れ、西川公也農林・食糧戦略調査会長、小泉進次郎農林部会長、坂本哲志酪農・畜産対策小委員長、農水省大野畜産部長、伊東良孝副幹事長の皆さんとそれぞれ会い、議論になっている牛乳指定団体制度見しについて、意見交換をしました。
朝8時からの酪農・畜産対策小委員会の会合も傍聴しましたが、ここで意見を述べた全中酪農畜産対策委員長や、酪農政治連盟会長、乳業協会会長などは、当然ながら制度の維持を訴えていましたが、自民党側ではこのままで良いのか、はみ出した酪農家が出ていると言うことは制度のどこかに問題があるはずで、それに対応する制度や組織改革の具体的な方策を提案して欲しいと前持っていっておいたはずが、この程度の意見かという西川会長の言に代表されるように将来に禍根を残さないように酪農家を守る制度作りに苦慮しているという印象でした。
現場の声(不安)と団体の意見、道庁などの意見を聞きながら将来に向かう方策を考えなければならないとの宿題をもらってきた一日でした。
北海道は異境の地、沖縄は・・・
指定団体制度の見直し論議が大事な時期になっている事から、明日自民党の農林関係の幹部に会うため上京し、日本シリーズが気になるため遠出はせずに、近くのそば屋で夕食を取りました。
店の中では3グループほどが食事を取っていましたが、その中の熟年グループの会話が耳に入ってきました。
聞くとはなしに聞いていると、「山梨の日教組の加入率は95%、大分が90%、左翼と言われる北海道が50%だというのに・・」
「北海道は道新という新聞があるからな」
「私から見ると北海道は異境の地、沖縄は外国に見えるよ」
北海道がこんなふうに見られているのは、北海道人としては悔しいものです。
「東京だけで日本が成り立っているわけではないよ」と言い返したいのですが、確かにあの新聞社のものの見方は異常とも思えるので・・・。
超不漁
少し時間があったので別海漁協から順に3漁協を訪問しました。
時期的には秋鮭漁の最盛期ですが、今年は極端な不漁が続いていて、別海漁協管内では昨年の30%、野付は40%、標津は50%程度と、近年獲れなくなってきている中でも更に不漁となっているということです。
原因は分かりませんが、8月から9月上旬にかけての台風などによる大雨で、海に大量の川水が流れ込み鮭が海岸近くに寄っていないのではとも言われています。
実際海で獲れた鮭なのに川でとれたもののようにブナがかかってきており、商品価値が下がってもいます。
価格は不漁のせいで高いようですが、一方で加工業界が苦しむことにもなっています。
もう遅いのでしょうが、なんとか大量に押し寄せてきてはくれないでしょうか。
池田町長選挙
十勝管内池田町で町長選挙が行われました。
不通なら係わりないことですが、現職に対抗して立候補したのが、大学時代同じ釜の飯を食べた友人だったことで、肩書きと名前を使うことを認めたものです。
告示の日には一日選挙カーにも乗って町内を回りましたが、この友人は3年前に池田町に東京から移住した割には住民の皆さんの反応が良いと思いました。
現職は5期目で、過去3回の選挙は無競争。一回目の選挙のあと相手陣営だった建設会社は仕事を貰えなかったとか、ワインでの町おこしで全道の先頭を走っていた町が、今では十勝で最も沈んでいる街になっているのは何故か。
そこにこの無名の候補が名乗りを上げた意味があると思っています。
ダブルスコアでの負けでしたが、投じた一石の波紋は大きかったと信じます。
間違っても町長派と反対派のしこりなどにつながらないように祈ります。
自民党道連セミナー
28年度自民党セミナーが開かれました。
今年は何時もと趣向を変えて、26年札幌オリンピック招致を目指す雰囲気を盛り上げようと、講演の前段冬季パラリンピックの金メダリスト大日方邦子さんを登場させ、高橋知事と秋元札幌市長から決意表明の挨拶、そしてリオデジャネイロオリンピック団長の橋本聖子氏がカーリングの小笠原歩さんを招き入れ、最後に堀井学氏が頑張ろうコールという豪華なオリンピック招致ステージを盛り上げました。
第2部は自民党の二階幹事長の講演で選挙に向けての心得などを話しましたが、マスコミを意識してか解散総選挙には触れませんでした。
二万円という高い会券を買っていただいた皆さんに感謝します。