台風被害

 希望通り足早に過ぎてくれた台風10号でしたが、とんでもない爪痕を東北、北海道に残して行きました。
 北海道でも上川管内南富良野町や、十勝管内芽室町など北海道の中央部に当たる地域で、河川の氾濫や、橋の崩落、道路の決壊などが相次ぎ、甚大な被害となりました。
 先に崖崩れの被害があり通行止めとなっていた羅臼町では、ようやく片側一車線の通行が可能になりホッとしていたところですが夜中降り続いた雨が心配でした。
 羅臼本町に入る手前で一部道路の路肩が崩れて、一時通行止めや断水が起きたと伝えられていますが、大事には至らなかった事でホッとしています。
 被災地の一日も早い復旧と農業から撤退しない施策を打ち出さなければと思っています。

台風10号の動き

 恐れていた台風10号が殆ど予想進路の通り速度を上げて進んできました。
 今日は札幌で各種専門学校を運営している「吉田学園」の70周年記念式典があり、教育振興議員連盟の役員として出席予定でしたが、明日朝帰れる保証がないということで、祝電を届けてもらうことにしました。
 勢力が強く、散々大雨に見舞われている根室管内でも、再び災害になるのではと心配しましたが、大雨警報が出てはいるものの、それ程強い雨にはならずにすんでいます。
 なんとか被害が出ないで通り過ぎてくれることを祈るばかりです。

国防について

 ひげの隊長で有名な佐藤正久参議院議員を講師にお迎えして、道東防衛議員連盟根室圏支部主催で日本を取り巻く安全保障環境についての講演会を開きました。
 講演にあたって掲示した資料は南北を逆さにした(正確には大陸側から太平洋を望む)地図一枚でしたが、ロシアや中国から見て日本列島がどれ程戦略上邪魔か、その延長線上に「北方領土問題」や尖閣への中国の領有権主張、9段線と勝手に名付けた南シナ海への中国の動きなどがあると、本当に分かり易い話でした。
 尖閣については日本の領土を守るのは当然だが、中国側が海警という日本の巡視船にあたる船で侵入している以上は自衛隊は出てはいけない。
 それは中国海軍が出て来る恰好の口実を与えることになるから、など本当に分かり易かった。
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陳情会

 釧路市に石井国土国通大臣が来訪することになり、釧路、根室両開発期成会が来年度予算に向けて別々に要望しました。
 根室開発期成会からは地方高規格道路の早期完成、中標津空港の冬季中型機着陸に向けた整備など3点に絞った要望をしました。
 石井大臣からは今回の台風災害などを念頭に置いた安全安心な地域づくりを中心に整備を進めるとの言葉がありましたが、滅多に出来ない大臣要望とはこんなものかなと、2時間近くかけて釧路まで出向き、会場の控え室で更に40分待って、要望は15分。
 国を動かす重要人物の大臣とはこんなに偉い政治家かと・・・。
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国民大会

 北方領土返還要求北海道・東北国民大会が札幌で開かれ、日帰りで出席しました。
 台風関連の雨のため、大通りまでの街頭行動(デモ行進)は取りやめとなり、道新ホールでの大会のみとなりました。
 いつも感じる事ですが、壇上の来賓は殆どが代理の出席です。
 特に政府側の来賓は、政府三役の大臣、副大臣、大臣政務官の誰かが出席すべきところと思いますが、事務方の審議官か参事官の出席で、政府の本気度が疑われます。
 もちろん国会議員も今回は伊東代議士と堀井代議士の二人のみ。
 台風による被害も出ているので、そちらに出向いている方もあろうと思いますので追求するつもりはありませんが、このままこの大会を続けて返還への気運が盛り上がるのかと疑問に思います。
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羅臼崖崩れ再び

 相次ぐ台風で羅臼町のあちこちで崖崩れが起きていることは先日書きましたが、昨日、雨が収まって晴れている中で夕方大規模な崖崩れが発生しました。
 幸い人家のない家と家の間だったので、人命には大事なかったのですが、たまたま近くにいた人が巻き込まれそうになって海に向かって逃げる際足首をねんざ骨折したとのこと。
 また、昆布番屋が一棟押しつぶされています。
 直接の被害はこういうことですが、電気、交通、電話といったライフラインが寸断されており、崩れの規模が大きかっただけに回復に苦慮しています。
 何よりも電気を通す方法がないかということです。
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台風9号

台風11号の大雨のあと心配された9号は、道央方面を縦断し 根室管内は大雨の被害を免れました。
それでも知床山脈につながる山からの水を集める標津川は、洪水危険水位を越えて、標津町では避難勧告を出す事態になりました。
堤防を拡げて遊水池をもうけた効果が出て大事に至らなかったと思います。
今日は朝から晴れました。
このまま続いてくれればと願うばかりです。
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台風災害

 昨日の台風11号被害の調査に羅臼町へ行きました。
 その前の台風7号からほとんど降りやまずに続いている雨のために、各所でがけ崩れや排水溝のつまりによる住宅や番屋への被害が多くみられました。
 羅臼町ではこうした災害が近年頻発しており、一昨年の8月にも集中豪雨により同様の被害が発生しましたが今回は住宅地域も含めてそれを上回る被害となりました。
 防災対策や、災害復旧、高潮を防ぐ防潮堤の建設などこの地域には多くの事業が投入されていますが、追いつかないのが実情です。
 このように災害が多くなってきたのはなぜかも真剣に究明することも必要です。
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中標津町議会議員選挙

 中標津町議会議員選挙が18人の定数に20人が立候補して行われ、きょう投開票がありました。
 町長選との同時選挙でしたが、町長選は無競争で終わっていることもあってか投票率も50.11%と低く、台風の影響もあったと思いますが、住民の議会に対する期待度が低下しているとも思われます。
 今回は新人が9人立候補と新旧交代の期待もあった選挙でしたが、29歳の候補が現れた以外はほとんどが60歳、70歳で新しい期待に乏しかったことがあったと思われます。
 働き盛りの人たちは、期待されながらも自分の仕事のことを考えると公職はできないと断ることが続き、また地域代表も選出できないことが、選挙に対する意識の低下や、盛り上がりを欠く結果になったと思います。
 これが町政への関心低下とならなければ良いがと思います。

お見事・快挙

 陸上男子400メートルリレーで、日本が初の銀メダルを獲得しました。
 それも世界の強豪がひしめくなか、9秒台の選手がいない日本が、堂々と銀というのには驚きます。
 4人の選手の息とバトンリレーがぴたりと合った結果で、日本らしい勝ち方でした。
 柔道や、レスリングといったこれまで実績を持っている競技はともかく、陸上でのこの成績は全く、快挙以外の何物でもありません。
 もちろんこの他の競技でも、最後まであきらめずに逆転で勝利する競技が多く、見ている私達に大きな教訓も与えてくれています。
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