春と冬

 今朝の1便で帰ってきました。
 なかしべつ空港雪のため引き返す場合があるという条件付のフライトでしたが、無事着陸してくれました。
 昨日の札幌はもうさくらが咲いて暖かく春満開でしたが、上空から見る中標津は真っ白でまさに冬の世界。
 連休前にはタイヤ交換をしない理由が分かったというフェースブックの書き込みがありましたが、まさにその通りで、これは良くあるパターンです。
 しかし、観光面でみるとせっかく例年より一週間早く開通した知床峠も雪のため通行止め。
 いつものこととは言え残念な連休初日となりました。 
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インドネシア・スラウエシ島

 インドネシア東北部(フィリピンのすぐ南)にあるスラウエシ島(太平洋戦争中はセレベス島と呼ばれていた)の北部、北スラウエシ州マナドから北海道へ直行便を飛ばし、北海道との交流を進めようと熱心に取り組んでいる方が居て、いよいよ今年の10月2日に初めてのチャーター便で実現する段階になって来ました。
 先日そのメンバー表と、2班に分かれて行動する日程表が送られてきましたので、今日道庁の国際課に届けました。
 今のところこちらで特に対応する事案はありませんが、知事への表敬訪問や、北大、高校生同士の交流などが組まれていますので、今後準備にあたる必要があります。

海外留学に向けて

 北海道が、道内の大学生の海外留学を支援し、これからの北海道国際化の旗手を育てようというプロジェクトに取りかかることにしました。
 そのプロジェクトに取りかかるにあたって、先ず学生に聞こうと言うことで、ドットJPのスタッフに学生を集めてもらい、考えを聞きました。
 聞く側は道庁総合政策部、学生は今回北海学園大生が主になりましたが思った以上の意見が聞けたようです。
 (因みに私はドットJPスタッフとのつなぎと、会場にした大地みらい信用金庫にお願いをする役割でした)
 学生からはやはり言葉の問題や、お金の心配などが多かったのですが、行き先にロシアと応えた学生が数名あり、その理由が「一番近い隣国」だから、ということには、道職員も驚いて、年代の違いを感じたとのことです。
 時間外の5時からでしたが、快く会議室を貸して戴いた大地みらい信金札幌支店に感謝します。

初体験の3日間

 道議会とは直接関係ありませんでしたが、24日からの3日間様々なことで初体験でした。
 まず24日は、大相撲の錦戸親方(元水戸泉関)と中標津町出身のソプラノ歌手小野友葵子さんの結婚披露宴に招かれ、出席しました。
 品川プリンスホテルの飛鳥という大きなホールで1300人というものすごい人たちが集まっての披露宴でした。
 相撲界はもちろん八角理事長、横綱白鵬関をはじめ、芸能人やプロ野球のOBなど多彩な顔ぶれで、田舎者の私などは戸惑うばかり。
 25日は孫3人とその親たちでデイズニーランド初体験。一日中様々な乗り物や見物館を回りくたくた。
 26日は歌舞伎の4月公演を見に行き、前から4列目というぜいたくな席が取れ初めての歌舞伎を堪能。松本幸四郎や、片岡仁左衛門など名前を聞くだけの歌舞伎俳優が生で見られるなんて、と感激。
 夜は伊東代議士の国会研修団の最後の打ち上げパーティーに合流。二階総務会長や森山農水大臣、石破地方創生担当大臣などのほか、同期の仲間や道内選出の国会議員も出席。
 少し息抜きの多い3日間でした。
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一夜明けて

 昨夜、北海道5区の補欠選挙で自民党が勝利し、一夜明けて報道では様々な分析や、評価がされています。
 特に、共産党を入れた野党連合の成果はどうだったか、というものが多いのですが、特に気になるのは、無党派層の70%が相手候補に投票していることです。
 選挙結果は経済政策の伴わない福祉政策は実行できないとの判断から、経済重視の自民党に支持が集まったといえますが、自民党の政策の進め方が全面支持されたのでもないのです。
 今後民主党を離れて和田氏支援に回った新党大地の存在と扱いも難しいものになります。特に骨肉の争いを繰り広げた旧5区では熱心な支持者との融和はなかなか難しいものがあると思います。
 どちらも今後新しい展開の中でどうなっていくか、政界再編となっていくか分岐点になるような気がします。

和田氏当選

注目されていた北海道5区の補欠選挙は、私達自民党の和田氏が当選を決めました。
住民としては良識のある選択だったと思います。様々な不満や不足があるのはたくさん有ることは、私達も承知しているところですがその事を総合して判断しながら実現できるのも自民党だと思っています。
今回の勝利はその事を承知の上での選挙民の選択です。
心して実現に努めなければと改めて思います。

 震災に見舞われた熊本に雨が降り、残っている行方不明者の捜索を中断したとの報道があります。
 山崩れによる二次災害の危険性があると言うことですが、もっともなことです。
 一日も早く見つけてあげたいとの気持ちはあってももう絶望的な行方不明者の捜索よりも、現場で頑張っている方達の安全を確保する方が大事なことは家族にも理解されることと思います。
 これから梅雨を前にして不安定で豪雨になりやすい季節になります。
 無情の雨になってこれ以上被災者の皆さんを苦しめないことを祈ります

北方領土

 千島歯舞諸島居住者連盟(略称・千島連盟)中標津支部の総会がありました。
 元島民の方の平均年齢は既に80才を超え、残された時間は少なくなってきていますが、事態は一向に動かないままです。
 5月には安倍総理が訪ロしてプーチン大統領と非公式会談を行うとのことですが、この非公式会談で忌憚のない意見交換をして何らかの解決の糸口が見つけられたらと願わずには居られません。
 先の外相会談では昨年とは違った言い回しが出てきており、大国特有の揺さぶり外交の様子が伺えます。
 今年の第一回の墓参事業は、野付半島の対岸の「泊」を希望しましたが、認められず墓参箇所を変更せざるを得なくなったことは、この近辺に軍事拠点を築いて居ると言うことが推察されます。
 こうした事があれば一層返還は遠のくことになります。

今後に期待

 根室管内農協青年部連絡協議会の総会があり、出席し挨拶をさせていただきました。
 今日は議事の最後までいる事が出来ましたが、議案に対する質疑や、TPPについてと、指定団体制度廃止反対についての決議でも前向きの姿勢が出ていて頼もしいと思えました。
 とかく決議は批判的にのみ行ってしまうものですが、この様に青年が前向きのとらえ方をしたうえで政策要求をしてくることは、今後の政策推進においても、地域をまもりながら産業振興を図るうえからも大きな力になってくると期待出来るものです。

宇土市役所

 今回の熊本地震は、直下型の強い地震が繰り返し、被害を大きくしている。
 今日は宇土市役所が倒壊の危険があると言うことで使えなくなり住民支援や様々な手続きに障害が出ているということ。
 厳しい財政状況の中で先延ばしにしてきたことが、この場合裏目に出て、改めて行政施設の重要性が見直された格好になっている。
 北海道議会の建物も既に築65年を超え、しかも耐震強度が不足していて、建て替えなければ震度6程度でも倒壊の恐れがあるという代物。
 その費用は約115億円(取り壊し費用を含む)と見込まれているが、ある新聞を中心に「高すぎる」「商業ビルと共用できるように」と、疑問を呈する批判がある。
 15年前の見積もりであった250億円から見ると現時点で最低限と見ているが、それでも贅沢だろうか?
 それとも、議会の存在がそれ程軽くなっているというのだろうか?