今年は大きな吹雪も少なく、順調に春に向かっています。
近くにあるクレソンも一部で伸び始め、昨日とってきて食べました。まだ小さく、ゴミも多いので、食べるまでの手間は半端ではありませんが、春の実感がします。
同時にやちぶきも少々取ってきましたが、その苦さもまたたまりません。
雪解けも進んであちこちで土が出ているので、ふきのとうや、行者ニンニク、蕗などこれから山菜のシーズンとなり、値上がりしている野菜を買う量も減らせます。
月: 2016年3月
新幹線
26日初めて北海道へつながった北海道新幹線ですが、あれほどお祭り騒ぎだった初日でさえ搭乗率が約6割だったと島田社長が会見しています。
まだ観光の時期には早いことや、土曜日でビジネスの利用がなかったことが原因かも知れませんが、ある意味予想通りでした。
一方で今後の採算性に暗雲を与えるものと思っています。
先に開通した北陸新幹線は、東京・金沢間が2時間半、1月に乗った「かがやき」は夕方の列車のせいもあってかほぼ満席に近いものでした。
富山、金沢と、県庁所在地をつないでいることもあるのでしょうが、なんといっても2時間半という時間にその鍵があるのではないかと思います。
それに比べて北海道新幹線では4時間。しかも北海道の入り口に過ぎない函館。
起爆剤には相当の工夫と覚悟がなければならないことと思います。
7人
久し振りに日曜の朝一便に乗りました。
普段は少なくとも土曜日の1便ですが、昨日札幌での結婚披露宴に出ることが有ってのことです。
今日の千歳発1便は乗客が7人と、これまで乗った中での最低記録でした。
乗ったときに客室乗務員に「今日はみんな新幹線に乗ったのかね」と冗談を言いました。
少ないことは気になりなりますが、その折り返し便の千歳行以降は団体も入って空席わずかという事になっていたのでいつもの平均7割近くになる事と思います。
それにしても、3月15日を過ぎると、繁忙期運賃ということでいつもの割引がなくなり、往復割が変更のきく最大なのはどうなのかと思います。
新幹線開業
道民待望?の新幹線がついに青函トンネルを渡って新函館まで開業しました。
道南やこの開業を待ちわびていた関係者は沸き立っていますが、明日以降の予約がまだ25%程度と聞いて、新幹線効果に冷ややかな私などはやっぱり、と思います。金沢や、長野など巨大人口集積地の東京圏から近いところでは時間短縮の効果がはっきりと現れますが、4時間という人の我慢の出来る範囲(3時間)を超えると飛行機との競争でも負けてしまうからです。誘客に全力を挙げると関係者は意気込んでいますが、お客は冷たいものです。
割安航空券が当たり前になり、その航空業界もLCCの登場でまた一段の低価格競争となっています。
北海道は空を基軸にした本州や海外との交流を重点にしていくべきと思います。
改革好き
政府の改革好きにも困ったものです。
今度は酪農の安定を支えている「牛乳の指定団体制度」を見直す方向で検討を始めました。
河野太郎氏が座長を務めながら会議を開き、乳業メーカーや酪農家代表?学識経験者から意見を聞いていることが報じられています。
農業には一昨年の農地改革、農業委員会改革、農協改革と次々と改革論議を押しつけようとしてきます。
日本の農業はこの国土で永年培われたものがあり、それがアメリカを代表とする大規模競争型農業に太刀打ちできないものになっている事は確かで、TPPなどで崩壊の危機を叫んで抵抗勢力になっている事は確かです。
しかし、国はその国土で生産するもので国民を飢えさせないということが基本であるにもかかわらず、それは到底無理だから国の支援のいらない規模と経営体にして後は輸入すればよいと、短絡的に考えて改革を言いつのります。
いつまでもこんな事をいっていたら、参議院選挙では勝てません。
定例会終了
第一回定例会が終わりました。
最近の議会は大きな混乱もなく終わるのが普通になりました。
新聞ネタ的には混乱した方が良いのでしょうが、地方議会には大きな争点がないのと、与党側の議員数が絶対多数を持って居るために、最後に議決では始めから勝負が解っていることで、共産党のように一応否定的な修正動議を提出し、提案理由説明、それに対する賛成討論をして抵抗勢力としてのパフォーマンスをやるのが精一杯です。
私達も決して少数意見を無視するのでなく、やるべきと思ったことは例え共産党の提出したものでも取り入れて実行していきます。
空港民営化
議会最終日を前にして、かねてから検討がされてきた道内空港民営化についての勉強会がありました。
民営化好きの政府が提案してきているもので、国内第一号の仙台空港の後、福岡や高松、関西国際空港と大阪国際空港を一体化していく案などがあるとの説明で、北海道では国管理の4空港と帯広・旭川の市管理空港などを一体化して民営化するという案などが浮上しています。
千歳空港はその利用乗客数や、発着数の多さで大幅な黒字空港ですが、他の赤字空港と一体で民営化することに乗ってくる民間会社があるのでしょうか?
もしかしたら結局中国資本に買われてしまうのではという危惧があります。
勉強会では、そもそも何故民営化しなくてはならないと考えているか質問させてもらいました。
民営化の議論の前にするべきことはあるのではと思います。
同期会(一風会)開催
議会自民党4期の同期会(一風会)を開催しました。
一回おきの開催で、今回は半年ぶり、しかも5年ぶりの夫婦同伴での会としました。
議員は全員出席、婦人も5人出席し、高橋知事も久し振りに最後までいて楽しく懇談しました。
一風会は一期目では19人途中入会も含めて最大21人居ましたが、増減しながらでも未だに12人のメンバーがまとまりよく、4期目になった今では会派の中枢を担っています。
今後の道政を同期の高橋知事と一緒に良き理解者として、また時には厳しく指摘をしながら北海道のために力を尽くしたいと思います。
女性軍勢揃いして記念写真
卒業式
卒業式シーズンはもう終わりで、それぞれの段階で多くの卒業生が次のスッテプへの期待を込めて巣立っていっています。
昔のように荒れた卒業式は伝えられていませんが、先日テレビや新聞に載っていたある小学校の卒業式で、女の子が袴姿だったのに、「おや?」と思いました。大学の卒業式は今では当たり前になっていますが、たかが小学校で?という感はぬぐえません。
女性の袴姿は、子供から大人になった証として昔は女学校(今の女子高校)の卒業時に着たものだそうですが、小学校にまでこの様な姿は異様で、親の趣味が高じた豊かな時代になっているなと思わずにいられません。
子供の貧困が社会問題となっているときこの様な風潮がはびこると、貧困の中にある子供は益々住みにくくなるのではと思います。
もうこんなばかばかしいことは止めましょう。
お彼岸
短かった日も随分長くなり、今日はもうお彼岸となり、昼と夜の長さが同じとなりました。
彼岸とはこうして昼と夜が同じとなり、死後の世界と今の世界が最も近付く日として春と秋の二回先祖供養を行う法要を行います。
私も久し振りにお寺参りに行きましたが、あらためてご先祖様有っての今の自分というところを思います。
彼岸会の法要は、先ず住職と一緒に三拝しその後施餓鬼供養のお経をあげ、彼岸(対岸)にいる全ての亡くなった方を供養します。
次に卒塔婆供養をしてそれぞれの家の先祖供養をして法要は終わります。
日本人は、こうした行事を通じて人としての様々なことをも学んできたと思います。