昨年大雪でつぶれた業者の解体作業が進み、これまで物置や漬け物小屋として使っていたところを片付ける事になりました。他にも行事があったのですが、今日しかできなとあって捨てるもの、他へ移動するものなどを分けながら片付けました。
いつもこうした作業をする度に思うのはいかにいらないものが沢山あって、そうした中で埋もれて生活しているかです。
大部分は捨てるのですが、我が家の歴史を物語る道具などは捨てきれずまた他の場所に移動です。
最後は60キロくらい有る冷凍ストッカーを女房とウンこらエイこら言いながら移動して終わりました。
同じく歴史を重ねた牛舎が取り壊されるのを寂しく思います。
月: 2016年1月
政界の駆け引き
今朝の道新で安倍総理から、各級の選挙で新党大地と選挙協力をせよとの指示があったと報じられています。
昨年末に鈴木氏と安倍総理が会談したとの情報があり、4月に行われる北海道5区の補欠選挙でも共産党と連携するような民主党とは一緒にやれないと和田氏支持を表明した鈴木氏でした。
自民党から出て新党大地を立ち上げ、その発言力で信仰に近い一定数の支持者を集めている鈴木氏ですが、民主党に付いたり離れたりし、遂には娘の貴子氏を民主党公認で出させるなどその政治信条がどこにあるか疑われていました。
民主党第7選挙区支部長であり、道連副会長にもなっている貴子氏はどうするのでしょうか。
天皇陛下
フィリピンを訪問中の天皇陛下が、先日のフィリピンの戦没者慰霊碑への参拝に続いて日本人戦没者の慰霊碑に参拝した様子がテレビに映し出されています。
戦争犠牲者のことを忘れがちな戦後生まれの私たちだけでなく、戦中生まれの人達に代わって深々と頭を下げられる様子を見て、涙が出そうか気持ちになります。
天皇を「現人神」と持ち上げて戦争に突き進んだ大戦までの日本のあり方に、一番責任を感じていたのは昭和天皇でありそのあとを継いだ今上天皇であると言うことなのかも知れません。
誰かに責任をかぶせるのが次に進む常道ですが、それを一心に受け止めている姿には、経緯と共に痛々しさを感じます。
私たちもこの歴史を忘れてはならないことです。
甘利大臣辞任
献金問題が週刊誌に書かれ国会で追及されていた甘利大臣が、調査の報告の後辞任を表明し安倍総理は直ちに石原伸晃氏を後継指名しました。
まさに青天の霹靂とも言えることで、あれほどTPPの日米交渉に全身全霊を捧げた甘利大臣にこの様な仕打ちが待っているとは、政界も一寸先は闇と言えます。
ことの顛末は何れ詳しい調査の後明らかになるものと思われますが、トラブルの解決を依頼した業者が週刊誌に売り込むなど考えられないことですが、これも人の信頼を軽んじるようになった社会の一面でしょうか?
家庭教育支援
今年は、教育の推進に力を入れるとあちこちで表明していますが、その初めは家庭教育のあり方から、と言うことをフェイスブックで書いたところ、お金ではなく「知」による家庭教育支援が出来ればと、まとめたレポートを届けてくれた方がいます。
内容を見ると本に出来るような労作で、生まれた時点からの様々な母親が直面することについてQ&A形式でまとめてあります。
貧困や、情報不足など孤立しがちなお母さんにメールで配信するようにすると生きるのではないかと思いました。
この様に真剣に家庭教育に取り組んでいる方もいます。
頑張れ就農者
別海高校の酪農経営科と、農業専攻科の海外研修報告会があり、出席しました。
今年は、カナダへの研修が一人、ニュージーランド実習が三人の報告でしたが、か何れも貴重な経験をしてきたとの事です。
その後卒業生の就農激励会があり、経営科卒業生二人と、専攻か科修了生五人が就農することになるようです。
不安もあるかもしれませんが、食料生産が出来なくなるようなことは絶対に無いので、意欲的に取り組んでもらいたいものです。
癌
私にとって大事な人が相次いで癌でなくなりました。
もちろん、まだこれから社会で一定の活躍の出来る年齢ですから、私にとってだけでなく家族にとっても地域にとっても大事な人とも言えます。
今では、死亡原因の4分の1が癌とされており、また生涯のうちに癌にかかる人は男性で62%、女性で46%にものぼると言うことで、まさに二人に一人が癌になるということです。
札幌にある国立がんセンターの近藤院長も北海道は癌による死亡率が全国ワースト2位ということで危機感を持って議会にも講演に来て下さいました。
何よりも早期発見が大事で、その為にも定期的に検診を受けることだとのことです。
みんなで意識して癌により亡くなる方を減らそうではありませんか。
昨年の酪農
我が家の昨年の酪農経営は過去にないほどの好成績で終わった事が解りました。
その要因は、なんと言っても乳価が5円上がったことが大きいのですが、その他に仔牛販売価格の上昇や、一昨年の貯蔵粗飼料の品質が良かったこと、その影響で牛乳出荷量が、落ち込んだ一昨年に比べ15%も増えたことと乳牛の事故が少なかったために初任牛が売れたことやその価格が異常なほど高かったことなど、全てが順調に回った結果でした。
今年はどの様な年になるのかと思いますが、先ずは毎日の地道な努力が必要なことは言うまでもありません。
新春交礼会
今年の中司後援会の新春交礼会が、多くの皆さんの出席で盛会の中に開催できました。
小畑道議、柿木道議も応援に駆けつけてくれましたが、特に柿木道議は今年の参議院選に出馬することになっていますが、中標津には美唄の米と中標津の乳製品の物産交流の発案者として毎年訪れているだけに皆さんに暖かく迎えていただきました。
昨年の重要な出来事は、丁度今時期の度重なる暴風雪、その頃に進展した農業委員会と農協改革の嵐、秋にはTPPの大筋合意と、この地域にとって大きな嵐が吹いた一年でした。
この嵐にどう立ち向かうかが課題でしたが、大きな影響がない範囲で収めていくことが出来たと思っています。
飲酒運転根絶条例に中心となって係わり、今年はその実効性を上げる事や、同じく昨年成立したがん防止条例に沿った検診率の向上や、時代を担う人材を育てる教育、特にその本になる家庭教育に力を入れる体制を作っていきたいと思っています。
・・・と言うようなことをお話ししました。
猛吹雪の季節?
発達した低気圧の影響で19日から降り始めた雪は、今日はかなり治まったようですが、中標津への飛行機は昨日に続いて全便欠航でした。
警報も11時過ぎには一旦全て解除されましたが、午後3時過ぎに再び「暴風雪警報」が出されました。
今日で3日目ですが、国道・道道の通行止めも殆ど解除され、大荒れだった割には早く復旧したようです。と言うのは私は17日に直行便東京経由で金沢へ「家庭教育」に関する研修会へ出ており、そのすごさを知らないのです。
3年前、中標津町でも5人もの命が失われ、その後通行規制を早めにすることや 吹雪いてきたら外出を控えたり、無理して道路を走らないなどがかなり徹底して来ているようです。
この爆弾低気圧はこれからが本番なので、注意が必要です。