もう何回かここに登場してきていますが、北海道飲酒運転根絶条例の素案検討会が議会自民党会議室で開かれました。
これまで何度も会合を重ね、必要事項の盛り込みや、様々な団体や道民などの努力規定を整理し、素案にまとめる作業をしました。
主なところは、議会の調査課のメンバーや、法制文書課によって文言整理などをしてもらっていますが、今日の会議でも更に意見があり、内容の変更や、条項の変更などの宿題ができました。
午前中には、すすきのビル管理組合にお邪魔をし、テナントとして入っている飲食店事業者に対する啓発や、ビル入り口への飲酒運転啓発ポスターの掲示などについての了解をいただき、条例の中に盛り込むことにしましたし、運転代行業からの要望書にあった、イベントでの飲酒運転防止の呼びかけなども盛り込むことにしました。
なんとか、この条例によって全ての道民が飲酒運転をしないという決意を持つようにしたいと思います。
月: 2015年7月
国会議論
今日から参議院で安全保障法案についての集中審議が始まりました。
先の衆議院での質疑では、法案の趣旨を十分理解させられなかったとの反省のもと、与党からその必要性や、中身の理解を広める為の質問時間を多くとるという方針に変更したようです。
衆議院では、先ずレッテル貼り(戦争法案)をされ、審議を深めたにもかかわらず国民の反対運動が大きくなって来たことがありました。
今の憲法解釈のぎりぎりの範囲で新3原則を打ち出し、その範囲での活動に限定して国際協力を行おうという趣旨の法案であるにもかかわらず、限りなく拡大解釈をして、直ぐにも戦争に巻き込まれる危険性を強調した質問がその反対運動の裏付けとなっています。
今日の国会議論で、野党側からの質問も、初めから廃案・反対ありきの質問で、これではどんなにていねいに説明、答弁しても理解を得て議決とはなりようがないと思いました。
テレワーク
今日、別海町でマイクロソフト社を中心としたテレワークキックオフイベントが開かれました。
第一部では、「最新ICTに触れるSurFaceとクラウドの体験講座」が開かれ、新しい働き方・生活のイメージをつかむ講座があり、
第2部では日本マイクロソフト社の社長や、既にテレワークを徳島県で実現している「NPO法人グリーンバレー理事の祁答院氏や、こうした動きを支援しているダンクソフト社の遠山代表、地元でこの受け皿となるNPO法人Be-W.A.C代表の山本瑞穂さんなどが参加してシンポジウムを開きました。
別海町でテレワークが出来る事による可能性が限りなく広がっていく夢を語り合いました。
別海町(旧光進小学校)を拠点に、管内全域に広がっていけばと思います。
飲酒運転と考える道徳
飲酒運転による悲惨な事故が続き、根絶に関する条例を起案しようとしている最中、砂川市の市議会議員が飲酒運転事故を起こし逮捕されたというニュースが流れています。
自分だけは大丈夫とでも思うのでしょうか?
飲酒運転は勿論犯罪ですが、法によって罰せられる以前の、道徳の問題ではないでしょうか。
同じ道新の中に、文科省が、道徳教育を「考える道徳」の方向にするとの記事があります。
その記事の最後に、中央大の教授の声として、「子供がどうすれば評価されるか解れば、考え方の多様性が奪われる恐れもある」と書いてあるが、みんなが同じ考えを持たなければ社会規範としての道徳にならないのではと思います。
人に迷惑をかけてはいけない。飲酒運転はしてはならない。などに多様性などはないはずです。
林業活性化
人間とは勝手なもの。昨日恵みの雨が降ったと喜んだかと思うと、今日は蒸し暑いと会う人ごとに挨拶代わりに言い交わします。
かくいう私もその一人です。かといって下戸の私はビールをググッとというわけにも行かず、ひたすら汗を拭き拭き動いているところです。
昨日は根室管内森林・林業・林産業活性化議員連盟の総会があり、出席しましたが総会後の新役員紹介の中で、羅臼町がこれから中学校の建て替えの設計に入るが、中標津児童館を参考に地場産木材を使ったものにしたいとの話から、様々な活用に関する話に発展しました。
伐期に入っている大量のカラ松材の利活用ができれば地域的に一層の産業活性化ができるとの期待が膨らみます。
恵みの雨
このところ久しく本格的な雨が無く、一雨欲しいと言っていた中、ようやく本格的な雨が降り牧草地をはじめ畑は一気に緑が増したような気がします。
根室管内はその殆どが黒色火山灰土壌で水持ちが良く滅多に干魃の被害は出ませんが、さすがに今年はかなり深いところまで乾いた土が出て来るような状態でした。
例年だと20日から収穫が始まる大根も6月上旬の低温とこのところの少雨で肥大が遅く、明日から作業開始とのこと。
「いい雨だ」と褒めるとその気になってしばらく続く傾向がありますが、今回はそのような事もなく過ぎてくれればと思います。
夏本番・不安定
昨日のお祭りは熱い中で、具合の悪くなった方も出た天気でしたが、今日は一転涼しい一日となりました。12日のマラソンの日もそうでしたが、この地域らしくない熱い日が2〜3日続くと、寒いぐらいの日もあるという不安定な天気が繰り返しています。
それでも、私の若い頃に比べると良くなったとも言えます。
あの頃は、7月10日くらい迄は涼しいながらもよい天候が続き、その後25日くらい迄霧のかかった寒い日が続き、ようやく夏らしい天気になったかと思えば、8月に入って直ぐ夕立が3日くらい続いてその後は秋に突入、というのがパターンでした。
最近は暑い夏が当たり前のように続いています。
しかし、その気候変動の影響か、根室海峡での秋サケ漁が振るわなくなっています。
全てに良くはならないのが自然なのでしょうか。
中標津神社例大祭
今年も中標津神社例大祭がめぐってきました。
神社祭は地域によってその時期は様々で、中標津神社を真ん中に別海、標津が前後します。
それぞれ、海の豊漁や畑の豊作を祈願する時期なのでしょうか。
羅臼神社は一ヶ月早く6月に行われますが、サケマス漁と、昆布漁で成り立っていることから、7月のからの漁に入る前に豊漁と安全を祈願するということなのでしょう。
私たちの地域でも郡部は秋の9月15日で、収穫感謝祭を行います。
いずれにしても、地域を挙げて自然の恵みに感謝するという風習は、時代が変わっても日本人の中に生き続けているという事です。
信教の自由が言われていて、町長がこの行事に参加することにさえ抗議が来ることがあるというおかしな時代です。
お祭りの元々の意味を考えると、堅いことを言うなといいたものです。
内閣支持率
安倍内閣の支持率が37%に急落したと、新聞が報じています。
ある意味当然と思っています。
それは、これを報じている新聞が、安保法制について、繰り返し反対のキャンペーンを続けており、今回の衆議院での議決についても強行採決とのレッテルを貼っているからです。
本来マスコミは、どちらの立場にも立たず、公平にその法案の必要性などをきちんと伝えるべきものですが、某新聞などは常に政府批判を書くことを社是としているかのように映ります。
ある意味共産党の言うとおりに書いているように見えてしまい、戦争に特別の思いを持って居る国民の嫌戦意識を掻き立てます。
今回の法改正が、本当に戦争に巻き込まれる危険性を高めているか、憲法に違反しているか、今の国際情勢の中で国民とその自由や利益を守る為にそれではどうするのか。
勿論その役割はマスコミにはないとばかりに、報じることはありません。
安全保障法制研修会
今日は、午前中根室地方議員連盟の総会、午後は道東防衛議員連盟の総会のあと、今議論の的になっている安保関連法制についての研修会を公開で開きました。
講師は自民党本部政調会調査役の田村重信氏で、今論点になっているところを分かりやすく話して頂きました。
野党の質問や批判は、殆どデマとレッテル貼りとの話から始まり、今回の法改正は抑止力の強化で、戦争を防止するためのもの、徴兵制は憲法上出来ない、他国防衛それ自体を目的とする集団自衛権の行使は認められないタガがはめられていて憲法に違反するようなことは出来ない、等野党や一部マスコミが批判することは当たらないとのこと。こうした話は出来るだけ多くの人達に伝えなければならないと思いました。
それにしても、この法案から、どうして他国に行って戦争ができると読もうとするのだろう?