毎週末、繰り返し暴風雪に襲われており、今日もまた発達した低気圧の中で雪と強風のため暴風雪警報が出ています。
私は月曜日の政審重点ヒアに欠席するわけにはいかないので、急遽予定をキャンセルして、昨日夜の列車で札幌に出ました。
結果は正解で、今日も明日の日曜日も飛行機は全面欠航となっており、釧路まで出るのにも吹雪で危険が伴います。
予定を切り替えて正解だったと思います。
暴風雪といえば、アメリカとのTPP交渉や、政府に於ける農業委員会、農協改革も、北海道にとっては強烈な暴風雪のようなものに映ります。北海道にとっては何を何故変えなくてはならないのか全く理解できないことですし、TPP交渉のアメリカの強い要求に押し切られそうに見えています。牛肉はオーストラリアと同じ関税にしなければ、輸入に混乱が起きますし、国際的な不信感も生むことになります。
こんな事がまかり通れば、それこそ政治の暴風雪のようになってしまいます。
月: 2015年1月
ご参加有り難う御座いました。
暴風雪のため一週間延期した中司後援会の新春の集いを開きました。
初めての日中の開催であり、一週間の延期ということで、どれ程集まってくれるか心配もしましたが、何時もと変わらず会場いっぱいの350名弱の皆さんが参加してくれました。
高橋知事も来賓として予算査定の忙しい日程をやりくりして出席してくれました。
早いもので、議員バッチを付けてからもう12年たちました。
今日出席してくれた皆さんは、この間ずーっと温かく支え続けてくれた方達で、議会で政審委員長という本当に忙しい役目で殆ど帰れないことを理解して、応援してくれるのは本当に有り難いことです。
4期目に向かうことにしていますが、一層愛する地域のために尽くして行きたいと改めて決意をしているところです。
東京出張
中央での農協改革論議に北海道としての意見を言う必要があると思っていましたが、昨日急遽、とりまとめの座長を務めている吉川代議士と面会できることになり今日(正確には昨夜)上京し、議員会館で吉川代議士や、伊東道連会長、中川農水大臣政務官等に面会をし、北海道農業現場の実態と私たちの意見を述べさせて戴きました。
官邸の農業に関する岩盤規制打破という意向と現場の板挟みになっていて自民党の部会でも既に6日間にわたって集中議論を行っていますが、結論を出せないでいるということでした。
なんといっても現場が混乱しないで、農業が安定と成長を出来るような結論は出したいとのことで、一端引き下がって帰ってきました。
現場の意見を充分取り入れた結論に注視したいと思います
マリッジ・カウンセリング・センター
もう50年にもなるという「北海道マリッジカウンセリングセンター」という組織があります。
主に札幌などの女性と、農村青年の出会いの場を作ってきましたが、最近では、札幌市内でもそうしたパーティーを開いています。
昨年春、高橋節郎さんの後任として推挙をいただき、相談役を引き受けました。
道内各地の後継者対策協議会との共働で一年に数カ所行っていますが、最近は以前ほど女性が集まらなくなっていると言うことや、男性側の積極性が足りないなどが言われています。
新年懇談会では、札幌市内でも、一人暮らしの高齢者が多くなり、こうした人達にも出会いの場があればと言うことも話されました。
最近はネットや、コンビニなど、一人暮らしでも不自由しないことや、寂しさを紛らせることが出来るなど、むしろ結婚が煩わしいと考える若い人増えていますが、なんとかこういう機会を通じて、パートナーに巡り会って欲しいと思います。
予算に関する要請
北海道の27年度予算に関して、自民党会派として申し入れのため知事と面会しました。
今年は統一地方選挙のため予算も「骨格予算」といって、人件費や福祉費など例え知事が替わっても執行が必要なものについては年間を通じたものですが、そのほかは大体三分の一の計上で、新知事になってから政策予算も含めて改めて編成することになります。
今回の申し入れは、北海道強靱化や、農業基盤整備、教育、福祉等の他、地方対策など全般にわたって十分配慮すべしという特に重点を絞ったものではありませんが、ようやく財政再建に目処が立ってきた事から、北海道活性化のために思い切って重点化したものとなって欲しいと思います。
海外研修報告会
別海高校酪農経営科と、特別専攻科生徒の海外研修報告会があり、出席して聞かせて戴きました。
この研修報告では、私もいつも学ばせて戴くことが多く、以前のニュージーランド研修報告で、シェアミルカー制度の報告があり就農の希望がありながら、日本では簡単に参入することが出来ないので、そのような制度を早く作って欲しいと言う話があり、何年か農政部に話していたところ、昨年度予算で「酪農経営ヘルパー」という形で高齢化し跡継ぎもいない農家にヘルパーとして通いながら経営内容についても、記帳などの手伝いをして徐々に経営の参画していくという予算付けも出来たところです。
どの程度利用され、何人が就農できるかは、もう少し時間が必要ですが、ともかく積極的にPRして利用者を増やしていきたいと思います。
今回は
昨日の吹雪で、予定していた私の根室管内3町合同の新年交礼会が一週間延期となりました。
前日の22日午後には決定していたので、その日のうちに関係者へ連絡を入れてくれており混乱はなかったと思っています。
勿論私も会場へは行けなかったのですが、まさか来た人はいないだろうという推測です。
ただ、今回の吹雪では、風が余り強くなかったこともあるのでしょうが、地域にとっての幹線となる道道は、頻繁に除雪をして通行止めにはなりませんでした。
牛乳集荷路線となっている町道は、除雪車先導でも酪農家の牛乳集荷をしますが、道道が通行止めとなっていて通れなければそれも出来ない事から、建設管理部の現地出張所が配慮してくれたものと感謝しています。
ただ、こうした配慮をして町道や道道を通すことについて、特別扱いとして他の業種や車などから苦情が出て来ることも考えられますので、あくまでも緊急車両並みの扱いとして理解してくれればと思います。
またも
今年はいつになく雪の多い年になりました。
ここ何年かは、2月上旬に開かれる「なかしべつ冬祭り」(今年は2月7〜8日)の雪が足りないと、あちこちからかき集めるのが普通でした。
今年も旧滑走路や、夢の森公園の道路の雪を運び始めていましたが、先週17日に続いて今日もまた40センチ近く、それも重い雪ばかりが降りました。
まだ約2ヶ月雪の降る期間があります。
一体どこまで積もるのかと思います。
それでも歩道から車道が見えない札幌や岩見沢よりは良いと思わなければならないでしょうか。
せめて、認知症になりかかっている母の言う「雪の多い年は豊作っていうから、今年は豊作だ」になってくれればと思います。
予算協議
26年度補正予算と、27年度骨格予算についての大まかな説明と、それについての意見交換を開きました。
補正予算は国の補正に関するもので、大きな特徴は地方景気浮揚のための、地方創生準備予算で経済対策と地方創生への取り組みのために大きな予算が配分されています。
今後、この予算のうち、特に経済対策では、地方の消費を活性化させるための取り組みを何にするか、市町村にも同様の目的で配分されるため、その使い方に知恵を絞らなければなりません。
お金を配るわけにも行かず、まさか、20万円が入っているクレジットカードというわけにも行きません。
本当は地方でしっかりした生産販売体制の取れるハード事業も含めた道営の施設などを作ってはとも思うのですが、多分認められないでしょう。
さて・・・・・・。
日本農業の役割
政府、官邸による農業改革の進め方の中で農協改革についての党内議論が始まっているようです。
私は農業者の一人で、農協も勿論その構成員となっていますので、その内容を知ってもおり、その果たしてきた役割も知っているつもりです。
少なくとも北海道内の農協は、各農家がいかにして利益を上げ、経営を安定させ、継続していくかに、その運営の殆どを使ってきたと思っています。
共同購入や、共販で、個々の農家の交渉力を補い無益な競争をしないで済むようにもしてきました。
交渉力のある農家としては不満のあるところもあるでしょうが、ともかくそうして農家を守って来ました。
農業は決して楽な仕事ではありませんから、子供があとを継がなかったり、経営不振農家が断念したりで、毎年戸数が減ってきました。
農政には、江戸時代以来「生かさず殺さず」が原則というのがあって、楽をさせると働かなくなると言う基本的な伏線があるのではとさえ思えてきます。
農業は成長産業化が正しいのか、それとも国民の最低限の食糧確保が最大の役割なのかについて、もっと現場との議論が必要なのではないかとこの頃強く思います。