木曽御嶽山の噴火で、多くの人が災難にあったニュースは、見ていても辛いものがあります。
人はいずれ何処かで何かで死ななければならないとは言え、このような突然の死は不本意なことと思います。
噴火予知連絡会では、火山性微動を観測していたものの、警告レベルを上げる程ではないと判断していましたが、結果論ではありますが恐らく悔いが残ると思います。
ただ、自然相手のことですから、責任論にしてはならないとも思います。
月: 2014年9月
あきあじまつり
全道共進会
4年に一度の全道総合畜産共進会のホルスタイン共進会が安平町の会場で開かれました。
この共進会は各地で開かれた予選を優秀な成績で通過いてきた全道からの代表牛が集まって、体型の優美な乳牛としての資質を表していますから、審査員は良く順位を付けるものと感心します。
ここ1年余り府県だけでなく、北海道の牛乳生産がマイナスとなって居り、また高泌乳を追求する余り、乳牛の消耗も激しくなって短命となっています。
ここまで牛を良い状態に持って来るために積み重ねられた努力は、必ず北海道酪農の発展につながるものと思います。
会場には2時間ほどいて昼の便で帰り、中標津町内の桜ヶ丘町内会が始めた、「さくらサロン」に立ち寄りました。
町内会が一ヶ月に一度みんなが集まって楽しく過ごす場を、町内会館に作ったものです。
町内会での交流が少なくなっている中では、良い試みだと思います。
勢揃いした4部の出場牛
出場前の裏方
予算特別委員会
北海道議会は、定例会毎に予算特別委員会を設置して、代表質問や、一般質問などで充分聞けなかったことや、道政についてより詳しく一問一答で聞くことにしています。
私は、今日の水産林務部所管事項の中で、普及員体制について質問しました。
水産も林業も、農業と同様普及員制度がありますが、財政立て直しの中で、人員も活動費も大きく削減した中での活動を余儀なくされています。
本来は漁業者や、林業者と直接接しながら、新しい技術の指導や、今後の方向性の情報伝達、経営改善などを達成することになっていますが、主として団体や、組織に対して指導すると言うことに変更せざるを得なくなっています。
漁業や、林業を取り巻く環境が大きく変わって来ており、担い手の確保も含めて、今一度普及事業体制を強化して、一次産業の生産力を高めなければならないとの想いからの質問でした。
泊原発視察
自民党道連政務調査会と政策審議会合同で、休会日を利用して北電泊発電所の安全対策工事の様子を見に行きました。
高さ6.5メートルの防潮堤や、原子炉格納容器内の冷却水スプレー配管の追加工事、大型貯水タンク工事、緊急時対応センター工事、予備電力系統変電所工事などこれまでの安全対策に規制委員会の求めに応じて追加した工事や、配管の強化工事など、各所で沢山の作業員が入って工事を行っていました。
敷地に入る時。建物に入る時。入ってから各ゾーンに入る時など、それはそれは厳しいチェックをうけ、さらに放射能管理区域に入る時は、放射能汚染を外に持ち出さない為に下着以外は着替えると言う念の入れようです。
以前稼働中にも視察しましたが、その時でも充分安全対策を取っていた上に更に万が一の安全対策をこれでもかという程重ねています。
これにかかる費用が1500億円に上るとかこれで以前ほど安い発電コストとも言えなくなりますが、それでも、発電の安定性や、安さ、CO2対策などを考えると、無くてはならない発電所と思います。
恥ずかしい質問
今日は一般質問の最終日。
それぞれが自分のテーマを持って、地域課題や、道政上の諸問題を知事に質問しました。
その中で、ある会派のベテラン議員が、道営住宅入居者の訴えをもとに質問しました。
内容は、駐車場使用料の使われ方でしたが、自治会もしくは指定管理団体に確かめれば済む内容、それも事実かどうかさえ確認されていないことを、政治生命をかけてとか、はじめは具体的団体名を上げてなど常識では考えられない質問となっていました。
議員たるもの、現場に足を運び、訴えてきた人だけでなく、訴えられた人などにも確かめた上で、道政上の問題とすべきもので、いわばクレーマーの言うとおりを本会議で質問する議員の資質が疑われます。
22日の質問でも、同じ会派の議員が、支庁制度改革の条例議決の際、この会派は採決にあたって退席し、いわば逃げたにもかかわらず、強行採決したと発言して、今日の本会議冒頭で議事録の修正をされたばかりでした。
議員の資質を問われます。
半日の本会議
今日は飛び石連休の中日で、平日のため議会は本会議で一般質問が行われました。
月曜日の会議は午後からとなっているので、今日も半日。私のような遠くから来る議員にとっては、ちょっと大変な日程です。
明日の秋分の日に地元に帰らなければいいのですが、お彼岸とあって、お寺参りの手伝いがあるので、そうも行きません。
高い飛行機代でも、ご先祖様を大事にしていれば、何か良いことがあるのではと、不純な下心でお参りするので、御利益はないかも知れません。
最終便でまた札幌に日戻りです。(帰るのは中標津なので、戻りです)
収穫祭その2
根室管内では、来週の標津町以外、1市3町で、収穫祭とも言える産業祭が開かれました。
根室市サンマ祭り、別海産業祭、中標津「まちなか賑わい秋の陣」、羅臼漁り火祭りと同時開催です。今日は中標津のイベントに、美唄から柿木道議や、高橋市長も駆けつけてくれて、美唄の新米や、新しく作った醤油などを持って賑わいに花を添えてくれました。
中標津と美唄の産物交流は、もう8年になり、夏の美唄歌舞裸祭りには中標津から乳製品を持っていって販売、今年は昨年までの倍の量を持って行って完売し、今日の美唄の米も11時過ぎには完売と、すっかり馴染みになって来ました。
道産米の食率を上げるためにも、こうした交流で道産米にこだわる消費者が増えるよう大いにこうした交流が各地で行われればと思います。
私はその後羅臼の漁り火祭りに顔を出しましたが、ここも、観光客も混じって多くの人出で賑わっていました。聞けば、前夜祭はもっとすごかったとのこと。
これまでの地道な努力の積み重ねが実ってきたのではと思います。
別海産業祭
朝便で帰って午前中別海の産業祭に行きました。
秋晴れの晴天のもと、多くの出店と、馬事競技やステージでの催し物などに、本当に多くの人達が訪れていました。
会場では、釧路・根室地方のチーズ工房が集まっての「チーズフェア」も開かれ、酪農の町らしい出店にも行列ができるほどでした。
特産のあきあじ直売は、用意したサケが、わずか30分でなくなったとのことで、私が行った11時頃にはもう跡形もなくなっていました。
これからがサケ漁の本番で、やや出足が鈍い分を取り返して欲しいものです。
それにしても10年くらい前まではあんなにとれていたものが何故こんなに獲れなくなったのでしょうか?
休会日
今日は19日からの一般質問準備のため、本会議は休会でしたが、私は予算特別委員会での質問の準備をしていました。
出入りが多くさっぱりはかどらない中で、質問する事項に関連する状況を担当から聞き取ったり、資料を調べたりするうちに、あっという間に1日が経ちました。
今回の予算委員会では農・林・水の各分野での普及事業について、もっと増強すべきとの質問をします。
また、農産物や、水産物の輸送コストや、トラック不足などが、北海道経済に与えて得いる影響について。
食産業立国戦略についても、力を入れて入れているという割に成果の乏しい現状から、今後どの様にしていくかを訊ねます。
いくつもの質問をしていくにはそれなりの準備が必要ですが、準備不足は否めません