エネルギー政策

 昨日の代表質問の中で、原発とエネルギー政策、温暖化対策を関連させて質問しました。
 脱原発の方向は、北海道として、既に「省エネ・新エネ条例」の中で、原発を過渡的エネルギーと位置付けていますので、既定のことですが、当面の再稼働を否定すると言うことにはできないというのが私たちの考えで、火力に大部分を頼らざるを得ない現状のままだと燃料費の問題に加えて、環境負荷が大きく最近の激しい気候変動をもたらしていると言われる、温暖化を加速させるリスクを避けるためにも原発についての認識や、今後のエネルギー政策を聞いたものです。
 答弁は、「中長期的に、安定性、経済性、環境負荷の低減を基本」として、原発の再稼働を排除せず、新エネルギーについても同様の視点で開発改良を進めると言うことですが、マスコミは中身に触れませんでした。

代表質問

 代表質問が終わりました。
 55分間(実際は50分で終わったのですが)道政全般についての課題を質問しました。
 知事の道政執行に望む姿勢、エネルギー政策、経済政策、を聞いた後、道政の諸課題について、観光や、食産業立国、輸出戦略、HAC、JR北海道、医師確保対策、酪農対策、老朽化漁船の更新、道産木材の活用、教育問題、公安問題と質問を進めました。
 地道に道政を前進させるという姿勢ですし、他会派と競合する部分はこの後の一般質問、予算特別委員会などで個別に取り上げていくことにしているので、マスコミネタには欠けていたかも知れません。兎も角、今後も道民生活や、北海道の活性化につながる活動を地道に進めて行きたいと思います。
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代表質問延期

 今日は、私の代表質問の予定でしたが、民主党が一日使ってしまって、明日に延期となりました。

 来年の選挙を意識して、対決姿勢を演出したものです。

高橋知事は、大きな成果はないものの、着実にやっているので、議論は低調です。
 前回の4定では、逆のパターンでしたのでこうなるとは思っていました。
 過去から続いて居るルールで、代表質問の順番が今年度は自民が後になっている事を利用した良くない慣習の結果です。
 次期は直さなきゃ。

フィギュアスケート

 ソチオリンピックが終わって、フィギュアスケートの金メダルで思ったことがあります。
 それは、隠れた必勝法です。荒川静香が初めての金メダルを取ったとき、有名になったのが、イナバウアーでしたね。
 今回男子シングルで金メダルの羽生弓弦がやっていたのをご存じでしたか?
 ちょっとの間でしたが、確かにやっていました。
 得点には関係ないと言われますが、これで金が決まったのではと思いたいですね。

オリンピック閉会

 ソチオリンピックが終わりました。
 様々な競技で感動を与えてくれましたが、スピードスケートでのオランダ、スキー複合や、距離競技でのノルウエーの圧倒的な強さを思い知らされたり、10代の日本選手や、葛西のようなレジェンド選手の活躍、真央ちゃんが最後に見せた最高のフィギアフリーが特に目立ちました。
 ついに1勝もできませんでしたが、女子アイスホッケー日本代表が、一戦毎に強くなって行くのも、普段の強化策の足りなさを感じさせました。
 メダルの数もさることながら、負けることの意味や、ここまで来るまでの努力を考えると、税金を使って・・・などと批判したツイッター投稿者の狭隘な精神性もまた、今の日本にはある事を教えられました。
 次はパラリンピックですね。

海岸浸食は果てなく・・・

昨日の伊東代議士の交礼会の後、地元からの要望会があり、その中で床丹地区での海岸浸食の問題が取り上げられました。
 以前にも私の所に要望があり、見に行ったところですが、道としては、住宅への危険度が低いと言うことで、緊急に対処することは出来無いとも答えでした。
 その後3年経って、道路と水際の距離も近くなり、波の大きいときには、道路にかぶってくることも考えられると言うことで、今日再び見に行ってきました。
 沢山のブロックに守られているようには見えますが、その隙間を狙うようにして、浸食も進み、また道路ぎりぎりまで砂が打ち上げられている様子も見られました。
 様々な方法を検討しなければならないと思います。
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国道まで約10メートルに迫った海岸と、平成18年の高波で道路結果以後積まれたブロック
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国道すぐ側まで砂の上がっているのが見えるでしょうか?先日の強風でできた断崖と流氷の残骸

羅臼の皆さん有り難う御座いました。

 羅臼町の中司後援会で、新年交礼会が開かれました。
 いつも通り、温かく応援してくれている方々が集まり和気あいあいの中に進みました。
 一回めの選挙の際は、羅臼町の現職町長だった方との戦いになったので、こんな会合は持てませんでしたが、お互い想いを持って戦ったと言うことで、その後は引きずらずに済んでいます。
 観光や、海獣対策、漁業資源の減少など大きな課題もありますが、なんと言っても安全・安心に暮らすと言う課題が大きいところです。
 北東の強い風が吹く度に高波に襲われ、奥まった半島部のために医師が定着しないなど医師確保の悩みが続いてきました。
 一昨年、新しい診療所と指定管理者、そして固定医2名が決まって、ようやく安心の部分も確保されたのではないかと思っています。
 海岸線の防潮堤の建設も徐々に進み、海岸町、岬町に通じるマッカウストンネルも今年3月に開通するなど、着実に整備が出来てきました。
 温かく支援してくれている皆さんのためにも、次も頑張っていきたいと思っています。 

意見交換

 昨日今日と、代表質問についての各部との意見交換をしました。
 執行方針についての質問に始まり、教育と、道警で終わる55分間の質問です。
 食産業や、観光の活性化、HACや、JR北海道などの問題、エネルギー政策、道産品の輸出、北方領土や、酪農政策、医師確保など、重要課題についても様々質問します。
 意見交換をしながら感じたことですが、北海道には施策はあるが、戦略がないのではと言うことです。
 勿論地方自治体ですから、そんなに大袈裟なものは必要ないのかも知れませんが、今のJR問題や、原発についての意見交換の中で、道政とは関係のない民間企業や、国が係わっているとは言いながら、基本的に自分たちの北海道ではどうあるべきかという意志が感じられないとの思いが強くなってきました。 

竹内の銀より、真央の16位

 今朝早くのフィギアスケート女子ショートプログラムで、金を狙うと言われていた浅田真央が、ジャンプに何度も失敗しまさかの16位スタートとなりましたが、その数時間前には、スノーボードで、竹内が銀メダルを獲得するという快挙を達成。
 しかし、新聞は真央ちゃんの16位を大きく取り上げていました。
 勿論期待の大きさが違ったのですが、この目に見えない圧力が、どれ程選手を圧迫していたかはスタート前の大きな息でも解ります。
 期待をするなと言っても無理でしょうが、やはり日本人はノミの心臓が多いなと改めて思います。
 今年の北海道教育長の執行方針の中で、国際バカロレアへの取り組みをするという、聞き慣れない言葉が出てきました。
 国際バカロレアとは、国際基準での単位を取得し、国内外の学校への自由な転入ができると言う制度です。
 ここ数年、海外への留学が少なくなっていますが、この傾向が続けば日本は外国に置いて行かれるとの思いからの導入です。
 この制度を使ってどんどんと海外と行き来をできる子供達(若者)が育っていくことを期待しています。

今日から定例会

 今日から第一回定例会に入りました。
 会期は3月20日までの1ヶ月間です。どこの議会もそうですが、この議会は予算を決める議会となります。
 今年の北海道予算も、厳しさは変わりませんが、1昨年の政権交代以来上向いてきた景気を受けて、税収が上がってきたことや、長く苦しい財政再建がようやく功を奏してきて、若干前年より上乗せをすることができています。

 私たちは、今後の道政の中で、北海道の活力をいかに向上させていくかに議論の主力を置いて行くことにしています。
 経済再生の主力となる食と観光についても、地方の活性化や地方への配慮がなければ北海道全体の活性化につながらないとの思いで取り組んでいます。