さすが有力政治家

 自民党北海道第七選挙区支部のセミナーを石破幹事長を講師に迎え開きました。
 ここ一週間の間に3人の自民党首脳の方々の講演を聞くという機会に恵まれました。
 共通するのは参議院選挙を意識して、若干人気のない候補を何とかもり立て、自民党を勝利に導きたいという気持ちだと思いました。
 林農水大臣はTPPと農業政策見直しについて、麻生財務・金融担当大臣は、アベノミクスと呼ばれる経済再生策について、石破幹事長は、過去自民党が大敗した二度の選挙の原因分析から学んだ自民党と政治のあり方について。それぞれ私達にとって示唆の多いお話を分かり易く聞かせていただきました。
 政権の中央で長年経験を積み、戦ってきている皆さんの本当の力を感じます。
DSC05791.JPG講演中の石破幹事長

子宮頸癌ワクチン

 今日の予算特別委員会・保健福祉分野の質疑で、3会派から「子宮頸癌ワクチンについて」の質問がありました。
 3年前、増えてきている子宮頸癌の防止ワクチンとして、自治体や国の補助を付けながら推進する議論がなされ、中学2年生と高校1年生(だったかな)を対象に希望者全員に接種することにしたものです。
 当時、私はこの件については、丁度その頃知人の娘さんがこの癌にかかり32才の若さで亡くなったこともあって反対はしませんでしたが、この癌を防ぐために三十数億のお金をかけ、しかもこれによって全てが解決するかのような印象を子供に与えることに疑問を呈した質問をしました。
 早すぎる性的な行為のあり方や、無防備なセックスは、望まない妊娠や、エイズや肝炎の感染にも繋がります。子宮頸癌を防ぐだけであれば、もっと日本古来の教育・つまり純潔であるとか、肌を許さないとか言った今では死語となっている家庭教育や性教育を取り戻すべきではないかと提案したものです。
 時代の流れの中でそんなことは無視されましたが、今回例えばインフルエンザ予防ワクチン接種に比べて10倍の副作用が出ていることを見れば、こんなワクチンに頼らずにそうしたことにもう一度着目すべきではないでしょうか。
DSC05786.JPG赤れんが前の蓮が、繁茂しています。水にたっぷりの栄養があるのでしょうか?

安定政権

 昨日国会が閉会しましたが、委員会を欠席したとして野党側から提出された、安倍総理の問責決議案の採決を巡って前後の議論がなされて、問責決議が可決されたためその後の審議が出来なくなり、結局電気事業法改正案や生活保護法改正案、生活困窮者自立支援法案等重要5法案を含む12の法案が採決されずに廃案となるという事態になったと報じられています。
 マスコミは、国民軽視と書いていますが、まさに党略の極みと言えます。
 委員会を欠席した総理の問責と、法律のどちらが大切か、地方議員の私でも解ります。まさにゆがみ国会の最たるものです。今一度議会は何のためにあるかを考えて参議院選挙では、こうしたねじれによる不効率を生じさせないように、安定政権を作るように投票すべきと思います。

日越友好

 先にベトナムを訪問したメンバーの働きで、北海道とベトナムの友好関係を発展させるための、「日越友好北海総議会議員連盟」が超党派100人の議員全員の参加で結成され、今日その発足総会と、フン駐日大使をお迎えしての歓迎レセプションを開きました。
 日本人同様勤勉な国民性で経済成長著しいベトナムとは、日本で唯一残っている釧路の炭鉱(釧路コールマイン)で、炭鉱技術者の研修が行われており既に延べ1100人余りの研修生を受入、また同じく約1900人の技術者を派遣してベトナムの石炭生産に寄与してきました。
 最近では、根室市からのサンマ輸出も盛んに行われており、北海道との繋がりは深いものがあります。
 今日はとても友好的な雰囲気で、今後知事のベトナム訪問要請なども語られました。
ベトナム大使.jpg

調査能力と情報提供

 今朝の道新に、地熱発電の協議会を作って今後の情報提供や、推進計画などを共有していく旨の記事がありました。
 議会で公明党会派が質問することに答えるというものです。
 地熱発電について、その会派が現地調査して今後の推進方策を質したものに答える形で明らかにされたもので、会派の調査能力と提案を評価します。
 こうした道内の新しい動きや、今後の政策立案にあたっては、情報収集と現地調査が一番大事なことで、これからの政策審議会や、政務調査会で最も大事にして行かなければならないことと思っています。
 ただ、こうした事には限界もあることから、新しい動きについては、理事者側(道庁各部)からのいち早い情報提供がなければ、全てを掌握して政策立案にあたれないのも確かです。
 誰も知らなかったことが報道されるようでは道政の動きについて推進の後押しをすることも出来ません。
 知事与党としては、こうした素早い情報提供を求めたいと思っています。

政審委員長スタート

 21日の代表質問終了後、政策審議会委員長の交代を行い引っ越し。
 今日から正式に後期政審がスタートしました。とは言っても、メンバーは前期のままで、委員長だけが前期の石塚氏から私に変わっただけですから、浦島太郎が帰ってきたと言えばいいのでしょうか。
 2年ぶりの政審、それも委員長と言うことで、次々と入る情報提供や、質問の準備など一気に忙しくなり、大部屋(議員控え室)でマイペースで仕事していた私は戸惑っています。
 ここでは道庁の仕事のチェックや、今後の政策立案、様々な調査、質問の構成等、会派の主要部分をになうことになるので、責任重大と思っています。
 これから約2年間メンバーと共にしっかりと職責を果たしたいと思っています。

地方議連総会と研修会

 日曜日でしたが(だから?)札幌市で北海道地方議員連絡協議会の総会が開かれました。
 その後、林農水大臣を迎えて、伊達参議院議員候補の総決起大会が開かれましたが、その前段大臣との昼食懇談会で、「政府として、国内の食糧生産はどんなことがあっても守ると言う決意を示すべき」という私の発言や、道経連の近藤会長の「農業の生産目標数量を示して、その為の農業政策を示すべき」と言う、農業者の不安感を軽減できる提案をしましたが、農水委員会での決議が、交渉を縛るから、決してその範囲をはみ出さないとの説明で終始しました。
 多少の食い違いがあります。
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総会での竹内会長の挨拶と、         昼食会での林農水大臣

論戦開始

2400回目となりました。いつも訪問ていただいている皆さん有り難うございます。

 今日から本会議での質問が始まりました。
 最初は我が会派の北原議員が代表しての質問でした。国の成長戦略への対応では、本道のプロジェクトへの支援を国に提案する事や、成長戦略に基づく施策が、地域で活用出来るものにすること等を国に働きかける等の答弁がありました。また、TPPについては、本道経済や道民生活を守るため、北海道の考えを国に訴える。
 矢臼別演習場の米軍射撃訓練については、これまでの訓練が地域の理解と信頼に行って実施されてきたことを無視して、事前の了解もないままに再開されたことを遺憾としました。
 このほか、HACの三沢線就航や、JRの安全運行について、サハリン州との経済交流、科学技術の振興など道政全般の多岐にわたって議論されました。
 土日を挟んで月曜日からまた再開です。

インターネット選挙講習

 今回の参議院選挙から、インターネットによる選挙が解禁となる事になり、特に若い人向けにインターネットを使った政治活動が効果的になる事が考えられることからその使い方の講習会が開かれました。
 SNSのうちのフェイスブックに活用についての講習で、ページを開くのは川畑道議が手伝ってくれるとのことで、これまで使っていなかった議員達は多少戸惑い気味ながら、興味を示していました。
 私はいつ加入したのか記憶にないのですが、時々投稿するだけながら、使っています。
 スマホなら写真と共に即時投稿出来るのですが、パソコンからなものですから、タイムリーというわけには行きません。
SN3P03160001.jpg説明する藤沢議員