有り難う御座いました

 2012年も暮れようとしています。
 今年も沢山の方と出会い、沢山の方にお世話になりました。
 北海道が独立するとの気概を持って、様々な事に取り組み,自立の覚悟を持たなければ自治の確立も、道州制の獲得もあり得ないとの信念のもと調査や研修に取り組み質問という形で提案をしてきました。
 10月には父が94年の生涯を終え、12月には自民党が政権に復帰するという大きな出来事もありました。
 私も65才となり、酪農経営を息子に移譲しました。
 一年が過ぎていくのが早く感じるようにもなりました。
 みんなが明日に、来年に希望を持てる世の中にするように来年も仲間と共に頑張っていくつもりです。
 今年一年有り難う御座いました。

                    2012年大晦日   中司哲雄

新政権発足

 新政権が発足しました。期待と不安と、冷ややかな、市民といわれる人達の声が放映されています。
 「過去の自民党とどう違うか、人が大して変わっていないではないか』とも言われていますが、確実に今目前の課題を解決するには、それだけの実力を蓄えた人材が必要なのです。
 『国民は、その程度にあった政府しか持てない』といわれます。
 国民の政治についての意識が、政府の意識となります。
 冷ややかに見て、要求するだけではそれに応じた政府となってしまうでしょう。
 先ずはみんながどんなときにも選挙に参加することから始めなければならないでしょう。

今年の議会終了

 年4回開かれる定例会と、毎月第一火曜日と水曜日に開かれる常任委員会、特別委員会の2012年の全ての日程が今日終わりました。
 今年は昨年の震災以降、国、地方とも激動の一年だったように思います。
 特に国政は混乱を極め、ついに11月解散総選挙となり、3年ぶりに政権交代が実現しました。
 これから新政権によって、失墜した政治に対する信頼と、混迷した社会、経済、外交をしっかり取り戻していく責任を果たして行かなければなりません。
 私達地方にある議員も、その一翼を担っていくのだとの決意で、今年を終えることにしています。

あんたに言われたくない

 北朝鮮が、初めて今回の衆議院選挙の結果を報じた,との報道がありました。
 この中で、民主党政権が負け、野田総理が辞任する見込みと、安倍氏が総理になること。
 そのことによって日本は右傾化し、自衛隊を国防軍とする憲法改正をして、再び侵略戦争をする国にになる恐れが大きくなる、とのことです。
 日本国民が自民党や、維新の会などのこうした動き(侵略戦争をする軍は論外ですが)に強い抵抗感を持たないのは、中国による尖閣諸島への度重なる挑発や、北朝鮮のミサイル発射に身構えているからなのではないでしょうか。
 今、東アジアで、北朝鮮ほどの軍事優先国家はないと思うのですが。

天皇誕生日

 今日は天皇誕生日、今の天皇陛下は79才になられたとか。
 私の叔父に、忠仁(ただしと)という人がいて、生きていれば78才になります。(良く当時こんな高貴な名前が付けられたという話がありましたが)昭和の激動の中で育ち、そして平成という新しい時代の行く末を気にしながら老いを迎えてきたこの年代の方達が、私達のすぐ先輩として、数を頼みに世の中を変えようとしてきた私達と、それを阻止しようとした戦前派の合間でこの国を支えてきたと改めて思います。
 今回の総選挙で初当選した議員の平均年齢は48才とか。
 新しい時代が困難を伴いながら始まる中で、どの様な方向を見いだすかよく見極めなければならないときのようです。

不公平

 今日の水産林務委員会で、2013年「日ロ地先沖合漁業交渉に於ける漁獲割当量」の報告がありました。
 相互入漁では、サンマやスケトウダラが各約5千トンの増となり、北転船や、サンマ棒受け網漁の船には明るい結果となりました。
 一方ロシア側でも、相互入漁ということなので、サンマが8000トン、いわし・鯖が2500トンの増ということで、双方とも10,741トンの漁獲割り当てとなりました。
 しかし、日本側が協力費という形で5億7,600万円も払うのに、ロシア側は全く負担がないという不公平なものです。
 有償入漁という枠での支払いなら理解も出来ますが、過去力関係で決められたものなら、是正すべきと思います。

ハラル認証

 予算特別委員会の2日目は、農政部の残りと経済部、教育委員会所管の質問でした。
 各委員からは、エネルギー政策や、観光振興、中小企業に対する経営支援,そして学力向上対策について等の質問がありました。
 エネルギー政策では再生可能エネルギーと、今後のエネルギー政策について問われましたが、特に送電網の整備などが今後の課題として浮き上がっていました。
 私は、観光振興の中で今後成長の期待される東南アジアからの観光客を迎えるために、イスラム教の戒律に対応できる体制を整える必要を質問しました。
 礼拝室の設置や、食事には厳しい戒律があり、特に食事は、お酒や、豚肉は全く禁止されているほか、そのほかの肉でも、戒律に従って屠殺されたものを、一般の食材と混じらない別の場所で調理するなど、「ハラル認証」という認証を得ることが必要なものです。
 そうではありながら、今後大きな経済成長の見込まれるインドネシアやマレーシア,中東の国々、トルコなどから観光客を迎えるためには必要な対応です。

議会再開

 総選挙の間休会していた議会は、今日の予算委員会再開から、再び活動を始めました。
 今日は建設部、水産林務部所管と、農政部所管の各課題についての質疑でした。
 建設部では建設産業支援プランについてや、北東アジア・ターミナル構想について、HACや、トンネルの安全点検などでの質問。
 水産林務部では、離島漁業振興、トド被害や、昆布生産の安定化などについて、
 そして、農政部所管では私からの強い農業づくりと酪農基盤整備について、大谷委員からは持続可能な畑作農業の確立について、笹田委員からは、野菜価格安定事業について等現場からの各作目についての課題の質問が続きました。
 今後、TPPなどの自由貿易問題も含めて、農業の自立に向けた議論が活発になる事と思われます。

まさかの全員当選

 まさかと言っては失礼ですが、北海道の各選挙区で自民・公明合わせて全ての選挙区で当選するという快挙を成し遂げました。
 このため、比例区でも3人が当選することが出来、総勢14人の北海道から自民党の代議士となり、今後大きな力となってくれることと思います。
 前回惨敗し、三年間の民主党政権の余りのひどさに対する民主党への逆風に助けられたという側面はあるものの、今度は責任政党としての重い責任を担っての政権復帰となりました。
 今回大勝したことで、次の選挙では揺り戻しがくることを考えると,これからの任期中どれだけみんなに「選んで良かった」と言って貰えるようにするかが大事と思います。

みんな頑張れ!!

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いよいよ最終日

 1日個人事業者を訪問し、支持と投票へ行くようお願いしてまわりました。
 今日になると、かなり期日前投票に行った方が増えていました。
 会社によれば、就業時間中に全員でいったところもあり意識の高さに頭が下がります。
 ある人が、「中標津町の投票率が90%を越えたら、全国ニュースに出て、注目を集めるだろうね」といっていましたが、そのぐらいの意気込みでみんなが動けば、地域が変わるだろうと思います。
 投票に行って、意思表明をすべきです。皆さん投票に行きましょう!!!