参議院で、野党7党の提案した「問責決議案」に自民党が乗っかり、野田総理大臣の問責が議決されました。
この案では、自民・公明が参加しての消費税引き上げに対する反対の表現もあり、自民党の賛成は国民に全く理解できないものとなっています。
一体今の自民党首脳はこれをどう説明するのでしょうか。
政権が欲しいばかりに、ひたすら政治ではなく政局に走る自民党としか国民の目には映らないのが解らないのでしょうか。
こんな事を繰り返しているから、国民をだました民主党に代わって「やっぱり自民党」ではなく、また新しく目先を変えるだけの「橋本維新の会」に期待が行ってしまうのではないのでしょうか。
来年任期満了で総選挙が行われるのは既定の事実なのですから、もっと国民が何を望んでいるのか、この国はどうあるべきなのかを政策としてしっかり訴えてそのとき政権復帰を果たせばよいのではないでしょうか。
同じ政党に繋がっている私としては、ほとほと情けなくなります。
月: 2012年8月
昔なら戦争?
北京で、日本の丹羽駐中国大使の車が襲われ、国旗が奪われるという事件が発生しました。
各国の大使をはじめとする外交官は、国際条約で、いかなる国にあってもその国の代表として保護されるものでありこれに危害を加えることは許されないものです。
尖閣問題を巡って、中国国内に反日感情が出てきていることはあっても、こうした行為は絶対に許されるものではなく中国当局は厳しく対処すべき問題です。
デモにしろ、こうした反日的行為にしろ、日本では考えられ無くなっていますが、他国では当たり前のことかも知れません。
あるいは、国内の不満をぶつける対象にしているのかも知れません。
日本はおとなしすぎるとも言えます。
昔なら〔第2次大戦前〕絶対戦争になって居たのではと思います
馬事競技大会
昨日、標津・中標津連合馬事振興会主催の馬事競技大会が開かれました。
暑さも一段落し、曇り空ながら競馬日和に恵まれて沢山の愛好者がコース脇に陣取り近所の馬が出ると声援を送る、昔ながらの光景が見られました。
出場している馬も、遠くは栗山町や、日高管内から来ており、年々少なくなる馬文化を何とか復興させようと頑張っていました。
草競馬ですが、輓馬ではポニーから重種馬までそれぞれのクラスで障害を乗り越えての力の入る競争が繰り広げられます。
また、ここの競馬では、全国でもここしかない「繋駕レース」という、二輪車を引いての競争があります。
走る馬も、「トロット」と言って、普通の競馬のように足をそろえて走らないのが決まりで、それでも見ている方が恐ろしいほどのスピードで走ります。
丁度人間のマラソンと競歩の違いのようなものですね。
こうした伝統の馬文化を繋いで行くにはどんな方策が必要か、考えさせられます。
繋駕レースです。写真が暗いのですが、2輪車を引いているのが解りますか?
町長・町議選が行われました。
中標津町の、これから四年間を担う町長・町議選の投票が今日行われました。
勿論、町長は無競争で、21日の告示時点で当選が決まっていましたので、一人オーバーの町議選の投票だけが行われました。
選挙戦に入る前の時点では、二人足りないという状況でしたが、その後立候補する人や、現職を引退するのを留まった人が出て、投票となりました。
最近、町議や、農協の役員などに出る人が本当にいなくなり、候補者を捜して頼み込むのに大変な思いをしています。
昔、各地区から出ていた農村議員は中標津・計根別地区の二人となり、また若い人の立候補が殆ど無くなったのも、最近の傾向です。
住民の皆さんから見れば、議員が何をしているか見えにくく、仕事もめいっぱい忙しい今では、議員になろうという若い人が出ないのも確かです。
これに追い打ちをかけるのは、マスコミや、オンブズマンと自称する人達の議員たたきでは?とも思います。
迷惑をかけたくない?
敗戦国日本が、戦後ここまで復興してきたのは、戦前の教育を受けた、国を大事にすることを教えられた人達が、必死で働いてきたからに他ならないとこの頃思います。
戦後生まれの私達は、自分の権利や、自由を主張する余り人の繋がりも、社会というまとまりも失い、ばらばらになって地域も国も力をなくしてきたと感じるのは私だけでしょうか。
夜、ニュースを見ていたら、「樹木葬」の申し込みに人が殺到し、抽選の結果を真剣に見つめる人達の映像が流れていました。
インタビューに答えて「お墓を持っても子々孫々に迷惑をかけるから、私達だけで終わるこの方式に応募した」とのこと。
この人達は先祖のお墓が迷惑なのでしょうか?
都会ではお墓を持つことさえ子供達の迷惑なのでしょうか。
代々命が繋がれてきたからこそ、今の私達が存在すると言うことに何の感謝の心も生まれないとしたら、社会はすでに滅びに向かって加速度を上げているとしか思えません。
道徳も、宗教も捨て、お金儲けだけに突っ走ってきた付けです。
北方領土は遠く
北方領土の元島民や、返還運動関係者などが集まって「2012北方領土返還要求北海道・東北国民大会」が開かれ、特別委員会の一員として出席しました。
大会は主催者や来賓〔外務副大臣、内閣府事務次官、福島県議会議長など〕の挨拶のあと、元島民の三船志代子山からの「元島民の訴え」もと島民後継者キャラバン隊の決意表明など、淡々と進んだ感がありました。
大会終了後私達は、駅前地下歩行空間のイベントスペースに移動し、返還要求の署名活動を行いました。
地下歩行空間は、人が歩くための地下道という位置づけのため、こうした催しや署名活動などには非常に制限が多く、人の歩かない奥まったところにある署名コーナーに立ち寄る人は殆ど無く、呼びかけても殆ど無視して通り過ぎるばかりで、これでは領土返還が実現する事など全く期待できないと、失望感が強くなりました。
竹島や、尖閣の問題が韓国や中国の攻勢でこんなにニュースになっているにも関わらずこの有様では、北方領土は遠くなるばかりと思ってしまいます。
壇上にずらりと並んだ関係者 署名コーナー・・こんな有様です
中標津にも新名所
花観光が北海道のテーマになっていて、旭川から帯広に至る花街道や、北竜の向日葵、網走の「はな・てんと」等各地で広さと花をテーマとしたイベントなども行われ、北海道ならではの景観を形作っています。
中標津でも、開陽台から近くに黄色い畑が見えていましたが、その場へ行ってみると広い向日葵畑が展開していました。 別海町出身の佐藤左官屋さんの奥さんが栽培しているもので、現地へ行くと見事に咲きそろっています。
皆さんも一度行ってみてはいかがですか?
開陽25線14号の林の中にあります。(のぼりが立っています)
町長・町議選告示
中標津町の町長と町議選が告示となりました。町長選は、今回は対立候補が無く、無投票当選が決まりましたが、町議選んは一人オーバーの19人が立候補し、少数激戦と言うことですが、無投票の公算が大きかったことから、いまいち盛り上がりに欠けています。
調整は安定しているものの、医師確保や、景気浮揚、TPP問題のように酪農に不安、他3町の大きな産業である漁業の不振など地域を巡る課題も多く、町民の適切な選択が求められます。
町長選の出陣式と、当選決定後のだるまの目入れ
医療圏知事要請
地方議員連盟釧路・根室両支部合同で、2次医療圏の確保に関する知事要請を行いました。
この問題は、北海道医療計画改定にあたって、厚労省が全国に示した、二次医療圏の見直しについて医療過疎に悩む釧路根室圏が危機感を持って、見直しにあたっては更なる医療の充実を図れるようにする事などを要望したものです。
厚労省の見直し基準は、他からの流入が20%以上、他医療圏への流出が20%以下などがありますが、広さと、医師確保の困難さなどの地域事情を顧みないものと言えます。
患者が流出しなくても済む医療の充実こそなすべき事ではないかと思います。
理科好きの子にな〜れ
中標津町で、NPO法人「BUTUKURA]主催による理科実験教室「みるくラボ」が開かれました。
最近の理科離れに危機感を持った人達が、簡単な実験的なサイエンスショーで子供達に理科への興味を持って貰おうという活動を始めています。
今日のラボには、全道からそうした人やグループが集まり、化石の打ち出しや手形の採取、土壌の不思議、化学合成による「スライム」作成、熱気球作り、シャボン玉と摩擦電気等々多くのブースで子供達の関心を集めていました。
こうした活動が、将来の科学技術立国日本を支えることになるよう期待します。
多くの子供達が集まりました 簡単な熱気球作り(この方は京都から来てくれました)
静電気を帯びた風船でシャボン玉を動かしています 化石の打ち出し中