今日は、昼休みの時間と夜の時間に、とても大きな講演を聞く機会がありました。
昼は、北大医学部の藤堂教授の講演でした。皆様ご存じと思いますが、移植医療の日本最先端の先生です。
日本の医療は特に遅れていて、助けられる命を助けることが出来ていないと言うことです。
脳死という概念がなかなか受け入れられず、結果移植医療が出来ない。
生体肝移植は、医師にとっては罪で健康な人間を死に至らしめる可能性がある為ということです。
それに比して、脳死移植が出来れば、一人の体で9人の命を助けることが出来るというものです。
私たちもドナー登録をしておいて、万一死に至っても、その魂を次に引き継ぐという理解をしておくべきだと思いました。
もう一つの講演は、北海道独立論です。
いつまでも国に頼り、自立できない北海道ですが、「議員の役割はいかに国からあるいは道からお金を持ってくることだ」を続けている限り永遠の植民地に甘んじているように思っていました。
然し、発想の転換をし、今ブームになっている「ブータン共和国」のように、幸せの基準は何かという事で発想を変えると、今まで見えなかった豊かさが見えてきて、北海道の今後進む道が開けてきたように思いました。
「国民一人あたりのGDPランク上位国は全て小国」というヒントに大きな可能性が開けてくる思いでした。