羅臼漁港

 知事と、今日は羅臼町の、衛生管理型漁港を訪問しました。
 販売にあたって水産物の衛生管理が問われるようになった事から、魚の主産地となって居る羅臼漁港に開発予算で衛生管理型岸壁を建設しました。
 屋根の3階部分が駐車場となって居るもので、鮭児などの高級魚のセリも2階から見学できるように、観光客への配慮もされています。
 水揚げされた魚は鮮度を保つために、3度と低温で清浄な海洋深層水で処理できるようになって居ます。
 こうしたことにより、羅臼漁協では「羅皇」と名付けた高付加価値の鮭を販売できることになりました。
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街角対話に同行

 今日から高橋知事が、根室管内へ街角対話のために入っており、別海町から同行しました。
 別海町では、入居型障がい者施設の「柏の実学園」や、そこの社会参加施設として運営している「喫茶オーク」などを訪問し、運営にあたっている方達としばし懇談しました。
 施設では社会参加のための様々な作業をしていますが、自立支援法以来重度の障がい者しか受け入れできなくなり、社会参加が難しくなってきていることや、入所者がだんだん高齢化していくことが、悩みとなって居る事などが聞かれました。

野田さん・・・ですか

 民主党の代表選挙が終わり、野田財務大臣が次の民主党代表に決まりました。
どの候補もそれぞれ立派な方なので、誰がなっても総理に相応しいかも知れませんが、昨日も書いたように民主党という集団がきっちり方向を定めてまとまって力を出さなければ、結局今までの繰り返しをすることになります。
野田さんの任期は菅さんの残り任期で、来年の今頃はまた代表選挙で政治空白を作るのでしょう。
どこかの大統領のように、20年もとは言いませんが、いい加減に長期安定政権を持たなければ、国がどんどん衰退していきます。
政党というのは、個々の力よりも、集団力があってこの国をどうして行くか、という基本がしっかり出来なければならず、今後1年間の中に野田さんが指導力を発揮して、そうできるか注目しています。
 だいたい与野党対立もありますが、この国のマスコミは政権を崩壊させることが趣味らしく、それに世論が乗っかってノイローゼにしてつぶすというのもいつものパターンです。
 マスコミ批判は本旨ではありませんが、大衆迎合しないもっと前向きの報道を期待しています。
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ヤナギランの花も枯れるとこうなります。政治がこうなりませんように

民主党代表選

 菅総理を辞職に追い込んだあとの、民主党代表選挙(事実上新しい総理選び)が始まりました。
 5人の方が立候補しましたが、本命と言える方がいない中での選挙で、私たちの関心はいまいちというところです。
 3年前までは自民党がこのようなことを繰り返して、政治不信と国際的な信用をなくし、敗北へとつながりました。
 毎年総理が代わる国とはどういう国なのでしょうかと思います。
 かつて、イタリアがそうで、私などはこの国は3流国だと思っていましたが、今では日本がそれに成り下がってしまったのは本当に情けないことと思います。
 今の民主党では、誰がなっても政治集団として力を発揮できないと思っています。
 早く自民党政権に戻して、国の基本からしっかりと立て直さなければならないと思います。
 そのためにも、地方がしっかりしなければならないことです。

北方領土返還要求大会

午後、札幌道新ホールを会場に、北方領土復帰期成同盟の主催で、「北方領土返還要求東北・北海道国民大会」が開かれました。
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 会場には返還運動関係者など約700名の方が集まって、返還の願いを込めて粘り強く運動を続けることを確認し合いました。
 ロシアにも、正義や信義はあるはずで、今後はこのことを強調しながら、外交交渉や返還運動にあたっていくことも効果的なのではないかと私は思います。
 終了後、主催者の高橋知事や、道議会北方領土特別委員会メンバー、全道キャラバンをしてきた千島連盟青年部の皆さんなどが、地下歩行空間で返還要求署名活動をしました。
 通る方々の殆どは無視して、避けて通ります。立ち寄って署名してくれたかたも勿論いましたが、通行人の1%にも満たない状況で、これが日本人の領土意識の現状だと私は思います。
 こんな事で外交交渉が出来るわけはないとかなり悲観的になります。

一雨欲しいが・・・

 お盆前までは、晴れて熱い日が続き、畑の作物も水不足状態でしたので、出会う他人事に「一雨欲しいね」というのが挨拶代わりでした。
 14日の中標津盆踊りの夕方から待望の雨が降り出し、時間を繰り上げて早々に始めた閉会式では、私が「農家にとっては恵みの雨なので、勘弁してやって下さい」と挨拶したほどでした。
 ところが、この挨拶が悪かったのか、1週間経った未だにこの雨が止まらず(とは言っても激しい降りではないのですが)2番草の収穫に入ろうとしていた酪農家を困らせています。
 今の週間予報では、27日頃になってようやく晴れるとか。勝手ですが、もう十分降ったのでおしまいにして欲しいのですが。
 2番草の収穫をしたいし、馬鈴薯の病気が拡がるのが心配なので。
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秋ですね(野菊)           赤クローバーと、オオバコ

経済成長をあきらめれば

 昨年まで、地球温暖化防止のために、その大きな原因の一つとされている二酸化炭素削減が大きな政治課題でした。
 京都議定書が打ち出した2012年までに(日本は)6%削減という目標を達成するために様々な省エネ技術を開発し、化石エネルギーから、原発を主とした電気エネルギーに変換するなどの努力を積み重ねてきました。
 しかし、3.11の震災による原発事故で、その様相は一変しました。
 昨年鳩山総理が国連総会で2020年までに1990年比25%削減すると突然表明した事は記憶にある方もいるかと思いますが、このまま全ての原発が稼働できない場合この目標は見直さなければならないと言われています。
 25%じたいが高いハードルだったのですが、2020年までに、原発の稼働を押さえながら再生可能エネルギーの割合を高めていくことが出来るか、今後の政策次第と言うことになります。経産省の一部には、「経済成長をあきらめれば可能だが、そんなことが国民に認められるはずはない」という話もあるそうですが・・・・。

イベントを巡って

 夏の名残を惜しむように各地域で、多くのイベントが催されました。
 今日も、別海町と、中標津町で開かれているイベントに顔を出しました。
 歌謡ショー有り、食べ歩きコーナー有りで、昨日一日我が家で焼き肉などのにおいをかぎ続けたせいか、その臭いが鼻について離れません。
 今日は時々霧雨の降る天気で、お盆前後のイベント疲れか、いつもほどには人出がナイト言うことでした。
 それでもこうした催しがあることで、住民を家から引き出すことが出来、地域の活性化に貢献しているものと思いました。
 (写真は撮りませんでした)

ホームパーティー

日ごろの感謝を込めて後援会の幹部や女性部の方をお招きして(と言っても会費なのですが)ホームパーティーを開きました。
 およそ40人位の方が集まってくれました。
 なかなか日本ではホームパーティーをすることがないのですが、こうした機会にお互いの親近感を増すものとして、欧米ではたびたび開いていると言うことです。
 ホームパーティーなどと大袈裟に聞こえますが、早い話焼き肉パーティーで、私のところで開くことがなかっただけかも知れません。
 以前道南の友人が送ってくれたジャージー肉のステーキや、鹿肉の丸焼きふうなどあまり食べる機会のないものもあり、楽しめました。
 とは言ってもやはり中心は飲むこと。
 ビールふた樽とお酒2升と、焼酎を消費しました。
 肉は沢山買いすぎて、大量に余ってしまい私が一人で勝手に準備したからだと、かみさんに怒られています。
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昼の部                夜の部

新規入植の問題点

 新規入植についいての問題点は、入植者の決定時期と入植農場整備の事業時期が合わないことです。

 次年度の入植者は、それぞれの町や、農協で前年度に決まりますが、入植の牛舎改築など事業は春に国の予算が成立し、その要項や地域配分などが決まり、更に北海道内の配分が決まってから設計施工となるため、乳牛導入は秋遅く、分娩は1月以降の厳冬期となるなど、入植1年目は収入がないばかりか、不慣れな分娩の扱いで仔牛の事故が多くなる他、5年間リース料を払いながら6年目で譲り渡しを受ける事になって居ますが、1年目がそんな状態ですから、残り4年間に負担が大きくなり、5年後の買い取りのための蓄えも難しくなるなど、問題点が多くあります。
 これまでもこのような事態を指摘し、要望も受けていますが、国からの予算が配分にならなければと言うのがこれまででした。
 打開策を考えなければなりません。