重点ヒア

 次の議会(1定)に向けて、代表質問で取り上げる項目や、次の年度での重点施策などを各部から聞き取る「重点ヒアリング」を政策審議会で行いました。
 警察本部の、犯罪抑止対策や、重要犯罪・組織犯罪対策などの説明に始まり、エゾシカ緊急対策、食クラスター活動の展開について、地域医療体制の確立についてなど多くの項目について、一日中掛けて聞き取りをしました。
 政策審議会に所属していると普通の議員活動にプラスしてこのような会合が多くありますが、議会の最前線で仕事をしている実感と、情報が早く入るということもあり貴重な経験をさせて戴いています。

50年の歴史

 標津町商工会の創立50周年記念行事があり祝辞を述べさせて戴きました。
 昭和35年商工会法の制定により全国で一斉に商工会が設立されたため昨年から今年初めに掛けて各商工会で50周年記念事業が開かれています。
 標津町商工会も、設立当時は根室管内では大きい方で、当時の漁業の隆盛を受けて活発な商業活動のまとめ役を果たしていました。
 その後交通の要衝の中標津への人口移動と、商業集積が進み今ではスーパーマーケットもなくなって買い物難民が問題となるほどになっています。
 そうした中で、この商工会は「かうもんバス」という移動販売車を仕立て、自分で買い物に行けない人達に大いに感謝されています。
 新しい発想でこうした新しいことを始めるのは、それだけ地域が困っているからではありますが、現状を打開しようとする優れた人材の存在と共に、今後の標津町発展の原動力が期待できます。
SN3P0068.jpg歴代会長の表彰

有り難うございました

 毎年恒例の後援会新年交礼会を開きました。
 今日の朝から厳しい冷え込みとなり、混雑のため駐車場が遠くなった方は白い息を吐きながらの来場で、本当にありがたく感謝したところです。
 今年は選挙の年で、今のところ競争相手がいない事もあって、どのくらい来て戴けるか心配しましたが、用意した420の席が、ぴったりいっぱいになったのには、偶然とはいえ驚くばかりでした。
 忙しい日程をキャンセルしてまで駆けつけってくれた伊東代議士や、厳しい選挙を強いられている中来てくれた小畑道議には本当に感謝しています。
 いつも、こうした温かい支援をしてくれる地域の後援者の皆さんや、仲間がいて初めて自分も議員として活動できていると思っています。
 今後ともしっかり頑張っていきます。

国会開幕

 今日から通常国会が開かれました。
 聞く暇はなかったのですが、菅総理が施政方針演説の一部がちらりと耳に入ってきました「国を開く。政府は今後オーストラリアとFTA交渉を再開し、韓国とも、EUともFTAまたはEPA交渉を積極的に推進していく」と声高らかに強調していました。
 世界が一つになって自由に人も物も行き来できるのは理想ですが、それはまた、弱肉強食という狩猟民族の争いの歴史を受け入れることでもあるというところに気がついていての発言かと案じています。
 農耕民族社会では、共同して生産し、公平に分け合っていくというのが原則ですが、ヨーロッパの歴史を見るまでもなく戦いの歴史で常に競争が支配していきます。
 諸外国に比して競争力が落ちてきたのは、日本がこれまでなしえてきたことは、韓国や中国も出来ることだったからに過ぎず、それはアメリカに対する日本と同じ事なのです。
 それを更に上回るアイデアや、技術を磨いてこなかった、あるいは研究投資を抑えてきたことの結果に他ならないことを、菅総理は分かっているのかと思います。

政党

 通常国会を前にして、予算案を通すことや、関連法案を成立させるために、早くも修正論議が出ている事に対して審議をする前に修正論議とは?との議論がなされています。
 修正するほど自身のないものは不十分な法案だといっているようなものだといわれても仕方がないのではと、地方議会の私でも思います。
 もともと民主党のマニフェストや、それを実現するための財源ははじめから無理だといわれていたもので、単に政権奪取のための方便に合わせようとするところに無理があることを民主党自身が承知しているはずです。
 内閣改造で積極財政論の与謝野氏を引き抜き消費税引き上げ論を現実のものにしようとしているのも、財源不足を埋め合わせるもとにしたいだけのように見えてしまうのも、国民全体で育てるためと称して子ども手当を所得にかかわらずばらまいていることや、効率の良い走行を出来る高速道路を無料化してこの維持管理費は税金からにしようとしたりするからです。
 もう一度見直すべき事を自身で事業仕分けをしてからにしてはと思います。

風邪引きました

 馬鹿は風邪を引かないというので自信を持っていましたが、引いてしまいました。先日から、37度台の微熱が続き、体の節々が痛いのを我慢して、風邪薬を飲んでいましたが、とうとう昨日は38度台まで上昇。
 今日は熱は下がったのですが、声がだんだんでなくなって、カスカスの声で挨拶回りをする羽目になりました。
 夜の仲間の議員の新年恒例会では「与謝野さんのようになってしまいましたが、政党も信念も変えません」といってしまいました。
 インフルエンザではない風邪のようなので、明日にはもっと良くなるのではと思っています。
 インフルエンザも流行っているので皆さんもご用心あれ!(とは引いたもののいうことではないか?)

高潮被害

 今日は大潮の日ということで、別海町から要請があり、昨年末に高潮の被害のあった本別海・走古丹地区の実態調査をしました。
 午後2時半、西別川河口の旧別海漁港は凪にもかかわらず岸壁と海水面が平らになっており、これに北から東方面の風が吹くと簡単に市街地に流れ込むことになります。
 またこの本別海から風蓮湖に面した走古丹地区へ行く道道が常に越波をし、生活道路が確保出来なくなる現状も確認しました。
 更に風蓮湖に突き出している半島部分に行く町道は、波消しブロックが沈下していることもあって、完全に崩壊しており、このままでは風蓮湖に海水が直接流れ込む危険性があり、内水面でのアサリの漁場に影響が出ることも心配されます。
 どの部分も緊急を要するものばかりで、今後各担当部局と良く打ち合わせをしなければなりません。
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                      この電柱の海側に道路がありました

酪農家の決算

 新年も20日が過ぎて、各農協では昨年の結末で大きく赤字が残った農家の営農協議を進めています。
 農協の営農担当や、営農担当役員にとって頭の痛い時期でもあります。
 昨年は、一昨年の冷湿害の中で、良い飼料が確保出来なかったことや、7月以降の猛暑、購入飼料が高止まりしている中での乳価引き下げなど、マイナス要因が多く、どの酪農家も大変苦労した年でした。
 一昨年は逆に乳価引き上げが大きな要素となって多くの酪農家は税金の支払いが大きくなったほどの年で、その3期分は4月支払い、予定納税額も前年の3分の2など、家計費を大きくする要因にもなっていてそのせいもあるのではないかと思われます。
 2月に予定されている加工原料乳補給金の決定には、これらの要素を取り入れこれ以上離脱農家を増やさないようにしなければならないと思っています。

表彰式


 中標津町各種功労者の表彰式がありました。
 いずれのかたがたもそれぞれの分野で長く活躍し、実績を積み上げてこらたことを表彰されたもので、今日の中標津発展に珠玉の功績と言えます。
 そのほか、スポーツ奨励賞では水泳の全国大会で2部門で優勝した中学生の品田さんもいて、こんなに寒い地域からもそうした立派な成績が得られるという、勇気を与えてくれるものです。
 表彰されるかどうかは兎も角、地道な努力の積み重ねが地域を発展させたり勇気を与えたり出来るということを分からせてくれた表彰式でした。

期待と実績

 統一地方選に向けての活動を続けています。
 支援者などを訪問して感じるのは、兎も角勝って今後も地域を良くして欲しいと言う期待です。
 もちろんこの期待は最初に出たときからずっとあったものですが、一期の中は助走期間として、育てることに重点。
 2期目は地域の課題解決に力を出して欲しいと言う具体的な期待。
 そして3期になるとこれまで何が出来たかという実績評価と更なる期待が大きくなっていることを感じます。
 各地域の選挙区で道議戦に向けて立候補の動きが活発になってきましたが、様々なグループが、それぞれの持って居る主張を軸に候補に期待を掛けて自薦他薦を問わず擁立してきます。
 その候補に対して選挙民は評価や期待を掛けて選択をするのですが、今一番心しなければならないのは、先の総選挙の時のように出来もしないことをさも可能かのように喧伝して支持を集めてしまうことだと自らを戒めています。