郵政民営化のせい

 遠くの方が亡くなったので、香典を送ろうと、電信為替を申し込みに郵便局に出向きました。
 窓口で申し込もうとすると、その制度はなくなったとのこと。
 理由を聞くと、民営化によって事業分割をし別会社になったので、送金は「ゆうちょ銀行」から、電信は郵便事業会社からレタックスで別々に送らなければならないから、と言うことでした。
 納得はしましたが、便利さがまた一つ無くなっていたことが解りました。
 郵政民営化見直しの法案が出ていますが、(正確には出ていたのですが)こうしたことの修正はたぶん出来ないのでしょう。
 今一度民営化したことの意味と、プラス面マイナス面を良く議論して欲しいものと感じました。

良くやった「へなちょこ」

 今日はとうとう最後まで見てしまいました。
 眠いから短文にしますが、このワールドカップの開催前、テストマッチであまりにもふがいない攻撃しかできない日本を見て、「こんなへなちょこシュートしかできないチームが勝てるわけない」と言い切っていましたが、その見方を見事に裏切って決勝トーナメントまで勝ち進み、好調の南米の強豪パラグアイと激闘を演じました。
 PK戦で惜しくも敗れはしましたが、大会前とは見違えるチームになった事を素直にみとめて、「へなちょこチーム良くやった」と讃えたいと思っています。
 皆さんお休みなさいzzz…

参議院選挙では

 公示になってから4日が過ぎました。候補はもちろん、遊説隊も本部も必死に頑張っています。
 私たちも何とか北海道の一議席を死守しようという気持ちで「岳」候補を売り込みに頑張っています。
 今回の選挙は、昨年の総選挙の結果政権交代した民主党政権の評価が問われるのだと思います。
 マニフェストと称して約束したことがどれくらい出来ているのか今回はその評価をきっちりすべきです。
 厳しい財政の中であれもこれもただにするとし、しかも子ども手当や、戸別所得補償と言った膨大な財源を必要とする約束。
 まさにこれは大きな政府そのもののやりかたで、野党時代民主党が主張していた小さな政府に反するもの。天下りも結局縮小できず、普天間は混乱を生んだだけといった具合で、本当に責任政党とはいえないことが多すぎることを有権者がどう判断してくれるか。
 私たちの訴え次第と思っています。

鹿と熊

 70年代後半から、野生動物の保護の動きが大きくなり、鹿がまず増えだし、最近では、熊が増えたのか、人里に出てくる頻度が多くなっています。
 鹿はすでに害獣のレベルに達し、どう駆除していくかが、今回の定例会でも議論の的となり、総力戦で保護管理計画の達成に当たらなければならない事態となって居ます。
 熊はまだ人畜に被害が出ていないので駆除とはなりませんが、これだけ頻繁に目撃されるようになると十分な警戒が必要です。
 ハンターも、熊うちを得意とする方が殆どいなくなり、万一の場合が心配です。
 自然との共生が理想ですが、人間の営みはやはり優先しなければなりませんので、その範囲にとどめなければならないと思っています。

好天に恵まれて

 いつもの根室管内ではない気温の高い好天が続いています。
 今日も28度を超えて、昨日から開催されている別海町尾岱沼の「エビ祭り」には、例年にないほどの人々が押しかけ賑わいを見せていました。
 内陸部でのイベントは、口蹄疫侵入防止のため、殆ど中止を決めていることもありますが、なんと言っても、天気の良いのが一番です。
 今年はエビの漁模様も良く夕方の終了時間まで品切れせずにすみそうですが、値段は昨年より1000円安いとか。
 やはり不況感が影響しているのでしょうか。

 夜には、羅臼で後援会の総会と道政報告会を開いていただき、日頃の活動状況や、羅臼の課題解決への考え方を聞いていただきながら、ひとときを過ごしました。
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今のところ・・・

 朝中標津空港に着くとむっとするほど暑く感じました。
 温度計は9時半でもう26度。日中は30度も超えてニュースによると、熱中症で倒れた方も出ているとか。
 4月に発表された3ヶ月予報では、冷夏の予想でしたが、これは外れて先日発表の改訂版では一転して暑い夏になるとの予想に変わりました。
 6月に入ってからの気候は、5月の寒かった分を取り戻すように高めの気温が多くなり、蒔き付け遅れで平年より5〜6日遅れていた農作物は2〜3日取り戻しているようです。
 根室管内でも一昨日の雨の後、今日あたりから一斉に牧草収穫が始まっています。
 刈り取り適期のうちに終われるよう、この好天がしばらく続いて欲しいものです。

日本代表1次予選突破

 ワールドカップ突入前の日本代表のあまりにも情けない練習試合を見ていて、こんなへなちょこシュートの日本が勝てるわけがないと思っていましたが、その予想を見事に裏切って?予選突破してしまいました。
 日本中が沸き立って、次の決勝トーナメント・パラグアイ戦へと話題が移り、参議院選挙はますますかすんできます。
 選挙もスポーツと同じようにムードで結果が決まってくると危険水域に入ります。このところの大きく結果が揺れ動くスタンピード現象には注意が必要です。

 それにしても君が代を歌っていたサムライ日本は良くやりました。
 勝った、勝った、勝った、勝った、勝った、バンザーイ・・・・・・でした。

定例会閉会

 まさに最初から最後まで空転の議会でした。
 とは言っても民主党国会議員に対するお金の問題についての解明と説明責任を求める決議についての攻防でで、今日は荒井さとし議員の政治資金疑惑について、国会が一切質疑もせずに閉じてしまったことから、その真相解明と説明責任を果たすよう決議したものです。
 この中に、政党交付金が民主党支部を通じて、荒井さとし議員の後援会に寄付という形で移されていて(このこと自体は違反ではないのですが)それが漫画本やキャミソールなどおよそ事務所経費としてはふさわしくない使われ方の一部となって居る可能性もあるという下りに民主党会派が反発して削除を求めたものです。
 結局自民党会派が折れて午後7時に本会議を開き、午後8時で閉会しました。
 参議院選挙が公示となり、今後の政局を占う意味で大事な時期ですが、私には民主党の昨年の政権マニフェストが殆ど国民へのだましだったことと、政治と金の問題を包み隠すことに終始している姿勢に不信感だけが増幅して見えます。
 自民党政権時代、どれほどの閣僚が辞任したり、自殺したりしたことでしょう。 
 そうやって責任の所在を明らかにしてきたものです。

参議院選公示

 参議院議員選挙が公示されました。昨年の政権交代後初の国政選挙ですが、昨年の総選挙で民主党が示した「マニフェスト」のあまりにもひどいだましの実態に、国民はどう審判をするのか私は注目しています。
 昨年のマニフェストを見て、財政運営上あり得ないと思っていましたが、無駄を排除すれば16兆円の必要財源は確保できるとした無責任な言い分は、今でも国民の政治不信とつながって、菅政権に引き継がれています。消費税10%論議は、自民党の打ち出したものをそっくりかすめ取って争点を打ち消し、期待感だけを引き継ごうとする戦略に他なりません。

 経済活性化策と、それに支えられる将来の安心のための財源確保策としての10%と、無料化やばらまきによる国家財政の逼迫を穴埋めするための10%の違いを有権者に理解してもらわなければと思います。

雇用

 不況の影響で雇用が不安定になっていますが、北海道は高橋知事になったときから、一村一雇用興し事業を実施して平成21年まで359件・約2500人の雇用が確保されたとしていますが、中には業務不振で雇用を打ち切ったり、事業を中止したりしている例も見受けられるようです。
 本来なら補助金を返還するべき事例もあるようですが、北海道のチェック体制が甘く今後の運用に注意しなければ道民の理解が得られないと、同僚議員が指摘していました。雇用のためにはあまり厳しくとも使いにくくなると言うこともあって難しい運用が求められます。
 雇用と言えば、柿木議員が高校卒業生の就職についても、今年ある高校で就職希望だった33人中就職の決まっていない16人の中で13人が一度も就職試験を受けていなかった例を挙げて、子供たちの労働観や職業観をもっと高めることが必要ではないかと質問していました。
 恵まれた時代に育った子供たちの中には、働かなければ食べていけないという実感が持てていないのかなと思います。