今日は昭和の日。いつの間にか「みどりの日」からこの名前に変わったのですね。
昭和天皇の誕生日から、天皇が崩御されて議論の末みどりの日とした経過は知っていましたが、昭和の日となった経過については残念ながら承知していませんでした。
昭和の時代は戦争とその敗戦からの復興に代表される時代で、近世から現代に変わってくる課程で、国際化を迫られ摩擦と順応をしながら経済発展を続けた時代でもあります。
この激動の時代を生きた人達が、一億総中流と言われるみんなが豊かさを実感した時代を作り上げたともいえます。
一方でその中から新しい希望や意欲を見いだせなくなった世代を生み出すことにもなりました。
豊かさが必ずしも幸福とはいえないところが難しいですね。
月: 2010年4月
商工会女性部
中標津町商工会女性部の22年度定期総会が開かれ、小林町長、大橋商工会長等とともに招かれて出席しました。
今年は76名の部員でスタートと言うことで、青年部とともに町の賑わいを作り出そうと、6つの部会に分かれてそれぞれ分担して活動しています。
もちろん自分の商売でも頑張っていますが、地域の活気が商売に大きく影響してくることを身をもって感じているからこそこうした活動にも力が入るというものです。
こうした自主的な活動を支えるのもまた政治の重要な役目ですね。
政治家の資質
小沢民主党幹事長に、検察審査会が起訴相当との結論を出しました。
証拠不十分という理由で、検察庁が起訴を見送ったことに対する再審査請求に基づいての結果です。
これまで、野党時代の民主なら、「秘書の違法行為は政治家の責任」と自民党の有力議員を次々と役職から辞任させてきましたが、いざ自分のこととなると鳩山氏も小沢氏も十分な説明責任を果たさず、居座ったままです。庶民にはよくわからないことです。
政治家とは、選出地域のために強引ともいえる要求をし、淡々と行政側が決めたことをさも自分の政治力で実現させたかのように選挙民に知らせて、生きていくものとの話がありますが、そんなことで議員を選んでいると、いつの間にか利権政治の方向へと政治が行ってしまうのではないかと政権党での動きを見ていると思います。
政務調査
政務調査費の報告書を提出するために、領収書などの整理をしています。
今年度からは1万円以上の出費について、来年度からはすべての出費に領収書の添付が義務づけられます。
それはそれで当然のことかもしれません。
しかし、その次にくるのがその使い道の適否と言うことになり、特に燃料費などはそれが政務調査なのかどうかが「仕分け」されるのでしょう。
私のような地方議員は、質問のことだけ考えていればいいのではなく、事務所を持って後援会活動をしながら、広い管内を走り回ってあらゆる会合に出席し、多くの人達と顔を合わせることが、地域の課題や人々の思いを知るとても大事なことなのです。
それが、「出席して挨拶をしただけなら政務調査とはいえない」ですか?
学生のNPO団体から学生を受け入れて、調査の手伝いや、議会の有り様を体験させるためにその団体の運営費として出した会費は、その団体の趣旨に支援したものだから、政務調査費には認められない?
なんでも日報をつけてそれを堂々と証明すればよいという考えもあるでしょうが、いちいちそんなことをさせなければならないほどみんなはいい加減に議員生活をしているのでしょうかね。
私にはそう思えないのですが・・・。
新生自民党
自民党第7選挙区支部定期大会が開かれました。
中央では、与謝野さんに続いて桝添さんも離党し、自民党が弱体化しているとの認識がマスコミで書かれています。
しかし、自民党はそんなに人材不足なのではないと思っています。国会議員だけが自民党の運営をしていると思ったら間違いで、もし党本部にそんな認識があったら本当に自民党はだめになると思います。全国には多くの自民党を支えている党員がいます。
地方からの様々な提案を受け入れながら新しい出発をすることが、自民党に新しい頭脳を作っていくことにもつながっていくものです。
全国から忌憚のない提案を党本部に寄せて、地方から自民党を新しい政党に生まれ変わらせようではありませんか。
評論家はもう党内には必要ではありませんし、いなくなったのではないでしょうか。
寒いですね
20日から21日にかけては10センチほどの雪が降りましたが、依然として寒い日が続いています。
温暖化はどこへ行ったのかと思うほどで、武佐山の雪もいつもになく多く残っていて、まだ山は真っ白です。
今日発表された3ヶ月予報でも5・6・7月は低温傾向とか。何とか外れてほしいものと願っています。
昨年に続いて今年も冷湿害の影響を受けるようなことになれば、農家に与える影響は甚大なものになります。
今から技術対策などについて早め早めに周知しなければならないと思っています。
緊急集会
農業生産基盤整備の促進を求める緊急集会が開かれました。
北海道農業は、劣悪な土地条件を克服するため、絶え間ない暗渠排水や客土、区画整理といった土地改良事業を重ねた結果、自給率200%を超えて日本の食料生産基地となり、またそうした条件の下でも日本一美味しいと言われる米を生産できるようになったものです。
今後もその努力は続けなければならず、そのことが日本の食料自給率50%達成に欠かせないものです。
しかし昨年発足した民主党政権は、農業予算の60%をこの土地基盤整備などが占め、農民の所得向上になっていないとしてその予算を戸別所得補償の財源に回すため、一気に40%もカットするという暴挙にでました。
いくら所得補償をしようとも、生産基盤が整備されず、効率の悪い農業生産を保護するなら、限りなく税金を投入して支え続けなければならず、将来到底納税者の理解を得ることは出来ないと思います。
今日の集会には全道から600人が集まり政府に生産基盤整備予算の確保を緊急決議しました。
この決議をもって5月14日には政府に要望に行くことにしています。
花咲線超満員
午前中根室地区農協青年部連絡協議会の総会があり、祝辞を述べさせていただきました。今年が第59回と言うことで、戦後まもなく結成されて今日の酪農郷を築く原動力としてその役割を果たし続けてきました。
私が役員を務めたのは、丁度この中間の30年前と言うことで、何かしら感慨深いものを感じます。
これからもリレーのランナーのごとくにそれぞれが受け継ぎながら、その時代を精一杯活動してほしいものと思います。
午後からは北方領土復帰期成同盟の総会があり、青年部は挨拶のみで退出させていただき、根室に向かいました。
北方領土復帰期成同盟は、道内の多くの団体、企業などが加盟して、北方領土返還要求運動を物心両面で進めているのですが、近年返還の兆しが見られないこともあってか活動が不活発のように見えます。
学生など若い力を導入して活発化して、政府の交渉を強力に後押ししなければならないと思っています。
この会議も中座させてもらって、14時42分札幌へ行くために花咲線に乗るべく厚床駅へゆきました。定刻の3分ほど前に列車(と言っても一両ですが)が到着し乗り込もうとしたら、団体の一団が降りてきました。その数と言ったら、たぶん50人近くいたのでしょう。後から後からと花咲線では考えられないほど降りてきました。最後のお客さんが降り、添乗員が「お待たせしました」と言ってくれたので乗り込んでまたびっくり。座るところがないほどいっぱいのお客さんが乗っていました。
聞けば南から北まで鉄道の旅をするために全国から集まったツアーだそうで、こんなこともあるのだと驚いた次第です。
口蹄疫
宮崎県で、畜産・酪農にとって驚異の口蹄疫が発生したと報じられています。
今のところテレビ報道は冷静で落ち着いた動きをしてくれていますが、いつも風評被害に遭う側としてはこのままの姿勢でいてほしいと思っています。
とはいえこの口蹄疫は感染力が強く偶蹄類には非常に恐ろしい伝染病です。
まだ感染経路などを論じる時点には至っていませんが、少なくとも前回のように北海道に伝播してこないように、万全を期さなければなりません。
3選へ
中司後援会の拡大役員会を開き、来年改選の道議会議員候補としての出馬について全会一致で承認をいただき、3期目に向かって挑戦することになりました。
これまでもただひたすら地域のため、現場主義、北海道全体のためなどを考えながら、頑張ってきたつもりですが、選挙で選ばれるものの宿命で、今回も激しい選挙を戦わなくてはならなくなります。
比較的政治の恩恵が少なく、医療過疎や、学力レベルが低い、一次産業以外特に目立った産業がなく建設業のウエイトが高いなど、政治に期待するところの大きい地域でもあるため私たちに期待するところも大きく、北海道全体のことよりも、地域にどれだけ仕事を持ってくるかが厳しく問われるところでもありますが、利権主義の候補に負ける訳にもいかないので、これから一年、また走り続けて皆さんの理解を得ていきます。
どうかご支援くださるようお願いいたします。