新春交礼会

 昨日から今日にかけて、4会場での新春交礼会(私のではありませんが)に出席して挨拶をさせていただきました。
 特に感じたのは、自分が応援して当選した人の交礼会に集まる人達の暖かさです。
 当選した人の人間性の反映なのかも知れませんが、今日の伊東氏の交礼会を見ていて特に強く感じました。
 
この人達と共に暮らす人達に等しく政治の光を当てなければという気持ちになります。
 間違っても、自分を応援したとかしなかったとか公言して差別しようなどとは、政治家なら言っては(思っても)ならないことだと思います。

誰かさんのように・・・・。

自民党さんのやっていたことだから

 今年改訂される、国の「食料・農業・農村基本計画」に対する北海道の考えをまとめて、北海道農業確立連絡会議、北海道消費者協会、(関東の)パルシステム生活協同組合の皆さん方と共に、中央要請を行いました。
 まずは国会の幹事長室に行き、副幹事長にWTO・日豪EPA交渉などについて国内事情を踏まえて慎重にされるよう、新たな基本計画については所得確保・土地改良・草地整備など生産基盤整備の促進、人材育成、大規模経営地帯の農村活性化に向けた交付金の創設などについて要望し、その後各省庁に行って大臣政務官などにそれぞれの分野について要望しました。

農水省に行って要望した時、昨年の冷湿害を踏まえて要望の強い暗渠排水事業について、昨年の補正予算の執行停止や、その代わりとして今年度予算に要求されていた「農地有効利用緊急対策事業費」が事業仕分けでばっさり切られてその対応に苦慮していることも訴えましたが、一言「あれは自民党さんのやっていたことだから」と言われたことには唖然とするしかありませんでした。
代わりの対策もなく、そんな理由で湿害に耐える暗渠排水事業を待ち望んでいる農家の要求にどう答えようとしているのでしょうか。
 幹事長室のみを通し、自民党の政治を全否定するやり方では、混乱を生むばかりだと思うのですが。
 民主党に期待して投票した方達は、自民党のやっていたことを全て否定してのことではなかったと思うのです。
 政治とは、国民のためにあるのであって、党略のためにあるにではないことを、現政権は立ち止まって考えて欲しいものです。

北の発言最終号

 西部邁氏という方が主催をしている”札幌「発言者」塾”と言う集まりがあります(私は一度しか参加していませんが・・)が、その西部氏が編集長を務めてきた「北の発言」という政治経済などの考えを発信してきた機関誌がありました。
 基本的には、保守主義ということですが、戦後民主化という時代の流れの中で育ってきた私には少し理解しがたい論文が載っていることに違和感を感じながら、購読し続けてきました。
 その「北の発言」がとうとう廃刊の最終号となってしまいました。この最終号では、これまで執筆してきた方達の対談が乗っていて、これまでの一方的な論文とは違った受け止め方をさせてくれるものでした。
 本当の保守主義とはと言う中で、今自民党が保守で、民主党が革新だというけれど、自民党はむしろ保守ではなくて、社会主義政党の最たるものだということです。
 確かに言われるとおり、戦後の復興を果たして、一億総中流といわれる時代を築き「世界で最も社会主義をうまく実現した国」といわれたことを考えるとそういう見方が正しく感じます。
 今後自民党が民主党と取って代わるための違いが保守対革新にあるとすればもう一度本当の保守に進むべく歴史と理論から考え直さなければならないとおもいました。

職が無くなるはずです

 春闘の話題がニュースに乗ってきています。
今年の春闘はベースアップよりも雇用の確保が焦点とされています。

同じ時間に、西武デパート有楽町店が閉店するとのニュースが流されていました。
デパートが次々と閉店していくのは高級品から離れていく結果で、まさに「ユニクロが国を滅ぼす」の通り、国産のブランド品が売れなくなったからと言えます。


 いくら雇用を要求しても、安い労賃を求めて生産拠点を中国などに移すしかなくなっては、国内から製造業が消え働く場が無くなっていくのも止めようがないことなのではと思ってしまいます。

 先日のNHKでも中国でのテレビの受託製造工場のことが報じられていました。
 この流れは、同じものを生産している限り中国の労賃が上がり、日本の労賃が更に下がってほぼ同じになるまで続くのではと思っています。

 やはり科学技術が、世界で2番目ではどんどんこうなるのですよ 蓮舫さん

頑張れ卒業生

 別海高校酪農科と、特別専攻科の海外研修報告会があり、出席して聞かせてもらいました。

酪農科では、6人の生徒がオランダ・ドイツ・フランスでの研修に参加し、農場でのバイオガス発電や、チーズ加工、木靴製造など酪農経営が複合経営的にされている様子や、乳価が25円と、35円程度の生産費を遙かに下回って苦悩している様子などを見聞してきたことを手短に整理して報告していました。

 特別専攻科は4名がニュージーランドで2ヶ月間実習した体験報告でしたが、ニュージーランドの地勢的、気候的な条件を生かしたコストの低い放牧酪農について報告していました。

 ヨーロッパの乳価がこんなに低くなっていることが、なるほどタンクローリーを連ねて草地に牛乳をぶちまけるはずだとか、牛乳の一部をバイオガス発電の発酵タンクに入れて電気で売った方が少しはもうけになるからと言っていたこと、 ニュージーランドでも、土地面積の3倍もの乳牛を放牧で一年中飼える草地の生産力があることなど、今回もまた勉強させてもらいました。

 「百聞は一見にしかず」といいますが、情報で得ることと現場で見ることは実感で大きな差があり、この時期に海外研修できたことは彼らの大きな財産になることでしょう。これから卒業してそれぞれの道に進みますが、その財産を生かして将来はこの地域の農業の新しい可能性を開く存在になって欲しいものと思います。頑張れ卒業生!

チェックリストが出来ました。

 今季の選挙の際、「私の決意」として提示したいわゆるマニフェストについて、どのようなことをやったか、どの程度の成果が出てきたかの自己点検一覧表が出来ました。
 働きかけや、要請運動参加、質問で取り上げて、全道的に取り上げられたことも含め90%くらいは出来ていますが、全く答えられないところでは、子育て支援や、お年寄りに優しい街作りなどどちらかというと福祉面でした。
 これからの1年間まだ出来ていないところについてもどう実現していくか、関係者の意見や、当事者の話を聞きながら取り組んでいかなければならないと思いました。

見事に・・・

 転びました。
 今地面は、19日の暖気で融けてから一気に冷え込んだ影響でつるつるになっています。
 勿論日中は滑ることが解っているので滑らないところを選んで歩いたり、滑らないように足の裏の前の方に重心をかけて歩いて、転ぶのを防いでいるのですが、夕方暗くなってから牛舎に犬と遊びながら向かっていて見事に転んでしまいました。
 あっという間の出来事で、どのように転んだのか解りませんが、頭を”ゴン”と打ったのは覚えています。
 たまたま女房が見ていて、始めは何の黒いものがあるのだろうくらいに思っていたそうですが、ごそごそと起きようと動いたのを見てあわてて飛んできました。
 立ち上がろうとしても前のめりにふらついてしまって、しゃんと立てないぐらいに強く頭を打ったようでした。
 こんなに頭を打ったのは、子供の頃長靴アイスホッケーのまねごとをしていて、自分でも”グチッ”とおとがするのが解った時以来です。(今後の物忘れはそのせいにして下さい。)
 首と、肩と、尾てい骨と左膝が痛いので、おそらく足が跳ね上がって全身が打ち付けられたのではと思います。息子曰く「年のせいで反応が鈍って居るんだよ」
 多分けがはないでしょうが、皆さんもどうかご用心を。

新春交礼会

 中司後援会主催の新春交礼会が開かれ4町から約500人支援者の方々が集まってくれました。
 最近委員長としてや、政審副委員長としての用務が多く地元での活動が少なくなっているため、久しぶりに会う方々ばかりで、ご無沙汰のお詫びを言うことが多くなってしまっています。
 会には、伊東代議士や、同期生の小畑・戸田・東道議が応援に来てくれ、来賓挨拶と合わせて、私にエールを送ってくれました。
 この7年間どんなことが出来たか、昨年農政委員長になってからのことなどをお話ししましたが、あれもこれもと思っていたことの半分も話が出来なかったのではと思い、手短に解りやすく伝えるということの未熟さを思い知らされました。
 来年はもう次の改選期で、後援会長からは皆さんに次も引き続きやるという同意を求めていましたが、各支援者の同意を受けた上で次の出馬を決意するという考えを皆さんにお話ししました。
 今年もまた1年地域のため、北海道のためにしっかり働きたいと決意を新たにしています。
 今年も宜しくお願い致します。
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商工会連合会恒例会

 北海道商工会連合会(川田会長)の新春恒例会が、全道各地域の商工会連合会長さんや、青年部、女性部の役員など約80人が参加して開かれました。
 挨拶の中では、新年度予算に関連して、経済浮揚策についての希望や、公共事業削減による今後の景気についての不安などが語られ、希望に満ちた新年恒例会とは趣を異にしていました。
 今作成中の道予算にしても、補助による事業の削減と、それに替わる交付金の提示がないため、今年の景気不安が増大するものとなっており、景気対策とされている2次補正予算にしても地方の不安とは無縁なもののようで、地方対策をどう見ているのかという事ばかりが思われ、これまた不安でいっぱいということになります。
 デフレ状態を早く脱しなければ、生産現場はますます追い込まれ、取り返しのつかない倒産と失業でいっぱいの状態になってしまうとは政府は思わないのでしょうか。
 現場の苦悩が幹事長室にどう伝わっているのか知りたいものです。

旭日重光章

 永年北海道農協中央会会長に加えて全中(全国農協中央会)会長を勤めていた、宮田勇氏が、昨年秋の叙勲で、旭日重光章という栄えある章を授賞されたのを祝って、農業関係団体の役員等が集まって祝賀会を催しました。
 氏は、青年部で活躍したあと農協の役員に就任して以来約30年にわたって農協運動一筋に活躍されました。
 仲間の方の挨拶の中で、猛暑の中での米価運動で、農林省分庁舎に座り込んだことや、酷寒の大通り公園で乳価値上げのビラ撒きをしたことなど懐かしい思い出として語られていましたが、こうした方々の努力で、今日の北海道農業の発展が支えられて来たと思います。
 後に続く私達も骨身を惜しまず努力しなければと改めて思った会でした。