代表質問が始まり、トップバッターとして我らが仲間の小松茂議員が登場。
これまで政審で練った質問を40分間堂々と質問しました。
知事の政治姿勢、22年度予算、丘珠空港、エゾシカ対策について等、道政全般についての質問を繰り広げました。
答弁では、北海道としての意見は、これまでと変わらず主張していくこと、丘珠空港は、北海道内の航空ネットワークの拠点として、今後も継続を図っていく。
エゾシカは、ハンターの育成を急ぐと共に、有効な保護管理計画を立て直し、全道で7万5千頭の雌鹿捕獲のために猟友会の協力を求めるほか、自衛隊の協力についてもその方法を協議していくことなどが答弁されました。
答弁終了後の指摘で、小松氏は漁師らしく、高橋道政を荒波の中を進む船に例え、「船長の的確な指示で船を無事航海させることが出来る」と励まして終わりました。
月: 2009年11月
愉快なパーティー
午後から自民党道連のセミナーがあり、出席してから最終便で地元に帰りました。
セミナーでは谷垣総裁が講師として講演。
自民党再生のために地道な努力を積み重ねながら、国民の期待に応えうる政党として再生するという意志を語っていました。
これまで積み重ねてきた政策が全否定されたのでは無く、政党として信頼感を失ったのが今回の選挙でしたから、改めて信頼される陣容を揃え(急には無理か)次の選挙に臨むのが正攻法かと思います。
地元では夕刻から知人の結婚祝賀パーティーがあり、出席しましたが、普通の披露パーティーでは満足しない新郎が、発起人の仲間と共に実に愉快な演出をして、参会者を楽しませてくれました。
オープニングから発起人代表(パーティースタッフリーダーと言っていました)が歌いながら入場。
続いて司会者も同様にして舞台から登場。
次は何が起こるのかと思っていたら「来賓祝辞、北海道議会議員中司哲雄様」の紹介で私が指名され、みんなは元に戻ったかなと思った時、カラオケの前奏が流れ、「あれれ?」ワンコーラス歌ってからの御祝い(それもくだけたもの)で楽しい雰囲気を壊すことなく進みました。
こんな楽しい祝賀会は久しぶり(初めて?)でしたが、発起人は大変でも参会者は楽しみながら祝うことが出来ました。
こんなことを考えて実行してしまう人が居るのは、地域が元気な証拠。
これからも楽しみです。
請願
今日は代表質問などに向けての議案審査ということで、本会議は休会日で私達のいる政策審議会では、みんながそれぞれ代表質問や一般質問、予算特別委員会での質問、政策会議などで忙しく立ち働いていました。
各部の担当主幹なども出入りし、ここまでの4日ぐらいは議員会の中でも最も賑わう部署となっています。
話は変わりますが、私は今回初めて、「請願」なるものを紹介議員となって提出しました。
内容は
「コケイン症候群」の難治性疾患克服研究事業調査研究対象疾患・及び小児慢性特定疾患の難病指定に関する意見書提出を求める請願 というものです。
難病指定に対するハードルは決してたやすいものではありませんが、北海道議会として意見書という形で国に申し入れることも一歩前進させられることの一つと、各会派の有志の方にも協力を頂いて連名で紹介議員として提出させていただきました。
議会開催ごとに多くの請願が届きますが、難病指定が1日も早くされ、治療法の究明に繋がればと思っています。
第4回定例会開会
今日から今年最後の定例会が開会しました。
今日は一般職及び知事等(議員も含み)の期末手当を減額する補正予算案を先行議決した後、通常補正予算や条例改正案などの提案説明がなされ本会議を閉じました。
今回の補正予算の中には冷湿害による被害への支援や、インフルエンザ予防接種補助、雇用対策に関するものなどが含まれており、年末を控えて少しでも早く執行できるようにスムーズな議会運営が望まれています。
中小企業
営々と続けてきた日誌は、今回1400回目となりました。
長い間ここに訪れてきた方々に感謝します。
なんということもないブログですがこれからも地道に発信し続けますので宜しくお願い致します。
もしご意見のある方は、開いたページの一番下に、青い字で「メールはこちらへ」というところ(解りにくくてすみません)がありますので是非ご意見を下さい。
今日議会日程が終わってから、中小企業団体と懇談会を開きました。これまで地方の中核として地域経済を支えてきた中小企業がかなり困難な状況に置かれていることはご存じの方が多いかと思います。
競争社会の歪みとも言えるかも知れず、これまでの自民党政権の負の部分かとも思いますが、競争世界で生き残っていくためには、お互い支え合ってお互いの存在価値を認め正当な値段で取引しながらその外にある世界と戦うことが必要だと思っています。
中小企業の成長を支えるということは、地域経済を成長させるということであり、就職の口もそこにしかないと言えます。
更にそこに優れた人材を送り込めなければ衰退の道をたどるしかないでしょう。
理科離れを起こしてはそうした企業に優れた人材を送り込めないということです。
このことにもう一度気付かなければなりません。
危機感
今回の海外調査で東南アジアの4都市を訪問して、一番強く感じたのは彼らのエネルギーの大きさだったと言うことは以前書きましたが、時間が経つにつれて、日本と彼の国を比べた時の国家戦略の無さに対する危機感です。
これまで日本は科学技術や製造業の近代化、効率化を追い求めて必死で世界と戦って国民全体の生活向上を果たしてきたはずです。
翻って今の日本を見ると、「生活が第1」というキャッチフレーズで戦った政党が絶対多数を獲得し、事業仕分けなるこれまでの自民党政権のやってきたことを全否定する行為をマスコミを使った公開の舞台で演じています。
これは、これまで財務省と各省庁の間でやられてきたことを代理人に舞台で演じさせているに過ぎないとしか思えません。
世界最先端で無くとも2番目で何が悪いという意見が通ってしまうのを見て、このままでは気がついた時には世界から取り残されてしまうと言う危機感を持ちました。
選ばれた学者や、国会議員がこの程度の認識しか持たない国は中国の4000年の歴史が示すように、平和ぼけした国は早晩競争に負けて国力を落として二流国に落ち、ますます失業と貧困を生む国になってしまうと思いませんか?
経済の戦いに負けるということは戦争に負けることとほとんど同じだという認識を、敗戦国の国民として、もっと重要視しなければならないと強く感じます。
良い夫婦の日
今日は11月22日、語呂合わせで「いい夫婦の日」とされています。
いつからこう言い始めたかは解りませんが、数年前にも結婚祝賀会に出席のため出かける私に女房が「今日はいい夫婦の日だよ」と教えてくれて、それを題材に御祝いを言った思い出があります。
今日のいい夫婦の日も、私の出席した酪農後継者の結婚式があった会場は夜ももう一組祝賀会を予定していました。
「いい夫婦」とはどんな夫婦だろうと考えながら御祝いを言いましたが、自分の結論は、人それぞれあるものの平凡で淡々としていながらこの人と一緒で良かったと思える夫婦ではないかとお話をしました。
でこぼこコンビの私達夫婦で、この人と一緒で良かったと思っているのは私だけかも知れませんが、36年一緒にいるのですから、まあいい夫婦と認めて欲しいと思います。
経済の矛盾
昨日政府によって「日本経済はデフレの状態に入っている」と発表されました。
物価が下がり、デフレスパイラルに陥ると最悪の場合経済が縮小し、倒産が相次ぐことになります。
人々にとって物価が安くなることは良いことのように思えます。
収入が同じなら安い方がより多く貯蓄をしたり他のことに回せたりして豊かになった気がするはずです。
しかし一方で製造業では利益が確保できずに、人員整理や給与削減を行わなければならなくなります。
昨年から問題になっている派遣社員の増加や、派遣切りなどはこの現象の表れなのです。
以前にも書きましたが、800円のジーンズの何処に製造業者の利益があると思いますか?
より物価も労賃も安い国で製造したものを買いたたいているからこそ実現できるはずです。
経済が縮小していくと、膨大に抱えている国や地方公共団体の借金は返せないことになります。
それを無駄遣いの排除で解決しようとすれば、行政からの支出は縮小し経済はますます縮小していくとは思いませんか。
無駄を排除することは必要ですが、必要以上に削減しようとするとデフレスパイラルを加速させることにしかなりません。
経済政策もなく事業仕分け等という現場の状況を無視したやり方で財政運営をしようとしていることに大きな危機感を持っています。
右肩上がりを期待する国民の要求に応えるためには経済は常に多少のインフレ状態にあら無ければならないと思いますが、皆さんはどう思いますか?
政策研究会
政策審議会では、次の定例会で注目している件について質問という形でまとめ、今その件に関する道の考え方を聞く作業をしています。
今日も道側から出された説明文章についての協議をしました。
今回は、いつもの定例会に比べて、私達の主張に近いものが多く、更に意見交換を必要と判断されたものが少ない傾向にあります。
それでも、これは弱腰だというようなものもあり、知事にもっと北海道代表として堂々と主張して欲しいというものについて、更に意見を戦わせることになりました。
政策決定の過程は、こうしたやりとりを重ねていくべきで、何処が応援してくれなかったとか、マニフェストに書いてあったからとか言って一方的に決めるものではないと言うことを、責任政党なら自覚して欲しいものです。
癌検診体験記
ちょうど一週間前、仲間たちと焼鳥屋でいっぱいやって帰った翌日から、何となく食道の中程でごりごりと食べ物が通っていくのを感じるような気がして、少しでも早くと今日癌検診を受けに行きました。
9時からの最初は耳鼻咽喉科で、鼻からの内視鏡を入れての検査。
「声帯の近くに腫れがありますね」と言われ、もっと奥で食べ物が通る感触なら消化器内科に行きなさいとそちらへ回してくれ、そこで診察を受けた結果、
「口からの内視鏡で見てみましょう。内視鏡検査は受けたことがありますか?」「ありません」そんなやり取りをしながら、検査室で待つこと約1時間半、喉の奥の麻酔薬を含んでベッドに横になっていよいよ恐怖の内視鏡挿入。
何度か「おえっ!」をやりながらも、無事十二指腸までの検査を終え、「食道に小さなポリープがあるのでサンプルをとりましょう」とのこと。
よだれをだらだら垂らしながらドキッとし、つまんで取って行かれるチクッとした感触に「いてて!」
ようやく終わっての説明で、「まず大丈夫でしょうポリープも軟らかい小さなもので、表面に出来た癌のようなものではないのですが、念のために生体検査をしてみることにしました。」
更に念のためCTも取っておきましょう。と言うことで、今度はCT検査室に移動。
造影剤の注入でかーっと熱くなった中で、「ハイ息を大きく吸って、そのまま止めて」
「長いよ、気分が悪くなりそうだよ・・・」
そして再び消化器内科でその結果を聞くために長い待ち時間を過ごし、「特に悪いところはありませんが、肺の隔壁のところに少し大きなリンパが見えるのでレントゲンも撮ってみましょう。撮ったら呼吸器科の部屋の前で待っていて下さい。」
で、レントゲン室へ。
ぜーんぶ終わったのが5時でした。
朝から何も食べずに検査の1日でした。
結果は特に異常はありませんとのこと。
これで安心して酒が飲めるぞ!
そうか俺は酒に弱いのだったけ。