勝たせていただきました

 本当に厳しい選挙情勢でしたが、何とか勝たせていただきました。
 残念ながら、私の地元の中標津町では相手候補を上回ることが出来ませんでしたが、前回選挙より約700上回る結果となりやや義務を果たしたかとほっとしています。
 今回の選挙から学ぶことも多く、今後の政治活動に大いに参考になりました。
 自分の選挙以上に厳しくまたみんなが草の根で駆け回ることの弱かった選挙だったと思います。
 一方では普段の活動の大事さを改めて認識しました。本当に勝てて良かったと思います。
 伊東さんにご支援にいただいた方々、こんな逆風にもかかわらず自民党に入れて下さった方々本当にあり我とう御座いました。
DSC01623.JPG激戦を物語る靴です。(単なる足の癖?)

いよいよです

 今日も1日最後まで戦う為に運動を続けました。スタッフがそれぞれ考えられる限りの努力を続けて選挙戦の最終日が終わりました。
 誰が頑張って、誰がやらなかったかと言う問題ではなく、常に1日1日に最善を尽くすことが大事で、自分が実践すればみんなが見ていてついてくるだろうと思いましたが、人を動かすことは難しいもので、とても低調な選対本部となってしまいました。
 お手並み拝見という姿勢には腹も立ちますが、全て本部長の責任と覚悟を決めています。
 皆さんの判断することですが、大きく偏りすぎた議席にならないことを祈っています。

個別所得補償政策の怪

 民主党批判をするつもりはありませんが、前回の参議院選からマニフェストに登場した「農業の個別所得補償」が本当に中山間地や限界集落からの人口減少を防げるかについて考えてみたいと思います。 
 これらの地域の平均耕地面積はどの位でしょう?
 水田経営の全国平均は1.9ヘクタールと言われていますから、仮にこれらの地域でもそうだとすると、平年作の時の米の収穫量8俵として、その生産費が1万5000円、販売価格1俵当たり国際価格で600円(これはいくらでも良い)その差額1万4400円のうち所得となる労賃を30%と見込んで4320円、10アールで34560円1.9ヘクタールで65万6640円。
 これで1年間の生活が出来るでしょうか?
 自給自足の時代に住み着いた今高齢者となった方たちは生活レベルが低いことも当たり前とここで生活をしてきましたが、物質文明の中で育った若者が残るはずもありません。
 所得補償は生活保障ではないのですが、何となくこれで暮らせそうな幻想を抱かせる言葉にすっかりだまされているのではないでしょうか。

最終決戦

 最後の3日に入りました。
 ここで動きを止めなければ勝てると思って全力投球しています。
 午前中はアメリカとのFTA締結反対の釧路根室一次産業総決起大会に参加しましたが、この問題が今後の日本農業にどれ程の影響を与えるか、外交交渉の経験のない民主党が頭だけで簡単にこのようなマニフェストを出すこことの危険性を感じました。
 地元候補の当選が最大の命題と各方面への働きかけを強めています。

最後の御願いをしています。

 道議会の方は一切封印して、伊東候補の当選に向けて全力投球しています。
 とは言っても、冷害予想の中結果の出た時のための方策を模索しながら各方面にどのような対策が出来るか検討を依頼しながらやっています。
 選挙戦はあと4日、各企業に従業員の皆さんに家族や友人知人への働きかけを御願いして歩きました。
 朝礼を組んでいただける会社もあり、あと一歩と言うことを御願いしています。
 どう考えても財源が明らかでない民主党の政権公約は実現が難しいと思うのですが、流れが止められないのが残念です。
 暫定税率の廃止は、北海道の税収でも560億円以上の減となり、この穴埋めはどうなるのか今から心配です。
 そうしたことが伝えられるのも限られた人数でしかないのももどかしいことです。

政権交代

 政権が変われば全てが変わる。
 世の中そんなに単純なことなのでしょうか?
 まだ青二才だった若い頃、「今政治を我々の手に取り戻す時だ」などと叫んだことを思い出します。
 実際責任を持って政治をすると言うことがどういうことか解らないのが責任を持ったことがないものの悲しさです。
 官僚が悪い、談合する業界が悪い、自分のことばかり考える政治家が悪いと言って「政権交代」しただけで全てが変わりはしないのです。
 官僚は時に夜も寝ないで政治家や国民の、我が儘とも言える要求をどう実現するか具体的方策を立てているのです 
 消えた年金も、基はと言えば労働組合のひどい自己保身的やり方に混乱の基があることを知っている国民も少ないのではないでしょうか。
 鳩山代表の言い方を聞いていると、40年前の私達を思い出します。

1日遊説に同行しました

 伊東候補の遊説に同行して根室管内を駆け抜けました 
 朝6時に自宅を出て、羅臼町相泊まで行き、8時に国後島を海の向こうに身ながら海岸線を一気に掛けました。
 コンブ番屋や、町内会などで熱烈な声援を受け、相変わらずの羅臼の暖かさと期待を感じます。
 政治の恩恵の少ない最果ての地だけにこのような期待感が大きくなるのだろうと思います。
 比較的利便性の良い中標津市街地での反応とは相当な違いが感じられます。
 人々の感じ方はそれぞれ違いますが、これまでの実績や、政治に何を期待するかは、地域や世代層性別などで違うことが今回の運動で改めて感じられます。
 選挙が終わった後またその期待にどう答えるかにしっかり取り組みたいと思っています。

厳しい選挙です

 今日の新聞によると、民主が300議席を超える躍進、自民は100議席代前半という、恐ろしいばかりの予想が書かれていました。
 自民党がこれ程に嫌われたのはなぜかと思います。
 党として毎年総理を変えたことや、小泉改革で格差を開いたこと、世界同時不況で大量に失業者がでたことなどが、全て自民党政府のせいと報道されたことや、様々な不満のはけ口を自民党長期政権に向けていることなどが日本中で同じことを一斉に考えるという現象になったと思っています。
 政権交代可能な制度として小選挙区制度を導入しましたが、その時期が来たのかも知れません。
 今の民主党では、この国を支えきれないという思いはありますが、「一度民主にやらせたらよい」と言う有権者の選択は、どんな結果が出てもそれもまた有権者の責任だと言えます。
 今世界の中で政権を揺れ動かすことが、日本の発言力をどれ程低下させるか、財政の裏付けのないばらまきによって将来負担がどどれ程大きくなるかなど冷静に考えなければならないのですが・・・。

個人演説会を開きました

 昨日夜8時からでしたが、高橋知事を応援弁士に迎えて伊東候補の個人演説会を開きました。
 500人入る会場に一杯の人達が集まってくれて、熱気いっぱいの会となりました。
 自民党に対する不信感が今回の選挙の厳しさを生んでいる現実を受けて、この3年間毎年総理が替わったことや、昨年選んだばかりの麻生総理を交代させようとさせたりする、個人人気に頼ろうとしたことなど、小泉改革で都市と地方の格差が開いたこと、財政の事情から将来負担を押さえるためにした改革についての説明が不足していたことについてお詫びをした上で、これらの見直しを責任政党としての自民党がやっていくと申し上げました。

政治不信

 選挙戦の真っ最中ですが、町を歩いていて思うのは、不満が鬱積して政治不信となっている人が多いことです。
 「自民党は何か悪いことばかりやっているようだし、かといって民主党に預けるのは不安だし・・・」
つまり選挙に行っても仕方がないからどうしようかと考えている人が相当いると言うことです。
 自民党の側から言うと、そんな人ばかりではないし、本当に責任政党として、子供たちの将来も考えて敢えて現役世代や高齢者世代に評判の悪い改革もやっていると言いたいところですが、現状よりマイナスになることを簡単に許してくれるものではないことも確かです。
 丁寧に説明すると理解してくれる人が多く、「そんな話を聞かしてくれる人が居なかった」と言われます。
 説明不足が今の政治不信を招いているというのが街での実感です。