雨の中で・・2題

 このところ、日曜ごとに雨が降り、今日予定されていた後援会主催のパークゴルフ大会は小雨の降る寒い中で開催されました。
 それでも欠席者が数名に留まり、108名もの方々が優勝を目指して技を競いました。
 優勝したのは常連の皆さんで、コンデションが悪い中でも、やはり日頃の実力がものを言ったようです。

 もう一つ、今日は羅臼町の消防団の技能競技大会羅臼漁港の特設会場で小型ポンプ操法や、ホース巻きリレー、バケツリレーなど4種目の競技で6つの分団が優勝をかけて競いました。
 私が到着した直後から雨が降りだし、中標津から雨を持ってきたと言われました。
 出番を待つ団員さんたちが寒そうでしたが、覇を競うのと、これらの競技が、日頃の訓練と共に団員の基礎訓練になるとあって、競技する人達は真剣で、応援に廻った団員さんも気合いを入れながら、声援を送っていました。
 この消防団は、昨年小型ポンプ操法の全道大会で優勝し、全国大会でも優秀な成績を上げたチームがあり、全体のレベルは高いものがありました。

責任政党

 午前10時から、札幌パークホテルで、自民党北海道支部連合会の第63回定期大会が開かれました。衆議院議員選挙を控えているだけに、選挙を意識した発言が、挨拶の中にちりばめられていました。まず今津道連会長が、民主党の国際社会における認識不足を、ソマリア沖への自衛隊艦船の派遣に関して、「今の自衛隊法では、日本の船か、日本向けあるいは日本からの荷物を積んだ船しか守ることが出来ず、すぐ側で他国の船が海賊船に襲われたとしても、具体的な防護行動が取れない為、国際的な役割を果たすことが出来ない。」このことを是正するのに、海上テロ活動防止法を制定しようとしても、民主党は、自衛隊の海外「派遣」を「派兵」という政党に引っ張られて反対している。「これでは国際的な役割を果たすことが出来ず、世界の笑いものになってしまう」と述べました。また、菅自民党本部選挙対策副委員長は、民主の言う年金対策や、子育て支援金、公共事業などの財源は、全く目途の立たないものばかりで、「到底責任を持て政治を出来る政党ではない」と、断じました。このような政党に負けてはいられません。責任政党としての自覚と誇りを持ってこの度の選挙に勝たなければなりません。
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挨拶をする今津道連会長と、      アピールを読み上げる藤沢道議

臨時議会

 夏の期末手当と勤勉手当に関する特例措置で、暫定的に減額するための条例改正のため、臨時議会が開かれました。
 1号議案は、知事等特別職の期末手当削減(これには私達議員のものも入っています)
 第2号議案は、道職員
 第3号議案は教職員、
 第4号議案は道警職員のそれぞれ期末手当を0.2ヶ月分削減するものです。
 各自治体も同様の削減を議決していますが、不況下で、民間のボーナスが大幅に削減されていることに合わせたものだと言うことです。
 いずれも自民・公明・フロンティアの賛成多数で可決されましたが、民主党は、景気対策に逆行することと、職員の働く意欲をそぎ、権利を侵すとして反対しました。
 共産党は、特別職については賛成だが、職員の分には反対しました。共産党のほうが大人では、と言う話が聞かれます。

この他、北朝鮮の核実験に抗議する決議案も全会一致で議決しました。

御願い回り

 出札が夕方の最終便になって、時間が出来たので別海町内の事業者を廻って伊東氏への支援を御願いに歩きました。
 どの事業者も平素支援をしていただいている方々なので、反応は良いのですが、なお一層、出来るだけ多くの皆さんに会っていただく機会を作って、伊東氏への指示の輪を広げていただくようにと御願いしました。
 選挙の時期がいつになりそうかというのが皆さんの関心事でしたが、今のところ8月のお盆前では、と言う情報しかなく、私達も予定が立てられなくて困っています。
 いずれにしろ今のままでは国への窓口が無く、今回のような補正予算などが付いた際にはうまく活用できないところもあって、どうしても当選させなければならないと思っています。

北特法改正案

 北特法(北方領土問題等の解決の促進のための特別措置に関する法律)の一部を改正する法律案、の説明のため、自民党内閣委員会北方領土小委員会委員長の「宮腰代議士」が根室を訪れ管内の各関係者に説明会が持たれました。
 内容については、4月下旬のこの欄で書きましたが、交流事業・墓参・自由訪問の位置付け、元居住者の定義の見直し、国の責務、財政上の配慮、北方地域領海内での漁業支援、振興基金の対象事業の見直しなど、30年たったこの法律を地域や、返還団体の意向を受けて大幅に改正しようと言うものです。
 これまでの、宮腰先生を先頭にした、自民党の検討メンバーに感謝したいと思います。

標津町長

 標津町長選の告示日となり、朝出陣式に参加しました。
 金沢町長のみの立候補で、無競争当選となりましたが、金沢町長は一期4年間、町民の先頭に立って、標津町の振興に当たってきました。
 観光の振興や、財政の安定化、医療の確保、定住団地の設置など今の課題、将来の課題などに取り組んできました。
 人口は減り続けていますが、その割合は小さくなっていて、やや落ち着きが出てきています。
 今後、地域の産業をどう育てるかが、引き続き課題になります。
 金沢町長二期目に期待すると共に側面からしっかり支援をしていかなければならないと思っています。
 金沢さん当選おめでとう御座います。

ふるさとへの願い

 千島・歯舞群島居住者連盟の総会が札幌で開かれ、来賓と言うことで出席しました。集まった皆さんを見て、本当に高齢になってきたなあと言う実感を持ちました。
 総会には、東京から超党派の「北方領土に関する議員連盟」事務局長の宮腰先生が見えて、今回改正しようとしている「北特法」の改正案の主な点について説明しながら挨拶をされました。
 長年要請してきたことが多く盛り込まれ、会場からは盛大な拍手でした。
 質疑では、先の政府高官の発言や、運動のあり方、残地財産の扱いの問題など、活発な発言が続きましたが、共通の思いは、「歴史的には我が国の領土であること」ははっきりしているにもかかわらず、自由に訪問したり、墓参りにも行けない状態が60年以上も続いていることに対する悲しみや、怒りだと思いながら聞いていました。
 夕方からは、商工会連合会の総会後懇親会があり、出席させていただきましたが、こちらも自分の商売だけでなく、ふるさとを何とか振興しようと言う思いの方たちの集まりで、それが地域の活力を支えているのだと実感しました。
 長年会長として先頭に立っていた有岡会長さんが交替されました。
 本当にご苦労さまでした。

帰らぬ島への願い

 昨日夜、千島・歯舞居住者連盟中標津支部の総会と懇親会が開かれ、札幌から最終便で帰って参加しました。回では挨拶の中で、今回初めて大きな改正がされる「北特法」の主な改正点について説明をし、合わせて「日本の島の大きさに関する認識」について、たまたまあった事例について注意を要請したことの話をさせていただきました。元島民の方々は既に平均年齢が78才となり、帰らぬ島へ昔のように自由に行き交うことを夢見ています。昨日の懇親会でも、三味線をやっている元島民の方が、その腕前を披露し、またその伴奏で「ふるさと」をみんなでうたって、島を偲びました。
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自衛隊の体制維持

 午後から、北海道に配備されている自衛隊の体制維持を求める緊急大会が開かれました。
 千歳市の山口市長が代表として、今年見直されることになっている「防衛計画の大綱」で、北海道の陸上自衛隊の削減をしないよう求めたものです。
 国は、北の脅威が旧ソ連の崩壊で小さくなったとの見方から、西にその主力を振り向けて、対中国や、北朝鮮の脅威に対抗しようとしているものです。
 勿論、今の時代は、陸上自衛隊よりも、航空自衛隊や、海上自衛隊のほうがより外敵から守るのに有効だとの認識も広がっていて、陸上自衛隊そのものの縮小論も出ているものです。
基地の町は一斉に危機感を持ってこの大会に参加しているようです。町の振興のために自衛隊が存在しているわけではないのですが、消費経済や、人口に対する交付税削減など、地域に与える影響も多いと見られ、一層反対機運が大きくなってきています。今日は、参加者みんなが配布されたはちまきと、たすきを掛けてその意志を表していました。
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ビザ無し訪問

 あさって出発予定の今年第一回のビザ無し訪問が突然中止になったと、夜10時半になって電話で連絡が来ました。
ロシア側の受入準備が伴わなかったとの理由だそうですが、入国カード問題の決着が長引いていて、心配していたとおりになってしまいました。
本当に信頼の置けない国というのはこのことです。プーチン首相が帰ったばかりで、経済協力や、原子力に関する協力など都合の良い部分ばかり決めて、私達に大事なことはこの有様です。
 今回は、高橋知事を始め、釣部議長や、喜多北特委員長など議会議員も7名参加して、北方領土との友好関係をより深めようとしていたのですが、案の定見事に肩すかしを食わされました。このような国を相手に、まともな交渉が出来るわけがないと思ってしまいます。