冬祭り開幕

 これから管内各地で毎週開かれる冬祭りが、別海を皮切りに開幕しました。6時半からの前夜祭で、セレモニーの後平原太鼓の演奏や、花火の打ち上げで、多くの人達の歓声が上がりました。
 冷たい強風の吹く天気でしたが、子供達は元気に駆け回って、賑やかな前夜祭でした。
町長によると、別海町は平均出生率が全道の中でも高い方で、それだけ産み育てる環境が良いということだと思います。
 人口1万7千人の町ですが、しっかり産婦人科の継続も出来、特色のある助産体制が整っていることもあるのでしょう。
 明日は餅つきや、雪合戦などのイベントがあります。
 この後来週(7日)は羅臼オジロ祭りと、中標津冬祭り(8日まで)、8日が尾岱沼白鳥祭り、15日が標津冬祭りの予定になっています。それぞれ地域の人達が地域に元気をと言うことで頑張っています。是非来てみて下さい。
(花火の写真です)
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冬期特別術科訓練

 中標津警察署で(多分全道でも)いわゆる寒稽古として行われてきた柔道・剣道・逮捕術などの納会がありました。今回は寒い時期ということで、けがをする可能性の少ない「逮捕術」の部内対抗トーナメント戦があり交通課Bチームが見事優勝。
 一回戦では優勝候補が早くも番狂わせで姿を消したり、3分間戦った署員が本当に疲れ切るほど激しく戦っていることを伺わせたりで、大変面白く(失礼)拝見させて頂きました。
 トーナメント戦で、勝ち残ったチームは殆ど連続で4試合を戦うのですから、日頃鍛えている署員といえども、足が動かなくなっていました。
 逮捕術には、攻撃的な、いわゆる抵抗する犯人を捕まえるためのものと、拳銃を奪われることを防ぐ防御的なものがあるそうで、今日のは攻撃的なものでした。
 複雑な社会になって、予期できない犯罪も多いことから、このような訓練を通じて住民を守っていることを皆さんにも知って欲しいと思います。
 それにしても、今日の協議ではソフト警棒でしたが、本物の警棒であのようにたたかれたら、骨の一本や二本は折れてしまいます。ゆめゆめこれを使われるような悪いことはしない方が身のためです。
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不思議な失業

 アメリカ発の不況の波が輸出産業に広がり、派遣や契約社員を中心に人員削減が拡大しています。昨年末から、テレビや新聞などのマスコミで大々的に報じられていて、全国的にこれはひどいと言う認識が広がっています。
 ちまたでは、失業してすぐにお金がほとんど無いというのはどうしてだろうとか、こういう働き方を求めた人達が多いのではないのかといった疑問の声も聞かれます。
 豊かな時代の生き方が一気に通用しなくなった端的な例とも言えます。そんな中で私が疑問なのは、「派遣切り」により失業した人達のことです。この人達は派遣会社に雇用はされていなかったのでしょうか。
 私の認識では、いわゆる派遣社員は派遣会社に雇われ、そこから受入会社に派遣され、そこから支払われる給与の一部を派遣会社が受け取り、何割かを抱えている社員に払っていたのではないのでしょうか。仮にそうだとしたら、派遣先で雇用を打ち切られても派遣会社から解雇されない限り一定の給与は支払われるのではないでしょうか。
 こんな疑問を持つのは勉強不足だからでしょうか。

頑張れ高校生

 別海高校酪農科と、特別専攻科の海外研修報告会があり、例年通り招かれて出席しました。高校酪農科では、毎年ヨーロッパ視察研修に生徒を派遣しており、今年もオランダ・ドイツ・フランスの3ヵ国に行ってきた成果を発表していました。今年は特に、これらの国での環境配慮について深い感銘を受けてきたようですし、日本とヨーロッパの乳価の違いや、チーズを中心とした酪農製品に対する文化の違いも感じてきたようです。
 これから酪農や関連する業界に付く前の見聞が考える基礎としてどのように生きるか楽しみです。
 また、ニュージーランドでの2ヶ月の研修をしてきた2名の専攻科生の報告では、この国での雇用労働の状況から、日本での今後の後継者(担い手)確保にうちての提言もあり、大変参考になりました。
 頑張れ若者!

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我が家の子猫

 昨年我が家にやってきた捨て猫の「ポンタ」が、もうこんなに大きくなって、いたずらばかりしています。以前からいる「トム」を戦いの練習台に挑んでいきます。2ヶ月ほど前にはポンタがトムに組み伏せられていましたが、今では殆ど同じ大きさに育ったポンタが上になることが多くなりました。
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こんなに小さかったのが               大きくなって、得意の可愛いポーズ

新春交礼会

 後援会主催の中司新春交礼会が開かれました。中標津町ウェディングプラザ寿宴の会場に、ちょうど満席になる500人あまりの方が参加してくれ、和やかな会でした。
 この時期は新年会が目白押しで、とても忙しい中、小畑道議・藤沢道議・東道議も参加して花を添えてくれましたし、管内4町の町長さん達も揃って出席してくれました。
 このような暖かい人達と共に地域づくりが出来ることは、幸せなことだし、みんながこのように気持ちを揃えてやっていけば、必ず早くに成果が出てくると思います。
 時間が限られていて、道政報告が充分できなかったのは残念ですが、それはまた様々な機会に伝えて行きたいと思います。
出席してくれた皆さん有り難う御座いました。
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集まった人達と、                       かしこまっている私達夫婦
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私の道政報告                        鏡割り
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余興に琴の演奏をしてくれた皆さん          出席してくれた仲間の道議と各町長さん達

地方重視と道路財源

 先日出席したある方の会合での話です。今の自民党政治の批判、特に小泉改革が如何に地方を疲弊させ、格差を拡大したかと言うところまではそういう一面もあると思っていましたが、今の景気対策を批判した上で、地方の活性化のためには小渕内閣でやったような、思い切った地方での公共投資が必要だとおっしゃったのにはその必要性を感じながらも少々疑問を感じました。
 まず「あの公共投資がどれ程の借金を国や道に残したか。そして今の財政硬直化の元になっているかをご存じないのだろうかと言うこと。」
 もう一つは、「その公共投資の財源となる「道路目的税」の一般財源化を強力に求めたのはどの政党なのか。その政党が地方重視と謳っているのには矛盾はないのか。」ということです。
 小選挙区制度は党と党の戦いだから、マニフェストの比較だと言われますが、こうした論理のすり替えや、矛盾をしっかり見た上で賢明な判断の出来る国民であって欲しいものと思います。

オバマ大統領

 今日、アメリカの新大統領にオバマ氏が就任し、その式典の模様や、彼の演説、今後の期待などが、一日中流されています。世界的な格差拡大や、中東での泥沼化した戦い、世界同時金融危機とそれに続く不景気の拡大など、今の閉塞感を打開してくれるのではないかとの期待が高まっています。
 8年前、今までのブッシュ大統領が就任してからどうも彼は史上最悪の大統領ではないかと思っていました。あのとき僅差で破れた「ゴア氏」がもし大統領になっていたら、あの9・11は無かったのではないか、行き過ぎた自由からのあのサブプライム問題や、環境悪化などがもっと違った方向に行っていたのではないか、等と思えてきます。勿論そうだったら今のオバマ氏も大統領にならなかったかも知れません。
 彼が尊敬するリンカーンやケネディ元大統領のように一つの新しい時代を画してくれればと思います。勿論、それぞれの国の特性や、歩みを認めた上での平和を追求する姿勢にも期待します。
 それにしても、40代のリーダーを出せる国の活力を羨ましくさえ思います。

積み上がらない堆肥

 毎日寒の最中にしては暖かい日が続きます。雪はそこそこ降っているので、除雪を引き受けている建設業者の方々にはまあまあと言うところでしょうが、氷下網漁をする野付や風蓮湖の漁師の方々は氷がないか、あっても薄くて漁に出られないと言うところです。勿論氷に穴を空けてワカサギ釣りをする人達も釣りに行けず、その道具を売る釣り道具店も商売あがったり。様々なところに影響が及んでいます。私達酪農家も、しばれなくて良いのですが、反面冬中の堆肥(とは言ってもフリーストールのそれはどろどろ状態ですから)を収納しなければならない堆肥舎は、凍ったものでなければ予定した高さに積めないため、早くも入りきらない心配をしなければなりません。
 トラクターのエンジンがかからなくなったり、ミルカーまでしばれて苦労したりの心配がないのは楽なのですが、こんな悩みもあるのです。

新春交礼会その2

 昨日の町長に続いて、今日は鈴木代議士の交礼会でした。今度の選挙では私達と戦うことになる代議士ですが、支持者の方々は殆ど私を支援してくれていることもあって、出席して御祝いを申し上げました。
 糺し、今度の衆議院選挙に関しては「自民党中標津支部長の立場から、先生とは別のグル−プで戦うことになるが、お互い地方の活性化が北海道や日本の活力を生むという考えは一緒なので、切磋琢磨して堂々と進みたい」とお話ししました。