北海道社会保険労務士会の、創立40周年記念式典があり、招かれて参加しました。会社での労働問題や、社会保険の手続き、労働協約の相談など労働問題について幅広く活躍していると言うことで、その制度が出来てから40年たったと言うことです。社会保険庁のいい加減さとは関係はないのでしょうが、社会保険制度や、労働者の権利保護などについて今後更に重要な役目を期待されるものと思います。
月: 2008年11月
札幌中標津会
札幌在住の中標津出身者と、関係者の集まる「札幌中標津会」が開かれました。
およそ80人の参加で、中標津の近況や、日頃のお互いの消息などについて賑やかに語り合いました。札幌ではそれぞれの場所で活躍していますが、全体として高齢化してきて、新しいメンバーが参集しないのが悩みです。私達も協力してメンバーの拡大をしなければと思っています。
昨日の夜中標津でしたから、今朝の昼の便に乗ろうと予約していたのですが、満席で結局キャンセル待ちが取れなく、押さえておいた朝の便で飛んでいきました。今年は、千歳便が無くなった分、丘珠便の混み具合が激しくなっています。
青年部
後援会青年部の集まりが夜あり、札幌から駆けつけました。
次の衆議院候補になる伊東氏を迎えての地域に関する後援をして貰った後、懇談をしましたが、地域事情を良く解っている伊東氏は、みんなと膝詰めの懇談に時間を忘れてしまうほどでした。
景気の話し、新しい産業分野のこと、勿論値上がりは決まったけれど依然として厳しい酪農のことなど話は尽きません。このような人を中央に送り込むことが、自民党を変え、地域に活力を与えることだと、改めて思いました。
中標津町福祉大会
毎年この時期に、中標津町内の福祉関係者が一堂に会して研修する、福祉大会が開かれました。今年の研修は、「筆子その愛(天使のピアノ)」と言う、障害者教育の母と言われる「石川筆子」の波乱に満ちた生涯を描いた映画の鑑賞でした。自らも障害のある子供を持ち、夫にも死なれて途方にくれている時出会った滝野川学園という障害者教育を行っている施設との出会いから、ここに集まる子供達に生涯をかけていくというものでした。
非常に感動的な場面が多く、涙を拭きながらの鑑賞でしたが、どんな人も同じ人間として福祉という事への取り組む姿勢を改めて教えられた時間でした。
温暖化防止条例
第二回定例会に提出されて、その後継続審議になっている地球温暖化防止条例について、今回の定例会で審議するために、産業界に意見を求めていた回答が、要望という形で帰ってきました。「規制となるような条例には反対」というのがその内容でした。2定に出される前に、提出者と協議して、規制にならないように自ら計画を立ててそれを知事に提出し、出来た結果報告をするという内容のものに変えたのに、その条文の何処に規制する内容があるのか私には解りませんでした。要するに、計画を立ててその通りに実行することが自主的な規制になると言う事なのでしょうか。温暖化についてはグローバルな取組がなされなければ意味が無く、今後国際的な動きや、日本全体としての成されることを注目していきたいというのが特に本州に本社を持っている大手企業に強いと感じました。ですから、北海道という狭い小さなところが先に取り組んでも、世界的な中で企業の競争力を無くしていくか、企業が北海道進出を嫌うことになって、景気や雇用に多大な影響を与えると言うことでした。やはり財政も環境も行くところまで行かなければ修正は出来ないと言うことなのでしょうかね。
湿原(失言の間違いでした)
私も失言の多い人間ですが、他にもいるようですね。何の悪気もなく口から「ほいっと出てしまって、もう口の中には戻れない」のが失言ですよね。地方議員の私でも控えなければならないのに、一国の総理があまり誤解を招くような話を軽々しくしてしまうものではないと思っています。今日本中の選挙区で劣勢にある自民党支部長(候補予定者)が必死に多々勝ている中での、このように足を引っ張るような発言がどれ程重くのしかかるか考えて欲しいものです。自分も含めて、発言は慎重に。決して乗ってしまってはいけないと、自重します。
温暖化防止
あれほど荒れ狂っていた燃料の価格が、サブプライムバブル崩壊によって一気に落ち着き、札幌では125円のガソリン価格も現れています。灯油も市民生協が79円に値下げすることになりこれが全道の基準になるのでしょうが、原油価格の下落・円高・輸送船運賃の引き下げのトリプル要素が重なって、来月には70円も現れるのではという情勢になってきました。
年金生活の方などは、寒さを前にして不安が一杯でしたが、とりあえずこの値下がりで一息吐けるのではと思います。
これに、道も実施自治体に総額3億円を助成することにした福祉灯油や、国で検討されている定額給付金などが組み合わさればこの冬を安心して暮らせると思います。
とは言え、安いからと下着一枚でビールを飲むようなことは控えて下さい。
地球温暖化は子供達に将来負担を残す最大の危険性があるのですから。
定額給付金
麻生総理が打ち出した定額給付金について、様々な議論が噴出しています。「あんなものムダだ」「選挙目当てのばらまきだ」「内需拡大にはならない」と、批判的な意見をよく聞きます。一方で年金生活者や、子供を持った親などからは、「早く貰いたいけどいつ頃、なんぼくらいもらえるのかな」と楽しみにしている声もききます。批判的な人も、自分にどの位当たるかをしっかり計算したりしています。
要は2兆円という莫大な金額の出所と、事後の負担に対する心配や、どのような配布になるか見えていない不安などがあり、諸手をあげて賛成というわけにはいかないと言うことのようです。
ある商工会では、この金額の一部でも良いから、プレミア付きの地域通貨に使わせてもらえたら、地域での消費促進と、5倍10倍の内需を起こせるのにと言う意見もあります。
自民党内部での議論の前に麻生総理の一言で一人歩きしてしまっているのが混乱しているイメージを持たれているのだと、残念に思います。
奉仕について
中標津ロータリークラブの創立50周年記念行事があり、来賓としてお招きをいただきました。
26名の会員ご夫妻の他、広く道東各地からのみならず中標津と友好都市となっている川崎市からまで友好クラブの会員が訪れ賑やかなうちにも厳粛な式典でした。
このクラブに限らずライオンズクラブや国際ソロプチミストなど、いくつかの国際的な奉仕活動を行っているところがあります。
自己責任を基本として、自由競争を行っている国では、人類の智恵として、勝ち組負け組の格差を縮める意味もあってこのような奉仕組織が出来たように思います。
日本のような農耕民族で、中央集権のもとで共同体を形成している国はこのようなシステムを取らなくともそれほど(例えばアメリカのような)格差は生まれず、こうした奉仕を目的とする組織はなかったものと思います。
このような組織が日本に入ってきたのはたかだか7〜80年前のことです。戦後も国内では自由社会主義と言えるような政策が執られて、「1億・・・」と言われるようにみんな同じレベルで進んできました。
今の混乱はそのような社会システムが制度疲労を起こし、国際競争力を弱めていった中で、いわゆる小泉改革(竹中改革)が、アメリカ型の競争社会で経済立て直しと競争力強化を目指したところに今の混乱の根元があると思います。
格差が付くと税でなく寄付という形での奉仕が求められるようになるかも知れません。
ソフトボール
中標津ソフトボール協会が設立30周年を迎え、納会と共にその祝賀会を開きました。でこぼこグランドで始めてから30年。
その間チーム数も増減を繰り返し最大では16チームが覇を競った時もあったそうです。
今でも男子7チーム、女子3チームがあり、多くのスポンサー大会をこなしています。勝ちすぎて憎まれる常勝チームはいないようですが、何時も負けるチームはいるようで、それでもソフトボールの楽しさを知り、和気あいあいと本当に楽しそうな雰囲気が感じられます。来年春には待望の運動公園内に新しい良く整備されたグラウンドが供用開始されることになっており、一層のレベル向上が見込まれます。北京オリンピックでなでしこジャパンが競合の中で勝ち抜いて、見事金メダルを獲得してから、急にソフトボールへの関心が高まってきました。
これを機に地域でソフトボール熱がまた出てきますように!