移動政調会

 昨日から始まった根室管内の移動政調会ですが、昨日は根室での地方議連等の総会と重なり、標津町と羅臼町には出席できませんでした。今日は中標津町での開催で、武部第7選挙区支部長、小畑幹事長も出席しての開催でした。最初は清原副町長から「酪農振興・道路交通網の整備促進・中標津空港ターニングパットの整備」などの要望が挙げられました。次いでJA中標津の高橋組合長から根室管内組合長会の統一要望として、WTO・EPA交渉などでの日本の主張貫徹と、自給飼料増産のための草地整備事業拡大などの要望がありました。いずれも地域の振興のために必要なことばかりで、今後この要望を実現して行くための全力を挙げなければなりません。

北方領土返還要市民大会

 徹夜議会から1日明けて、今日は根室市で「北方領土返還要求根室市民大会」が開かれ呼びかけに従って参加しました。要望されていた支庁存続に答えなかったばかりか、積極的に賛成したこともあって、吹く風同様冷たい反応でした。これはやむを得ない事だと思いますし、来賓として壇上に上げないことも、長谷川市長の配慮だと受け止めました。それでも、来賓紹介があってその中に私の名前がないので、会場から「中司はどうした」とヤジが飛びました。「ここにいるよ」と手を挙げましたが、まあ当分は仕方がないと思っています。北海道を立て直せた時始めて解ってもらえることだと思います。
 大会はいつもは8月下旬に開いているのですが、今回は「サミット」にアピールするために今日に繰り上げたものです。支庁が振興局になってもこの問題の重要性は少しも変わらないし、むしろ全道・全国運動として一層盛り上げなければならないと思っています。
 沖縄返還運動の時のように、学生や、労働者が幾度も大々的に街頭デモをするような意思表示をロシアにするようでなければ、この問題は諸外国には通じないと思っています。
 この後午後から「地方議連」と「防衛議連」の総会を開きましたが、根室市のメンバーが、今回の件に抗議して地方議連から脱退するという表明がありました。
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1000回記念号

 ほぼ毎日書き続けてきたこのてっちゃんと道議会は、遂に1000回を迎えました。
 記念号に相応しく?今日は、昨日(27日)からそのまま延長議会で28日を迎えました。今は午前3時、漸く道州制・地方分権等調査特別委員会の採決が、民主党の継続審査を要求する動議否決の後、民主党委員退席の中賛成多数で可決され漸く終わりました。民主党の退席は審議が不十分なので、まだ議決する時期では無いとのことで継続審査を提案したが受け入れられないとのパフォーマンスですが、先延ばしすることの北海道に対するマイナスをどう判断するのかよく考えて貰いたいものです。
 この条例案は今後道議会議員の選挙区を決める公職選挙法の改定を伴って施行されることになりますが、国会では民主党が多数を占める参議院で店ざらしにされるかも知れません。
 今後、せっぱ詰まって改革を決断したことをそうした理由で遅らせることの無いように民主党の皆さんにも理解して貰いたいものです。
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最後の議員総会(大分疲れていますが・・)

続・道州制等特別委員

 今日が議会最終日ですが、朝8時から委員会にはいるための連絡調整をして、理事会と暫時休憩を繰り返し、漸く審議に入れたのが午後2時半となりました。私の賛成の方向の質問には名指しでヤジが飛ぶ事となりましたが、ここまでこじれてきた原因などを糺し、今決めなければならない理由を伺いました。財政的に待ったなしの状況の中で、不十分ながらもとにかく一歩を踏み出さなければならない状況をどうやって道民の皆さんに理解して頂くか、私達や道の役割はとても重いものがあります。
 部に対する一連の質疑の終わったのは7時、その後知事を呼んでの質疑準備で8時半までかかり、それから一時間の知事に対する質疑をしました。この中では、特に「地方への説明不足」や、「振興局となる地域の振興策が明らかでない」などの意見が出ましたが、私は今5兆5千億の負債を抱え、1日2億7千万円もの利息を払っている北海道財政を1日でも早く立て直さなければ地域振興などどこかに吹っ飛んでしまうことになると言うことで、推進の意見を質問しました。
 今回の支庁制度改革は、先延ばししたり反対するよりは、賛成する方が今後の実行にずっと重い責任を持つと言うことをこれをご覧の皆さんは是非理解して下さい。

道州制等調査特別委員会

 明日の最終日を前に常任・特別各委員会が、付託議案審査を中心に開かれました。予算特別委員会が昨日終了しきれずに、今日午前中を使い、午後1時までかかったために、その他の委員会は2〜3時に審議入りしました。保健福祉委員会と、文教委員会が約2時間かかって、その後特別委員会となりましたが、道州制等委員会は質疑の多さから短時間にはおわれないため、サミット委員会や、産炭エネルギー委員会などの後として始めることにしました。しかし、民主党は、理事会にはいるための前提として5項目の措置要求をしてきたため、明日に態度決定を延ばすことになりました。委員会室には、30名あまりの当該支庁の皆さんが待機していましたが、審議を聞けずに帰ることになりました。今日は9時半で止めましたが、明日はもっと長期戦になりそうです。

支庁制度改革

 予算特別委員会の、企画振興部に対する質問があり、議員として傍聴しました。質問は殆どが支庁制度に関するもので、必要なスタッフの配置や、財政的な配慮、人口移動の見通し、総合振興局の設置場所、地域との信頼関係、地方4団体との協議、振興局となる地域へのメリット、慎重論などについての考え等々について厳しい質問が続きました。まだ計画の細部が十分煮詰まっていないことや、説明できないことなどもあってか、明快な答弁が得られないことなどもありました。100年ぶりの改革とあって、納得できない地区も多く、波紋が広がっていますが、今できなければ何時出来るか、またこの改革がどのようなメリットを道民にもたらすのかなど、双方にまだまだ詰めていかなければならないことも多いと感じて聞いていました。今回の議会で決定できるかは非常に厳しい情勢のようです。

移動政調会

 今の時期、各地で自民党の移動政調会が開かれていますが、今日は、十勝支庁管内の後半部があり、道連政調会の副会長という立場で出席しました。要望の大部分は道路や河川管理に関するものでしたが、医療や福祉に関するものも多く、十勝でも悩みは同じなのだと思いました。特徴的だったのは、豊頃町や浦幌町、池田町など、十勝川や利別川流域の低湿地地帯の排水に関するものがあったことです。最近は大雨の降ることが多く、そのたびに浸水被害に遭っています。上流の環境保全から川下の対策まで全流域の総合的な対策を考えようと言うことになりましたが、これは全道で共通することなので、関係する多くの人達が集まって研究会をする必要がありそうです。

ビザ無し交流

 北方四島から、ビザ無し交流で中標津を訪れたファミリーの皆さんの歓迎昼食会がありました。毎年この時期には、親子や、孫など、ファミリーで根室管内を訪問する企画があります。訪問団は管内1市4町に分散してホームステイをし、交流や各町の施設見学などをしますが、今日の歓迎昼食会は今晩泊まるところの家族との顔合わせをかねています。歓迎の挨拶のあと、アトラクションに、地元の子供達による剣舞・詩舞と、琴の演奏があり、その後ロシア側の子供達に琴の演奏体験がありました。教えるのは子供達で、指で指し示す弦をはじいて、「さくら」を演奏した後入り交じって記念撮影をしました。
近所にも受け入れた家があって、呼ばれて一緒に交流?をしましたが、言葉が全く解らないというのはもどかしくも情けないものです。お互いにビザ無し交流用のロシア語会話集を指で指し示しながら少しだけの会話をしましたが、受け入れ家族の方々は毎年大変な努力をして交流に力を貸してくれていることに、頭が下がります。
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良識(電車の風景)

 夜、仲間との会合を終えて地下鉄で帰った時のことです。薄野から乗って、空いていたので座席に座っていました。大通りから、一人分空いたぐらいの所に今風の女の子が座って、携帯を開いて操作を始めました。いつもなら黙って見過ごすのですが、今日は「携帯止めなさい」とささやいてみました。多分聞こえたのだろうと思いますが、その子は携帯をしまいました。
 札幌駅から向かい側に乗ってきた私ぐらいや、もう少し若い男性が携帯を出して操作し始めました。
 立っていって注意まではしませんでしたが、先程の子は膝の上に携帯を置いたままでしたので、私が先に降りる時「注意を聞いてくれて有り難う」というと、こくんとうなずきましたので、聞こえていたのだなと、さわやかな気持ちで帰りました。
 何時も車内放送で注意の呼びかけがあるのですが、それを守らない大人の態度が残念です。

環境総合展2008

 7月7日からのサミットを前に、様々な関連行事が開かれていますが、今日は札幌ドームで環境総合展が開かれました。新エネルギーや、省エネルギー、廃棄物処理・リサイクルなどを手がけている道内外の330社が参加してそれぞれの取り組んでいることを広く紹介するコーナーが、ドームの内外に展示されています。
 午前9時30分から開会式が開かれ、私も環境生活副委員長ということで、来賓の一人として出席しました。省エネでは電気関係のものが多く、またリサイクル製品としては家庭などからでるプラスチックやガラスを固めて作ったブロックが目を引きましたが、車や飛行機のボディ素材として開発されたカーボン繊維には、これからの可能性の広さを感じました。原料は残念ながら石油と言うことですが、その軽さや、強さなどは、今後の様々な利用が期待できそうです。
 何とかこのような技術を大きく膨らませて自然と人間が共存していける安定社会を確立できたらと思いました。
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開会セレモニーのテープカット 東レトレカ事業部門長大西取締役から、カーボン繊維の製品について説明して頂きました