午後から19年度全道青少年健全育成大会が開かれ、議会代表として挨拶をしました。全道から健全育成活動に当たっている方や、更生保護会の方々、保護司の方などが集まり、講演を聴いたり、今後の健全育成方針を決める総会をしたりする大会です。
北海道も昨年「青少年健全育成条例」を改訂し、今年4月から施行しましたが、この中では、関係するそれぞれの段階での「責務」や「目標」、青少年自身の努力などを決めて実施していくことにしていますが、何よりも大事なことは、「大人がどう生きてみせるか」だと思います。子供達に対して見本となるのは大人社会そのものだと言うことを自覚して様々なことにあたって行かなくてはならないと思います。
月: 2007年7月
入札契約制度の適正化
ここのところ、日誌がとぎれてきています。忙しさもあるのですが、参議院議員選挙が終わって、やれやれといった気の緩みが、パソコンに向かえない気分になって何となく怠けています。
30日には、昼の便で札幌に出て、担当をした「山田としお氏」の事務所に当選祝いを言いに訪問し、その後北農中央会に寄り、永井常務や飛田副会長にも会って選挙の反省などを語り合いました。当選は出来ましたが、反省点も多くあった選挙でした。
その後16時から、議会会議室で、自民党政務調査会の会合に臨みました。道の入札契約制度適正化に対する申し入れへの回答を協議しましたが、地方の中小業者に参入の機会を確保するために、「概ね20社以上の入札」という項目以外は、概ね受け入れられていますが、1000万円以上の工事は「一般競争入札」にすることなど、厳しい内容も含まれています。入札は勿論適正で、透明性が要求されますが、地域貢献の評価など、地域で雇用や経済を支えている中小建設業者への配慮がなければ、地域経済が成り立たなくなると言うのが私達の基本的な考え方です。今回は選挙で今朝寝た人達が多く、頭が回転しないと言うことで、7日に開かれる総務委員会や、建設委員会で質問をして尚確認と配慮を求めることにしています。
国民の審判
参議院議員選挙の投票が行われ予想通り自民党は大敗を喫しました。私が一番心配した伊達忠一氏が、皆さんに御願いしてきたように何とか滑り込みで当選を果たさせて頂きました。これは、自民党にお灸を据えるけれども今の北海道の中では、二人とも野党ということにも出来ない、という皆さんのバランス感覚の中での結論だと思っています。
今回の選挙結果は、民主党の勝利と言うよりも、エラー続きの自民党敗北と言った方がよいのではと思います。一昨年の衆議院選挙では、小泉改革に対する期待で、予想以上の雪崩現象が起こり、かつて無かった大勝をした事への揺り戻しと、改革による都市と地方の格差拡大感に対する反発、年金記録問題への管理責任などがマスコミの協力によって広げられた結果の雪崩現象が起こったものだと思います。国民は常にバランス感覚を発揮してきたのがこれまでの常でしたので、今回はある程度この様な結果になる事が予想されていましたが、今後一層自民党の一員として、経済や医療格差の解消のため全道の仲間と協力して、必死で取りくまなければならない責任を与えられたと思っています。
選挙戦終盤
選挙戦終盤を迎え、自民党不利の予想の中で私の小さな頭の中は選挙で一杯になっています。今日は、釧路に中川政調会長が応援に訪れ、駅前で街頭演説会を開きました。一般の関心を表すように、釧路の一般市民の姿は少なく、釧路根室管内から馳せ参じた関係者が殆どでした。一人一人と話すと、自民党の議席を守ることの必要性は解ってもらえますが、そうして話せる人の数も限られ、焦りのみが膨らみます。
夜には中標津農協の夏祭りが開かれ、3千人以上と思われる人達が、農協周辺の会場一杯に集まり、夕涼みをしながら賑やかに楽しんでいました。ここでも「せんきょたのむ」と言ってしまう自分に苦笑しました。
それにしてもどうしても伊達忠一は落とせないのです。
マスコミによる洗脳は恐ろしいものですね。
林業活性化
午前中は、また参議院選挙の支持を御願いに回り、午後から、釧路市で開かれた根釧林業活性化協議会の総会と講演会に出席してきました。今年は先に全国植樹祭が開かれ、温暖化防止や、環境保全に対する森林の役割が改めてクローズアップされている中での総会です。根釧の林業関係者や、林業活性化議員連盟の会員など多くの人が集まり、講演では、道水産林務部林務局長の、の呂足しが「北海道の森林状況」について講演し、最近のカラ松の動きや将来性などについて説明がありました。国は京都議定書を守る立場から、森作り予算を、18年度補正と19年度予算で大幅に増額してきていますが、道は非常に苦しい財政の中で、やり繰りに四苦八苦しています。
挨拶する鈴木会長と、宣言を読み上げる平賀副会長
夏空と気配り
漸く夏空がやってきました。朝からきれいに晴れ渡り気温もぐんぐん上がっていましたが、残念ながら午後から入道雲が出てきて夕立となりました。なかなか夏にはならないのかと残念に思いますが、そんなことはおいておいても依然として不利な情勢にある参議院選挙のため、汗をかきかきまわっています。今日は商工会加盟の皆さんの所に伺って、何とか一議席を守らせて欲しいと御願いしました。皆さん理解はしてくれますが、私のまわって歩く件数自体知れているので、どれ程の票に繋がるか不安です。マスコミが敵に回って次々と繰り出されるパンチで、地方が頑張ってもどうしようも無いという焦りがでます。そうしてまわっていたとき、あるコンビニで中標津高校野球部の全道大会で健闘したことを称える張り紙を見つけました。ちょっとしたことですが、こういう気配りの出来る経営主は、良いなと思いました。地域全体で見習うべきだと思います。
選挙と政務調査
毎日てくてくと参議院選挙の御願いに歩いています。選挙運動ですが、政務調査にもなっています。
「定年になったらここでは仕事がない、何か仕事を作ってくれ」「何が良いと思いますか?」「そうだな、温泉を利用してビニールハウスで野菜作りはどうだ」「はあ・・・」「環境保全に木を植えるのを増やして、その管理作業までやらせるのはどうだ?」
「選挙が終わったら議会か?」「いやまだ、9月ですが」「今度の議会では支庁再編がでるそうだな」「その予定で今協議しています」「ここは(根室支庁)はどうなる」「今のところ再編の対象です」「それも良いかもな。でも釧路支庁の建物はひどかったぞ」「・・・」「水産や北方領土の関係は根室において、標茶にでも新築したら、みんな便利になるんでないかな」「そんな考えもありますね」
「道州制やるんなら分県をした方がより住民に近いところで政治が出来るんでないか」「そうかも知れませんね」「この管内の町が全部(4町)合併してもたいした効果はないんじゃないの」「いくつか期待されるものはありますよ」「それよりももっと広域にした方が良いんじゃないかと思うけどね」「そうですね、30万人以上で政令指定都市になれれば、分県したと同じ効果になりますね」
そば打ち名人
中標津で有名なそば打ち名人の教育長が、私の後援会幹部を呼んでそばをごちそうしてくれました。彼は私の幼なじみで、小学校中学校と漫才をやった中で、立場上選挙応援は出来ませんが、いつも熱烈に応援の言葉をかけてくれます。そば打ちはある中学校で生徒が荒れているとき、そこの校長として赴任し、父兄の中にそば打ちが趣味の人が居て、その人と共にそばを打って生徒に食べさせ会話のきっかけを作ったそうです。もっともっとという向上心がわき上がってきて、釧路まで毎週かよってプロに習い、今ではアマチュア4段の腕前になりました。暮れには年越しそばを打って持ってきてくれますし、時折こうして自宅に呼んでごちそうもしてくれます。見事な細麺で、茹でる時間や、つゆにこだわり、それはそれは美味しいものです。本当は、定年退職後、そば屋を開店しようと、自宅を改造していたのですが、町の教育長に請われ、当分出来なくなったと言っていました。凝り性ですが、見事なものです。
苦しい戦いをしています。
参議院議員選挙が真っ最中ですが、逆風の中、自民党は苦戦をしています。日本をこれまでにしてきた評価もなく、時代の変わり目で、改革のひずみのみに焦点をあてるマスコミのやり方に野党も乗り、また大衆もその方向に動かされているとしか私には見えません。前回の衆議院議員選挙もそうで、マスコミを利用したブームで大きく議席が動きすぎて、自民党の大勝利に終わり、今回はその修正として、自民党のやり方批判がクローズアップされていると言えます。経済格差は確かにありますが、景気回復しているのも確かで、今後その修正をしながら進まなければなりませんが、それを出来るのは政権党しかないと思います。松岡大臣の自殺というショッキングな事件のあと大臣になった赤城氏の事務所費にしても、10年間で9千万の事務所費が国会議員としてどうして多いというのでしょうか。野党側の他の人達はどのような決算報告をしているのでしょうか。選挙向けに自民党の金権体質を印象づけようという策略に見えますが、皆さんはどう思いますか。政治家はお金を集めて懐を肥やしているという印象ばかり強調されていますが、私はそんな美味しい話があるのなら紹介して欲しいものと思っています。かつてのどこかの政治家とは違うのです。9月にはまた私の事務所費が取材の対象になることでしょう。内訳を明らかにしなければならないと思っています。ただ、一円といえども公開せよという要求には応えかねます。あなたならどうですか?
地域の活気
毎日遅くまで、参議院議員選挙の関係で運動や打ち合わせをしていて、日記の記入が出来ず、訪問者の方をがっかりさせたことと思います。ゴメンナサイ!
昨日は橋本聖子候補が根室管内入りし、別海からウトロまで、同行して皆さんに共に支持を訴えました。12年前はスケートの橋本聖子でしたが、12年経った今では政治家として、地域課題を含めながら堂々と皆さんに訴える姿に、成長を感じさせてくれます。皆さんの期待は、女性として、母として頑張りながら、実感を伴った子育て支援や、医療・福祉問題の前進ではないでしょうか。再選されて一層党内で重要な位地を占めながらさまざまな課題解決に力を発揮して欲しいものです。
今日は、中標津神社の例大祭で私も初めて御輿渡禦の先導役員の一人として参加しました。袴裃を着て町を練り歩きましたが、生憎霧雨の降る寒い天気で、参加者も見物人も身を縮めていましたが、御輿を担ぐ人々は元気に満ちあふれ、日頃の不景気感を吹き飛ばそうとするかのようでした。こうした行事の一つひとつが地域の活力に繋がるのです。他の地域から来てここで商売を張る企業は、この地の活力があるから商売になることを思って、自己の利益追求だけでなく地域の行事にもっと多くの協力をすべきです。