本当に久し振りです。
毎日挨拶回りですが、昨日は、後援会の総決起大会が開かれました。参加は500人ほどと、少なかったのですが、熱心な支持者が集まって良い大会でした。中までは小松道議が代表してきてくれましたが、涙ながらの応援演説で、聞いていた人達の心に訴えかけてくれました。これからの活動にとって良い刺激になりそうです。
皆さんの所に顔を出せればよいのですが、体が一つしかないのでなかなかそうもいきません。今はこんにちは・さようならの訪問ですが、選挙が終わったら何とか話し合う機会が持てたらなー。と思いながらの挨拶回りです。
月: 2007年3月
議会が終わりました
知事と道議会議員選挙を控えた19年第一回定例会が終了しました。今回は、予算は骨格予算と言うことで、予算委員会も分科会無しで例年の予算議会よりは短い日数で終えました。今回は、知事選挙を前にして、4年間の実績や、今後に向かう政治姿勢に論議が集まりました。与党は実績を評価し、野党は実績が何ら上がっていないと選挙を意識しての質問でしたが、自民党の姿勢はあくまでも知事と共に、北海道の産業を育成または企業誘致によって雇用の場を確保すると言うことに集中していました。道職員幹部による選挙支援も問題にされていましたが、そのように言った言わないの議論に終始しました。かつては「道庁マシーン」といわれるほど、業者に対して締め付けや働きかけがあったようですが、今では談合防止の気運が強まっていることや、公務員倫理が格段に強まっていることで、かつてのようなことはないと思っています。いずれにせよ、4月からの予算の執行に差し支えない、実行骨格予算を組んで終了しました。これからは、4月8日に向かって全員が突っ走る日々となります。
偏差値と医療
私は選挙シーズンに突入していますが、子供達は受験シーズンに入っています。毎年悲喜こもごものシーズンですが、勝ち組といわれる医療大学に合格する人達について、今のいわゆる田舎での医師不足や、産科、小児科の医師不足の実態を見るとき、受験競争に勝ち残ることが本当に医師になるための必須条件なのかと思ってしまいます。勿論医師として必要な高度な知識や技術を持たなければなりませんが、それだけではない仁術的な心が必要なのではと思います。こうした傾向は、ひたすら利益のみを、あるいは楽をしてお金を得ようとする社会の風潮を如実に映しているのでしょうが・・・。受験競争に勝ち抜くには、今ではお金をかけて受験技術を磨いている子ほど勝ち抜いていけるのでしょうが、こうした子供が社会に有為な人材になるとも限りません。お金をかけてでも勝ち抜いたのに、損な役回りなどしていられるかと思うのも、本人も親も当然のこととするでしょう。一定のレベルがあれば、地域医療や、人気薄の診療科に進む枠でも作らなければ、問題は解決しないのではと思うこの頃です。何でも自由が良いとも言えないのでは?
矢張り暖冬
一昨日に比べて、気温も高く風も弱い1日でした。体感温度は風が1メートル吹く毎に一度下がるという説がありますが、一昨日は気温マイナス4度に5メートルほどの風で、その寒さといえば本当に厳しく、一緒に回ってくれた人が、早く止めて帰ろうよというほどでした。今日も農家回りでしたが、足下も良く走って回るには最適の1日でした。
暖冬は、今年だけの現象なのか、それとも地球温暖化の一部なのか、興味の尽きないところですが、このままだと夏に反動が来るのではないかと懸念されるところです。
付加価値
北海道の地域振興の切り札のように言われる一次産業の振興は、これまで、本州の(日本の)植民地であった北海道にとって、常に課題であり続けました。しかし、いつの間にか常に政府からの補助金を入れ続けることでしか成長できない体質になっていました。これまでの道庁や政治家の役目も補助金の獲得にいかに知恵を絞って働くかでした。それが間違っていたとは決して言いませんが、それが自立を後らせてきたことは確かではないかと思います。自立しようとして、実は自立できないようになっている。そんな歴史を続けてきたように思います。そしてまた、北海道でとれる一次産品は、その素材の良さ故に付加価値を付ける必要が無く売れていたので、付加価値産業が育ってこなかったとも言えます。これが、大規模化と共に人を必要としなくなるため、地域振興にはなかなか繋がりませんでした。みんなが一次産品に付加価値を付けてと言います。しかしそれは、何をどのようにして付加価値を付けるかについては各論さまざまで、未だに決め手となるものがありませんでした。食糧難を目前にして、今不幸なことですが、原料のままを高く売ることが一番の早道ではないかと思うこの頃です。