今日は、本会議は休会で、政策審議過失では、昨日終わらなかった質問の協議や、その後の一般質問についての協議などをしていました。私は、今回予算委員会で質問する、介護サービスの情報公表についてと、医療保険と医療体制についての資料集めや、質問の準備をして1日を終えました。
 帰り、議会を出ると雪になっていました。少し躊躇したのですが、マンションまで歩いて帰ることにして、約2キロの道のりを歩きました。雪はかなり激しくフリ、歩道も踏み固めた雪が少し凍り始めて滑るようになっていました。いよいよ本格的な冬が来ることを実感しながら帰りました。そういえば今日で11月も終わりなのでしたね。

定例会

 第4回定例会が始まりました。最初に、会議宣告(議長が、「これより会議を始めます。」と宣告。)のあと、決算委員会の、委員長報告と、その付帯決議(初めての赤字決算について・道立病院会計の赤字について・電気事業会計の民営化協議について、工業用水事業の赤字解消について)を審議し、共産党の付帯決議に対する反対討論のあと裁決。共産党以外の賛成多数で可決しました。その後、高橋知事から、今回の議会へ上程した補正予算や、条例改正案などの提案説明がありました。補正予算は、先の低気圧災害の災害復旧費や、漁業被害の貸付金利子補給、佐呂間竜巻被害の災害対策費、ゼロ道債(来年度予算で行う工事費のうち、春早くから施行する分)の債務負担行為など。条例改正は、青少年保護育成条例改正などです。このあと、オーストラリアとのFTA交渉に対し、北海道農業に与える影響の大きさを考え、慎重な取りすすめを求める意見案を可決し、今日の本会議を終えました。このあと、知事や、農政委員長等は、直ちに上京し、この意見案を政府に提出し、自民党などに要請に回っています。
 私たちは政策審議会を開き、今回の代表質問の内容について、道の担当と意見交換をし、なかなか意見の合わない部分が多く、6時過ぎまで、ケンケンがくがくと討論を交わし、どうしても合わない部分を明日に残して終えました。

街頭行動

自民党広報副委員長として、9月以来3回目の街頭行動をしました。朝8時から、札幌駅前通の日興證券前で、自民党の広報車を使って通勤途中の人達に、自民党や、高橋知事の取り組んできたこと、今喫緊の問題になっているオーストラリアとのFTA交渉による、北海道農業への影響、新幹線の札幌への延伸の意味、札幌市長の姿勢への批判などを訴えました。この街頭演説が始まった、9月は、暑い日が続いていましたが、今日は、結構寒く、道行く人達は、コートを着込み、マフラーを巻いて足早に行き過ぎます。こうした中ですが、私たちは、一人でも多くの皆さんに、北海道のために真剣に取り組んで知る、高橋知事や、私たち自民党のことを知って欲しいと頑張っていきます。
         菅原議員と私

議会が始まります

 29日から今年最後の第4回定例議会が始まります。今日は、政策審議会で、今回の代表質問の内容検討のための全体会議が開かれるため、朝の便で出札し、午後からの会議に臨みました。今回の代表質問には、私たち一風会の幹事長を務めている菅原氏が立つことになっています。最初に高橋知事の3年半の実績について質し、その評価をします。5段階評価で4.4ということです。私の議員活動を評価されるとしたら何点になるのか、興味と不安が湧きます。その後、各分野について質問を続けたあと、人事委員会に、先般君が代のカセットテープ持ち出し事件の処分取り消し審判で根拠にした、教育指導要領の合憲性などの判断について質します。最後に、教育委員会に対し、滝川市でのいじめ自殺についての対応について、かなり厳しい質問をすることになりました。これは、事実関係の整理を調べた結果、教育長の説明と随分違う事実が出てきた事によるものです。これでいじめが無くなるものではないのですが、矢張り指導機関としての責任はついて回ります。明日は、前日委員会があり、それを皮切りにまた忙しい日程が続きます。私は今回は、予算委員会で、介護事業の公表制度と、医療・医療費について質問する予定です。

ばんえい競馬

 昨年から何度も協議を重ね、先の3定で私も質問したばんえい競馬が、ついに廃止の方向に行ってしまったとの今日の報道を見て、とても残念に思いました。北見市、旭川市に続いて、存続の思いを持っていた岩見沢市も、有識者協議会から、「存続は難しい」との回答があり、それを受けての、市議会議員協議会で、廃止を促されての判断とのことでした。
 北海道遺産にも指定されている、「馬文化とばんえい競馬」は、これで消えてしまうのでしょうか。赤字続きの中で、厳しい再建案を受け入れられなかったのも、市の財政が地方交付税の削減の中で非常に厳しく、保証のない再建計画を受け入れる勇気が出なかったということだろうと思います。
 一時運営協議会に参加した人の話を聞くと、あれではつぶれるはずだということでした。それは、黒字で、儲かった時の体質が無くならず、1000万円以上もらっている役員が多くいることを見ても解ったというものでした。北海道が援助できればよいのでしょうが、北海道競馬も存廃の遡上にあることもあって、財政再建の最中の北海道がそれを出来るものでもありません。
 民間の力を導入することなども含めて、関係者の知恵と勇気を集めて欲しいものと思います。

大旅行

 今日は、一緒に出札していた女房と帰るだけの予定でしたが、午前中の空き時間に議会に立ち寄って、地元で聞いた、「介護サービスの情報公開」について、担当から説明を受けました。地元の関係者によると、今年から、介護保険法で、介護サービス情報の報告及び公表をしなければならないことになりました。情報の報告を受けた都道府県は、調査指定期間に調査をさせ、公表するというものです。ここまでは、問題はないと思いますが、その費用が「公表手数料が14,100円・調査料が52,200円」というところです。この費用が、一つの事業体でなく、その事業体が行っている介護事業毎に(例えば、訪問介護・訪問入浴介護・通所介護・福祉用具貸与を行っていれば、4倍)かかることです。高いぞと思うことと、何故事業毎なのかという疑問です。担当に聞きましたが、現状こうなっていることと、それが法律や、それに係わる省令、条例などによるものなのでどうにもならないということでした。このような条例案に賛成したのは私たちですので、今後、問題点を洗い出しながらより良い方向に変えていかなければならないと思います。
その後、13時の中標津行きに乗るべく、丘珠空港に駆けつけたところ、「雪のため機材繰りが出来ず欠航」とのこと。まだ強く雪が降っているため、最終便が飛ぶ保証はなく、バス・地下鉄と乗り継いで札幌駅に行き、13時58分の釧路行きの特急列車に乗りました。釧路に6時前に着いて、中標津行きのバスに乗ろうとしたら、もう無い、とのこと。急いで戻って網走行きの列車に乗り、標茶でバスに乗り換え、中標津に着いたのは夜9時。女房と、「なんだか大旅行したみたいだな」と話しながら、我が家にたどり着きました。女房にとっては、久し振りに家を離れての、何も考えないで良い至福の8時間だったようです。

札幌中標津会

 一年に一度の「札幌中標津会」が、札幌パークホテルで開かれ、西澤町長や、萬議長、町議会議員などの方々と出席しました。中標津町内の出身の方や、中標津高校を卒業した方など、札幌に出て、活躍している方々が集まって、久し振りの挨拶や、昔話で賑わいました。どの方も、中標津の発展と、変貌には驚いたと、中標津に帰省した時の話をしていましたが、中標津だけでなく、根室管内から全国に出て活躍している人達の持っている様々なものを、この地域のために生かせないかと思います。

ランチパーティー

今日は、中標津町の会場で、根室管内農協青年部協議会と、女性部協議会、それに、道産米消費拡大委員会などの共催で、「北海道を食べよう・ランチパーティー」が開かれました。何れも、地元産の、牛乳・乳製品と、鮭やイカ、地鶏、ジャガイモなどと、道産米を使った料理8品目と、デザートが出され、根室管内各地から参加した会場一杯の人達が、それぞれを食べ比べしながら楽しく過ごしていました。更に、北海道大学名誉教授の、仁木良哉氏が、牛乳が健康に悪いと書かれた本に書かれている、嘘について、データを示しながら講演しました。こうして、地産地消を心がけることが、地域でお金を回すことにもなり、また生産現場を知っていることによって、安心して食べられるということにもなります。みんなで心がけたいものです。

冬景色となりました

 寒くなりました。今朝は一面真っ白になるほどしばれて、土はカンカンに凍っていました。山も真っ白になって、知床の山々などは冬景色になっています。今年の秋は何時までも暖かく、初雪も遅れていましたが、これからは一気に冬に向かっていくのでしょうか。今年は、旧暦で、8月が閏月になっていて、二回あったので、その分秋が遅れてきたとのはなしもあります。不思議なようですが、以前6月が閏6月と二回あった時は、初夏が何時までも寒く、長老が「なんだか寒いと思ったら、閏6月だったんだ」といっていた時のことを思い出します。昔の人が使った旧暦が、日本では時の気候と合っていて、このような閏月(一年が13ヶ月ある)という、太陽暦では考えられないものも、時の気候と合っているのなどは本当に不思議です。ちなみに、この閏月のせいで、来年の春の訪れは遅いという話もあります。これは外れて欲しいですね。
      

雪をかぶった武佐岳とトウモロコシを拾いに来た丹頂・この日は7羽・多い日には20羽も来ています

周辺の戦略環境

 道東防衛議員連盟(自民党の道議会議員が中心になり、市町村議員で構成)と、釧路管内自衛隊隊友会が共催で、「防衛講演会」を開きました。講師には、前北部方面総監の、得田憲司氏を招きました。自衛隊員でも滅多に聞けない自衛隊の最高幹部の講演でしたので、十勝、釧路、根室支部から、150人ほどの方と、釧路の第27普通科連隊の自衛隊員が熱心に聞きました。話の中では、二度と戦争をしないためにも、同盟国と常に双方で努力して関係を強化していくことと、準同盟国を増やす必要があるとの話が、特に関心を引かれました。また、対北朝鮮に対する韓・中・ロと、日・米の立場や利害の違いの分析についても、なるほどと思うものがありました。曰く、韓国は、北の崩壊によって南北統一されると、西ドイツが未だに統一の後遺症に苦しんでいる以上に南の負担が大変なので、このままが良いこと。中国や、ロシアも、北朝鮮の崩壊で、大量の難民が両国との国境周辺に流れ出すと、周辺に住む朝鮮系民族との争いが起きるので、このままの体制が都合がよいことなど、単に対米覇権争いのように受け止めていたことが、そうではない事情があることも良く解りました。この他、中国や、韓国が、対日批判を繰り返す国内事情や、準同盟国として、インドや、オーストラリア、フランスなど、日本とつながりを深めたがっている国と、もっと関係を深めるべきことなど、本当に有意義な講演を聴くことが出来ました。
 最後に、日本のあり方として、世界にとって必要な国でなければならないこと、軍事戦略上、侮りを受けない防衛力を持たなければならないことを示唆されました。