武部幹事長

夜、自民党の武部幹事長を囲む「お礼と激励の集い」が開かれ、私も出席しました。広い会場に入りきれない人達が、別室に第2会場を設ける盛会でした。予想は1200人ぐらいだったそうですが。1.5倍の1800人程も集まったそうです。さすが、いまをときめく幹事長だと思いましたが、その武部幹事長には、「俺は幹事長だ」というような雰囲気がなく、これがサプライズ人事で予想外に突然指名されながら、立派に女房役をこなし、昨年の選挙で自民党の大勝を産んだことに繋がっているのではないかと思います。人間である政治家にも色々なタイプがあり、それぞれの持ち味があるものですが、選挙をする人達が、その個性をどう評価して、どう活用していくか、そして育てていくかが、思っていなった程のものを引き出せるのではないでしょうか。武部幹事長には失礼な言い方かな?

春の大雪

昨日から、発達した二つ玉低気圧のために、道東地方は大雪になりました。何年かに一回このような大雪が来るのですが、今回も中標津でも30センチ程積もったようです。昨日今日と、地元で、消防団などで面倒を見てくれた、大内清さんの葬儀があったのですが、この大雪で、大変だったろうと思います。東京は桜が満開だそうですが、ふるさとはまだ冬が残っています。これが、北海道特例の必要な理由だと思います。何時までも生産より多い交付金や、助成に頼る訳にも行かないのですが、他府県並みで良いだろうという人には、この地に一冬住んでみて貰いたいものと思います。(それでは移住促進にならないか?)今日の道州制特別委員会では、国の作成する法案のより詳細なものが示される予定でしたが、年度変わりのこともあって、協議している自民党の遠藤小委員長が不在で、小委員会が開かれず、新しいことは何もなかったため、北海道が要請していることの内容の説明と、若干の議論がされるに止まりました。  

花咲線

明日招集されている、道州制等調査特別委員会のため、最終便で出札することにしていましたが、激しくなった雪のため、急遽JRに切り替えることにしました。午後になってからのことで、釧路から特急の出発時刻に間に合うためには・・と、バスも合わせて検討した結果、厚床から「花咲線」になら間に合うと、約一時間前に出発したつもりでしたが、シャーベット状の雪のため、皆さんも慎重運転の上、追い越しもままならず、予想以上に時間がかかって、駅に着いたのは出発時刻ちょうどでした。幸い駅には一両のディーゼルカー(と私たちは昔から呼んでいる)がいて、かろうじて間に合いました。行き違いの列車が遅れて、結局二十分遅れで発車しましたが、この線に乗ったのは初めてで、次々と停まる駅名を聞いている中、いつの間にか釧路に着きました。特急にも乗り継ぐことが出来、最初から約7時間半の旅で札幌に着きました。たまにはこんな旅も良いものですね。ちなみに、乗るはずだった飛行機は欠航になり、正解でした。

人事異動

年度替わりを迎え、様々な事業所から、転勤や新任の方々が挨拶に見えられます。2年・3年の方も多いのですが、何年いても、この地域にとけ込み、地域を好きになり、そして地域のために何らかの形で貢献してくれた方ばかりで、出来れば退職して、この地に残って欲しいとさえ思います。勤め人の嵯峨で、辞令一つでどこにでも行かなければならず、また転勤しながら、より広い視野で仕事が出来る立場にもならなければならないのですが、この地を離れても、縁あってきた田舎の応援団を兼ねながら活躍して欲しいものです。

事務所にて

久し振りに事務所にいると、次々と多くの方が寄ってくれています。今日一番は、板野幹事長、次は、中標津保健所長、次長で、三年間にわたった「根室北部地域医療体制検討会」の結果報告でした。一般質問に答えていた、眼科医の、中標津病院からの他三町への派遣や、循環器科の充実などがまとめられたことですが、眼科医の派遣にしても、派遣できることと、そのカバーを医育大学からの出張医で補充する体制が出来ても、派遣を受ける各病院での、必要機器の整備が先決と聞いて、まだすぐには実現できないかと少し残念な気がしました。瀬野さんや、昨日の設立総会に出ていた、伊藤さんも寄ってくれましたし、家畜保健所長さんも伝染病の拡散防止のための情報公開の件で寄ってくれました。そう言えば、朝一番の飛行機が機材繰りがつかず、欠航になったということで、急遽釧路空港に知事を乗せていってくれた西崎君も寄ってくれました。

北海道を愛するみんなの会

高橋知事の後援会の名称です。今日は、釧路での小松道議のセミナーで、二人でトークを繰り広げた後、根室管内に入り、中標津で後援会設立総会、標津町で250人が集まった道政報告会、羅臼町でも後援会設立に合わせて100に程を前に道政報告と、分刻みのスケジュールで駆けめぐりました。私は次の選挙では、高橋知事と合同選対を組んで、一体となって戦うことにしていますので、今回の各町後援会作りにも、参画させて貰いました。多くの方に努力をいただき、お陰様で管内4町に後援会が発足できました。来年の今頃は、もう告示となり、全道を走っています。選挙のために何かをするのではなく、懸命にやっていることを出来るだけたくさんの人に知らせ、一緒に道政を進めることで、4年に一度の評価を受けるのが、選挙で選ばれたものの宿命です。

ミルクキャンペーン

いつかも書きましたが、道内の農業の中で比較的順調だった酪農が、飲用消費の減と、酪農家の増産意欲が強いことが重なって、牛乳をどこの工場でも処理しきれなくなるという非常事態となっています。道内の消費も落ち込んでいますので、石井自民党農業振興議連会長の発案で、議員も何かできることをしようということになり、24日には議会でも牛乳を飲もうというセレモニーを、今日25日には札幌駅西口付近のコンコースで知事や、道議会議員も参加して、駅に集まる人達に牛乳の消費拡大を訴えるキャンペーンをしました。道議会議員がこんなにたくさん街頭キャンペーンに参加するのも初めてといわれましたが、酪農家である私をとおして、酪農家の苦労を知り、共感してくれたことに感謝したいと思います。午後からは、タレントの田中義剛氏も参加けられました。何とか消費が回復することと、酪農家に味方がたくさんいるという勇気を与えられたらというミルクキャンペーンでした。明日も続けられ、札幌の道議会議員が参加してくれます。                   
牛乳を配布しています


知事も参加

最終日

今日で、長かった第一回定例会も最終日となりました。財政立て直しや、行財政改革のため、あらゆるものをカットしたり、見直したりする予算や、計画の、多分道民には不人気の定例議会であったろうと思います。議論の中では、耐震偽装のことや、道州制特区推進法案の行方、支庁再編、高校の再編、自立支援に方向転換される障害者等の問題など、が多く取り上げられました。経済再建は、大きな比重を占めている建設業の雇用を大事にしながら、新しい産業の育成、特に物作り産業の育成に力を入れ、将来自動車組み立て工場の誘致につなげたい。などの目標を明確にした議会でもありました。時代状況の大転換期に直面し、次々と降りかかってくる問題に翻弄されそうな政策審議会での毎日でしたが、ある程度の方向付けが出来たのではないかと思います。まだまだ毎日のように変化することも多いのですが、全員で知恵を出し合ってここを切り抜けなければとおもいます。

選挙区

合併や、人口減少などなどがあって、道議会も選挙区や定数を変えなければならず、いまその議論を進めています。まだ、自民党の選挙区定数等検討委員会や、役員会などで何度も何度も繰り返し議論がされています。「定数については、前期からの申し送り事項の、網走管内と、空知管内で一議席ずつ減。今回の国勢調査で、基準の人口の半分を切った深川市と、富良野市を強制合区で、それぞれ一議席減として空知管内と、上川管内選挙区とする、ということで4議席減の106を定数とする。」ということは全員の合意が取れたのですが、市に合併した旧町村を、合併特例法で次の選挙で一度だけ認められている「なお従前の選挙区で選挙をすることが出来る」という項目を適用するか、新しい市になって、様々なことを一体的にやろうとしている市で、道議選挙は同じに出来ないのでは、道民に説明がつかないとして新しい選挙区とするかの合意が出来ていません。

変革期

今日は、朝から予算特別委員会の全体会があり、知事総括で、道州制や、耐震構造偽装問題、アメリカ空軍の千歳共同訓練予定などについて、議論しました。今回の議会では、財政の行き詰まりから、道州制、支庁制度改革、町村合併に、基地の問題、農産物の過剰現象に伴う農業問題、等々、様々な問題が山積しています。加えて、ライブドアのような金儲けとモラルの問題なども加わり、また、少子高齢化の進展と、史上初めて人口減少時代への突入など、これまでの右肩上がりの時代から成熟時代への変換期に入ったとも言えます。そして、大袈裟に言えば、明治維新に匹敵する時代転換をしなければ今後の新しい道が開けないかも知れないとさえ思います。これまでの慣例や、既得権にしがみついてはいられない、変革期だと気付いて、先に切り替えをする準備をするべきかと思います。昼休みには、農業議員団の研修会で、二宮尊徳の報徳思想の入り口を勉強しましたし、その前、11時からは、自民党の農業振興議連で、牛乳の消費拡大について、状況説明と、行動計画を協議しました。様々なことがあります。