道有財産

今日の質疑の中で、解決が迫られている知事公館跡地や老朽化している道立美術館の建て替え、道警の道路向かいにある「プレスト27」の信託事業延長などについての質疑がありました。知事はいつもの通り「学識経験者などの意見も伺いながら早期に結論を出したい」との答弁でしたが、資金がなくて何も出来ないというのが本音かも知れません。財政難の北海道としては一番高く売れるときに売って資金を得たいと思うのでしょうが、私は100年記念塔の議決の際になくなんとなく賛成して後から悔やんだ想いがあるので、期限ギリギリまで様々な角度から検討して結論を出さなければと思います。

ヒグマ

代表質問1日目多くの質問自民党の質問は厳しさがたりないと思うのは私だけだろうか。自民党の質問は厳しさがたりないと思うのは私だけだろうか。勿論、与党としてはやり込めることが目的ではなく道政の方向を正しながら前進させることが目的だからそれで良いのかも知れないが、何か物足りない。それに比べて、野党の民主党は明快に追求する様はマスコミ受けすることはあるだろう。今日の日程終了後、自民党議員会でヒグマに関する研修会を開き、ヒグマ研究会の坪田教授と、事務局長の佐藤酪農大学教授の講演を聴いて、知識を深めました。佐藤教授からは近年の人との軋轢がました原因は、人慣れした熊が増えたこと、地方の人口減少で生息域と人里の中間となるゾーンが不明確となって居る事や、餌と隠れ家となる デントコーンの作付増加で滞在できるところが増えたことなどが挙げられ、駆除と侵入防止の電気牧柵の設置も必要と話され、今後の広域的な被害防止などに示唆を得ました。

敬老の日

昔の9月15日の敬老の日が懐かしいのは、第2月曜日に移行してからのことだ日にちが固定している方が、祝日が固定されていた方が解りやすいのですが、それよりもこうしてわざわざ3連休にして行楽客を増やそうという政府主導の経済第一主義が、人を敬老から行楽の日へと導いたのが気に食わないのです。そしてもう世の中には老人を敬う事よりも迷惑なものという感覚が大きくなっているのではないかと思ってしまいます。貧しさでどうにもならなくなった時代の老人は、自ら、若しくは息子が泣く泣く姥捨て山に背負っていって置いてきた悲しい悲しい話があるので存在となった悲しい悲しい時代になってしまったのではなかろうか?存在となった悲しい悲しい時代になってしまったのではなかろうか?

クラス会

 ようやくコロナの呪縛が解け、様々な会合が復活してきました。各段階で卒業した仲間とのクラス会、同期会もその例に漏れず、8月末には大学の畜産学科同期会(畜産45会と言います)、今日は武佐中学校のクラス会(16期)が開かれ旧交を温めました。みんな75歳を超えて良いお爺さんお婆さんになっていますが、同級生ならでは、歳の差がないこともあって中学時代に若返ってワイワイガヤガヤと賑やかに楽しく過ごしました。コロナで中断している4年間のうちに3人が亡くなりましたが、女性は未だ一人も亡くなっていないのも、社会を映す鏡のような武佐中学校16期の仲間です。幹事さん有り難うございました。

今日から道議会

今日から第3回定例道議会が開かれます。今回は東電の福島第一原発処理水放出に絡む議論が多くなることと思われますし、ウクライナ情勢や異常気象に端を発した「食糧安全保障」などについての対応などについても議論が繰り広げられるものと思います。財政力の弱い北海道が出来ることは限られてはいますが、様々な分野で出来ることや独自のアイデアで乗り切ることが出来ることも多いと思います。そうした動きは理事者たる職員と現場の私達が如何に様々なアンテナを張り巡らし、実現していくかにかかって居るとも言えます。その様な議論が活発に行われることを期待して居ます。

完全復活

秋の収穫シーズンを迎えて、各町や地域でのイベントが、4年ぶりに完全復活しているところが多くなりました。会場には子ども連れの若い方や高齢者など多くの人たちが集まり、出店している飲食店や団体のブースには行列が出来るほどです。この4年間、コロナの感染を恐れてじっと我慢していた人たちが、弓から放たれた矢のごとくにドット繰り出しているようで、やはりみんなこうした場が欲しかったのだと改めて思います。まだまだコロナの感染はありますが、インフルエンザと同様になったことでも有り、たくさんの参加と出会いを子どもにも伝えていきたいものです。

外国人研修生と地域

根室地方議員連絡協議会と防衛議員連盟の合同研修会を開き、人口減少と地域活性化についての講演を聴きましたが、少子化に加えて北海道からの人口流出も多く、特に女性の流出が多いこと。この傾向は地方でも同様。人手不足が深刻なため、積極的に外国人研修生を受け入れて補完しているが、地域間の移動が制限されている技能研修生から移動の自由な特定技能に移行したときに北海道から大量に本州方面へ移動してしまうのが悩みである事。その原因は冬の寒さ(研修生の多くは東南アジアの暖かいところ出身)と見かけの給与の差にあると分析されていました。この移動を防ぐためには地域がまとまった形で受入体制をとり、研修生のコミュニティをつくるなどの工夫が必要とのこと。今後地域で取り組むべき事と学びました。

処理水放出

福島第一原発でたまっていた放射性物質を含む排出水をALPS処理した処理水の海洋放出が始まりました。この放出には様々な意見が交わされ、風評被害を心配した漁業団体からは反対の表明があり、岸田首相も自ら説得に出向いたりもしましたが、結局反対の姿勢は変わらぬままの実施となりました。トリチウムという水素分子の3倍体の放射性物質ではあるが、崩壊速度が速く12日で半減するというもの。しかも放出にあたっては基準値を大きく下回る濃度まで薄め、1年間の放出量も22兆ベクレルと、中国が原発から放出している一つの原発と比べても非常に少ないレベルで、実被害は全く心配ないもので、風評被害という人が作り出す被害を発生させないように繰り返し丁寧な情報開示が必要と思います。

災害級の暑さ

北海道で30度以上の真夏日が一ヶ月以上も続くのは記録的なことだと言われますが、その温度はますます上がって、今日は34度を超す地域が多くなっています。道東ではこれまで、お盆を過ぎるとストーブを焚くほどの寒さになる事が多かったことを考えると、今年の暑さ・と言うよりその長さは異常なもので、暑さに弱い牛は本当につらそうです。毎日24時間換気扇を回しっぱなしなのですが、牛もいくらかは涼しいと見えて、その風の当たるところに集まって寝ないのか、寝るためのベッドがきれいになっています。乳量や病気にも影響が出ており、生産調整を強いられている酪農家にもつらい日々が続きます。早く涼しくならないかな~!

痛ましい事故

20日早朝中標津町の国道で死亡事故があったと報道されていました。運転者は、直前まで気がつかなかったと警察の事情聴取に答えていると言うことですが、前方不注意であったことは間違いないでしょう。原因は兎も角こうした死亡事故は被害者も加害者もどちらも不幸のどん底に落とすもので、ましてこの日の被害者のように大学生となるとご両親のみならず家族の嘆きはひとかたならぬものと思われます。この様な不幸な事故を防ぐために、一層自動車の安全装置の改良が進むことが大事と思います。