恒例となっている新内閣で沖縄北方担当となった大臣の現地入りが行われた。今回は地元だった伊東大臣から、高市総理に近い若手の黄川田仁志氏になった。新大臣は担当の副大臣も務めたことがあり、適任とも思われていたが、最初の視察先の納沙布岬で「外国に最も近いところ」と発言し、問題となっている。勿論、黄川田大臣は先に書いたように副大臣を務め、またビザ無し訪問で択捉島を訪れた事もあるので、北方領土が外国のロシア領だなどと思っているはずはないのだが、道や隣接市町などからの要望を聞く会合での発言でも、北方領土と比較しながら、宗谷岬から見る樺太や、対馬から見る韓国、与論島から見る台湾等との距離の比較をする発言をしており少し心配していたが、既にその前の納沙布岬で外国発言をして報道記者に指摘されていたとは。大臣の言葉の重みを大事にしなければならない。