世界の注目を浴びながら、ウクライナのゼレンスキー大統領とアメリカのトランプ大統領の会談が公開で行われたが、40分を過ぎた頃から両大統領（と言うより副大統領がしゃしゃり出て）両者の激しい言い合いで決裂したと報じられています。報道を見る限りアメリカはとにかく戦闘を止めるべきで、どちらが悪いとか侵略したとかは棚上げにし、今ロシアが支配しているところをウクライナが取り戻すことは現実的では無いのでその現実を認めるべきという立場。一方ウクライナは当然のことながら、力の強い国の一方的な侵略行為の結果を是認しては自国の安全保障は成り立たないので、その保証が無い限り停戦することは出来ないと主張しています。トランプ大統領のアメリカ第一主義がこれからの世界を混乱に落としていく事を予感させる会談です。