雨後の竹の子

16日の解散という雨が降ったあと、にょきにょきと雨後の竹の子のごとくに新党が出来それがまた合体して別のものになってと言うことが繰り返されています。
一体今新党がどれ程あるのかさえ解らなくなっています。
自由主義の国ですから、それぞれが自由な発想でものを言い、グループを作るのを非難はしませんが、一国の政治を担うと言うことは、どこか部分的なことだけで徒党を組んでも実現できるものではないと思います。
それは分解した民主党を見ても解ると思います。
新聞や、週刊誌は盛んに第3極ともてはやし、いかにも改革を成し遂げて新しい時代が来るとでも言うように扱っていますが、三年前だまされたことにまだ気付いていないのでしょうか。
私は国民はそれ程馬鹿ではないと思っています。
今求めているのは、安定政権の下でしっかり将来を含めた議論と、納得のいく説明、そして強い外交では無いのでしょうか。
今選挙に当たって、勝つと予想されている自民党には、「政治に対する信頼を取り戻すこと」という使命も課せられているのではないでしょうか。


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